石の世界・3 (No.4)
カメラを構えて石に接近していくと、思わぬ世界が見えてくる……。
石の世界の右も左もわからなかったKUROが、カメラを片手に乗り込んだ
石の世界の写真記録。どうぞご覧下さい。
蠢く 2 石の体温すら感じるような……、うごめき、形を変えていくような。 |
蠢く 3 赤という色は、命を連想させる。あらゆる生き物よりも古い、地球の命。 |
ときめき レピドライト。光に透けた繊細な色、喜びの色、はにかみの色。 |
沈思 静かに熱い……自分たちが暮らす足下に、蠢くマグマがあるのだと思い出させてくれるような赤。 |
光を綴じる 未研磨のルチルクォーツ。金色のルチルが透明な水晶を金に染める。まるで光を閉じこめているよう。 |
前衛芸術 エレスチャルのアップ。この色、そして構図。まさしく抽象絵画。とても石には見えない。 |
黒き大地 モリオンの断面。黒々と年輪を刻む石は、輝くことを拒んで沈黙を守る。 |
黒き大地 2 モリオン表面。重く、黒く、固い。ここには石のイメージがある。だが、それは水晶のイメージを裏切るアンビバレンツ。 |
朝露 グリーンファントムの先端部分。重なり合うファントムが柔らかく光を通す。固い石が朝日に消える露のようにはかなく見える一瞬。 |
歓喜 ウラル・シトリン。このたとえようのない緑は、極北の地の春の色。厳しい自然の恵みに酔う歓喜の色。 |
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