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KURO'S 知恵ノートアーカイブ-29
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パワーストーン ○○しても大丈夫?

パワーストーンについて「○○しても大丈夫でしょうか?」という質問が多くあります。

内容は「ブレスレットが切れてしまったけど、直しても大丈夫?」「何年もしまいっぱなしだったブレスレットをつけても大丈夫?」「こんな石とあんな石を組み合わせても大丈夫?」「作り直しても大丈夫?」……など、いろいろです。

そこでひとつご提案

不安なのはわかるけれど、
自分の「大丈夫?」をちょっと情報整理してみませんか?
意外に方向性が見えてきます。

まずは……


●パワーストーンとしての大丈夫? 石(鉱物)としての大丈夫?

これ、ひそかに重要です。

「何年もしまったままだったブレスレットをつけても大丈夫でしょうか」という質問がありました。

「何年もしまいっぱなしだったので、効果がなくなっていたりしないでしょうか?」とか「浄化してから使うとか、何か手立てをしないと悪いことがおこるでしょうか?」というのは「パワーストーンとしての大丈夫?」

「放置していたから(何年もたっているから)、石が脆くなっていたりしないでしょうか?」というのは「石(鉱物)としての大丈夫?」

どちらの「大丈夫?」かによって、回答はずいぶん違っていきます。

パワーストーンとしてか、石(鉱物)としてか、判断できない、どっちも心配という場合もあると思うので、いったい自分はどういうことを心配しているのか、「大丈夫?」だけじゃなくて、もうちょっと詳しく説明すると、求める回答が得やすくなります。


●パワーストーンとしての「大丈夫?」は、持ち主さんの気持が第一

効果やパワーがなくなったりしない? 悪いことがおこったりしない? ……そういう関係の「大丈夫?」について、実は正解はありません。(きっぱり!)

基本は「心配ならばやめておく」。

そもそも、石の効果というのは、持ち主さんが石と出来事を結び付けて考えた結果です。
いいことを結び付けて「これって石のおかげ?」と思えば、それが石の効果となり、石はいいことをもたらすラッキーアイテムということになります。
逆に悪いことや心配事を結び付けて「これって石のせい?」と思えば、その人にとっては石はアンラッキーなものになります。

「大丈夫?」は心配に結びついているので、「大丈夫?」と思っていると、ついつい「これって石のせい?」と石を原因にしてしまいがち。
すると悪いことの原因が自分の傍に(石という形で)あり続けることになってしまい、「また悪いことがあるんじゃないか」と心配を引きずることになります。
その原因(石)を処分するにも「どうすればいいか」、処分した後に何かあれば「処分の仕方が悪かったからじゃないか」「だからまた悪いことが……」になりかねません。

私の場合は、「いいことは石のおかげ、悪いことは偶然」と考えて、トラブルは最初っから石のせいではありえないので、不安になったり心配を引きずることもありません。
なので、私は「大丈夫?」と聞かれたら、胸を張って「大丈夫!」と言います。
石は、石だけで何かをしたりでいないし、悪いことを引き起こしたりしない。
これまで10年以上石好きをやってきた経験で、断言します。

だけど、「大丈夫?」は気持ちの問題なので、いくら私が「心配ない!」といっても、心のどこかで「大丈夫?」と思っていたのでは、どこかで「これって石のせい?」と、石を「悪いもの」にしてしまう可能性があります。

だから「心配だったらやめておく」

心配だけど、この石を持ちたい! という気持ちが強いのなら、大丈夫な理由を自分でどんどん見つけましょう。
気持の問題なので、変えるのは自分自身しかありません。



よく、

「石を持ってこんな(悪い)ことあった人いますか?」
という質問がありますが、失礼ながら
意味ないです。
石を持ってこんなことがあったというのは、
持ち主さんがその出来事を石のせいにした、というだけのこと。

悪いことを石のせいにした人は「私もこんなことがありました!」と回答する可能性が高いですが、関係ないと思う人は出来事と石とは無関係なので、「なかった」と回答する気持ちさえないでしょう。

結果、回答はたいてい「私もこんなことが」になりがちなので、「やっぱりこの石を持つと良くないことが」という
「悪い理由」だけを選んでいることになります。
「やっぱり他の人もこんなことがあるんだ!」と安心しても、
問題の解決にはならないです。

「こんなことあった人いますか」という質問では、同じ石を持った人全体でどれくらいの割合で悪いことがおこったのかを知ることはできません。
たぶん「私もこんなことが」という人の
何倍、何十倍もの人が「別に何も」でしょう。


●鉱物としての「大丈夫?」 違いは信じてなくてもおこりえること。

心配事以外でもそうなんですが、パワーストーンは鉱物という「もの」でもあるので、イメージ重視のパワーストーン的内容と、物理的な鉱物的内容を分けて考えた方がいい場合が多くあります。

……と言われても、どういうことが鉱物的内容なのか分からない。と、思うかもしれません。

一番大きな違いは、「信じていてもいなくても同じことがおこるかどうか」

先ほど「石の効果は持ち主さんが石と出来事を結び付けた結果」と書きました。
たとえば「石は浄化しないと」と考えている人は、浄化してなくて何かあると「浄化してなかったから」と考えます。
でも「石に浄化は必要ない」という人や、そもそも「石ころにパワーなんて」という人は、浄化しなかったからとは考えないので、「浄化しないとこんなことになる」ということがあり得ません。

このように考え方によって「こうすると(しないと)こうなる」という結果が違ってきます。
こういう違いがあるのがパワーストーン。


一方、インカローズ(ロードクロサイト)を身に着けていたら艶消しになってしまった。というのは、それを「邪気を吸ったせい」とか考えるのはパワーストーンですが、艶消しになったということそのものは、インカローズが真珠に似た成分で、汗に弱くて表面が微妙に溶けてすりガラス状になってしまったという仕組みがあります
クラッククオーツを身に着けていたらクラックが消えてしまったというのも、水分などが死にこんでひびの隙間を埋めてしまったという仕組みです(ひびがくっついたわけではありません)。

こういう仕組みがあることは、「石ころにパワーなんて」という人が身に着けても、だいたい同じ結果になります(着ける頻度や状況で差は出ます)

おこったことには理由があるし、色が変わった艶消しになったというのは信じているいないにかかわらず、パワーストーンの浄化などでは元に戻せません。
石の、鉱物そしての性質を知って、「嫌だったら予防する」、「そうなってしまったら仕方がない」ということになります。
石に失礼なことをしたからではなくて、石の性質にかかわることなので、「悪いことがおこるんじゃ?」というのは見当違いです。


できれば、自分の石が悪ことを引き起こすような危険物ではないかと疑いたくはないですよね?
何でもかんでも心配、悪いことがおこるんじゃ? と、不安に陥るのではなくて、ちょっと冷静になって、イメージ重視のパワーストーン的なことなのか、仕組みがあって信じていてもいなくてもおこる石の性質ゆえの問題なのか、大雑把でいいので情報整理することをお勧めします。


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