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水晶神様(人物)辞典

クリスタル用語や、カービング(彫刻)で用いられる神様または人物について調べてみました。

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イシス(Isis) 
エジプト神話に登場する女神で、オシリス神の妹であり妻、ホルス神の母。
セト神に殺されたオシリスの復活に奔走した。
エジプト名は「アセト」
魔術の神。神の母。聖母マリアのモデルとされる。
オシリス オシリスは、エジプト神話に登場する冥界の主神でにして豊饒と再生の神。
エジプト名は「ウシル」と言うらしい。

最初にミイラになったのはこの神。
ガネーシャ ヒンドゥー教の神。サンスクリット語で「群衆(ガナ)の主(イーシャ)」の意味。
シヴァ神の妻、パルバティーがつくったが、それを知らないシヴァ神に首をはねられてしまう。あとで息子であると知ったシヴァ神が頭を探したが見つからず、代わりに通りかかった象の頭をくっつけたのだとか……ちょっとかわいそう。
片方の牙が折れた象の頭に、四本腕で太鼓腹の人間の体で表される。
観音
クワン・イン
正式には観音菩薩(観世音菩薩)。
菩薩とは、『悟りを求める者』の意味で、本来は悟りを開く前の釈迦、釈迦の前世の時代の姿を指していたものが、のちには、如来になることが予定された者をはじめ、悟りを求めて修行に励むもの全てを総称するようになった……つまり、如来予備軍
釈迦の王子時代の姿を模しているので、神は長く結い上げ、たいていはアクセサリ類をつけた華やかな姿であらわされる。

私見ながら、わざわざ「クワン・イン」と書かなくてもいいんじゃないかと思う……。

追記:海外では、観音にマリア像を重ねているらしい。
……しかし、仏教の影響下である日本人は、どうしたって「観音様」としか見れないのではないかと思うが……。

観音像は、女性的な雰囲気を持つものが多いため、女性のイメージで見られたり、マリア像や女神と重ねられたりする。
それはそれでよいとして、水晶で、「ターラ・クォーツ」と呼ばれるものがある。ターラとは、インドの女神の名、チベット仏教に取り入れてターラ菩薩として崇拝されている。
さて、このターラ菩薩は、一説によると観音の妻であるという。
よけいなお世話かもしれないが、、観音に女性のイメージを重ねるのと、ターラ・クォーツのパワー云々というのとは一緒にしない方がいいのではないだろうか。


言うまでもなく観音様は「仏様」です。
しかし、アメリカなどでは「クワン・イン」などと呼ばれ、女神のイメージで見られています。それはわかりますが……日本に於いて「クワン・インは愛と慈悲の神様です」などと説明していていいものでしょうか。



楽しみ方は人それぞれと言いながらちょっと。
たとえば天珠で「有名な(チベットの)寺で開眼式をしてもらったもの」といいつつ、「セージで浄化してマリア様の祭壇で保管しています」。

寺院は仏教です。セージの浄化はもとをたどればネイティブ・アメリカンの儀式です。マリア様は……キリスト教徒言うことになります。
……一緒くたにしてもいいもの何か、私はちょっと疑問です。
如来 如来は、『真理より来た者』『真実に赴いた者』『真理に到達した者』の意味
本来は仏教の創始者釈迦のことだったが、釈迦以前に悟りを開いた者が存在したという考えが広まり、仏の数が増えて、「○○如来」のように如来は仏の尊称としても用いられるようになった。

すでに悟りを開いておられるので、布を巻き付けだけのような簡素な姿。髪型は螺髪。
ブッダ
仏陀

サンスクリット語で「目覚めた人」「悟った者」などの意味。一般的には仏教の創始者・釈迦のことを指すが、インドなどでは釈迦独りが仏陀と規定されているわけではなく、釈迦と同じ意識のレベルに達した者や存在をブッダと呼ぶらしい。
こちらも如来と同じく簡素な姿。

布袋
七福神の中の一人(一柱?)で、正式には布袋尊
なんと実在した人物で、中国の唐の時代末期の禅僧。(名「契此」(かいし) 号は「長汀子」(ちょうていし)と言うらしい)
小柄で袋を背負い、太鼓腹を出した姿で市中を歩き、吉凶や天気を占ったとされている。
弥勒菩薩の化身と言われて尊ばれた。
頭はつるつるで簡素な姿だが、如来ではない。仏陀とするのも間違い。強いて言うなら菩薩……?
海外などではよく仏陀と混同されている。
マーリン またはマーリン・アンブロジウス(Merlin Ambrosius, Myrddin Emrys) 。
ヨーロッパ中世の伝説上のブリテン島の魔法使い。
アーサー王を王座へと導いた人物として知られる。

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