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いったいこの石、何の石?

ヒーリングの分野では、聞いたこともないような名前の石が登場します。
単に「知らなかった鉱物」の場合もありますが、鉱物名とは別につけられた名前であることも多々。
いったい、それがどんな石なのやら、頭が混乱するので、まとめてみました。
※標準的な鉱物名やトレード・ネームでも有名なものは省いてあります。検索してみてください。

このコーナーは、KURO@監理人の私的メモ。参考になれば幸いです。
鉱物名を知っておくと、鉱物系ショップで、格安でゲットできる可能性も大です(笑)。

お探し名称がない場合、他コーナーに収録されている可能性があります。
「総合索引」で探してみてください。
また、新たな名称(商品名)である可能性もありますので、
未収録の名称、間違いやリンク切れ、その他情報がありましたら、
掲示板ブログのメールフォームWEB拍手のメッセージ欄よりご一報お願いします。
(未収録の名称の場合は、それが紹介されているサイト情報もあると助かります)

▼長い表なので、調べたい石の頭文字をクリック!

ページが巨大になったので分割しました。見つけにくい場合は総合索引をご利用ください。

水晶については、「ニューフェイス水晶!?」に掲載しています。

Turquonite
ターコナイト
ハウライトを青く染めた、ハウライト・ターコイズ(ハウライト・トルコ)のことらしい。
こんなものにまで名前があるのかとちょっとビックリ。
ターコイズ(Turquoise)と綴りが似ているので、間違えないように注意。
ダイアナイト
Dianite
シベリアのサハ共和国で産出するネフライト。
シベリアン・ブルー・ジェイドとも呼ばれる。
アンフィボールや石英、透閃石がまざったものであるらしい。


→右の写真は、色が緑がかっている。本当は、もっと冴えた青~藍色。
ダイナソー・ボーン
Dinosaur Bone

Petrified Dinosaur Bone

Fossilized Dinosaur Bone
読んで字の如く、恐竜の骨の化石。瑪瑙化(珪化)した恐竜の骨とされることもある。磨くと結構面白い模様の石。
ダムセムライト

ワインレッドのフローライトのタンブル。
買って実物を見てみました。
大きい写真はこちら
私が見たのは、リンク先の写真のような石だが、違う色味のものがあるという説もあり。
フローライトにダムセムライトという別名があるとは寡聞にして聞いたことがなく、綴りも不明。よって海外でも同じように呼ばれているのかも不明。

引き続き情報募集中!
ダルメシアン・ジャスパー

ダルメシアン・ストーン
ジャスパーとして扱われているが、実は花崗岩の一種。

普通の花崗岩よりも組成が単純で均一なもので、「アプライト」と呼ばれる種類の石である。黒い斑点部分は角閃石であるらしい。

↑この説に対する疑問もあるらしい。
タンジェリン・カルサイト

ファイアー・カルサイト

オーキッド・カルサイト

オレンジ・カルサイト

普通は、右の写真の「みかん色」の半透明カルサイトが「オレンジカルサイト」と呼ばれていた。

ところが数年前から右写真のような「オレンジ色」のカルサイトが出回るようになった。
こちらは、白濁した部分があったりと色むらも多く、透明度も低い。

これも同じ「オレンジカルサイト」というのはちょっと抵抗があるなあ……と思っていたら、「タンジェリン・カルサイト」「ファイアー・カルサイト」という名前を見かけた。無制限に名前を増やすのはどうかと思うが、この場合は明らかに違うので、違う名前で区別するのに賛成。

タンジェリン・カルサイトはブラジル、ロシアで見かける。不思議なことの両方ともブルー・アパタイトと共生することがある。


チャイニーズ・ライティングス・トーン

Chinese Writing Stone

チャイニーズ・ライティング・ロック

Chinese Writing Rock
黒地または濃緑色の地に白い棒状のものが縦横無尽に散らばっているように見える石。
模様の様子が、欧米の人から見て「中国の文字のよう」にみえたことから「チャイニーズ・ライティング・ストーン」の名前がついたようす。

黒い部分は石灰岩質粘土岩、白い部分はアンダリュサイト(紅柱石)らしい。(長石説もある)
斑岩の一種ということになるらしい。
湖南省の揚子江流域とカリフォルニアのシエラネバダ山脈、オーバーン(Auburn)でも採れるとのこと。

オパールの一種と言っているところもあったが、さすがにそれは違うでしょう。(ただし、オパールの遊色モザイク状態で「チャイニーズ・ライティング」という言い方がある)

くわしくはこちら(海外サイト)

ぱっと見スノーフレークオブシディアンに見えるが、白い部分が四角いこと、四角い結晶と結晶の境目にも黒い部分が細くはっきり入り込んでいるようすで見分けられると思う。
チャクラ・ストーン チャクラはサンスクリット語で<車輪>のこと。
ヒンドゥー教のヨーガでは、人間には背骨に沿って縦に並んだ7つのエネルギーのメインセンターがあり(8つまたは10、それ以上という説あり)、そこからプラーナという宇宙エネルギーを取り入れているとされている。

各チャクラは虹の七色や、オクターブの音、さまざまな臓器に対応すると言われており、チャクラ・ストーンという場合は、普通、チャクラの色に沿った石のことを指し、チャクラの働きや対応する体の各部分に影響を及ぼすということになっている。

主なチャクラとその対応石はこちら
チャタカライト.
Chatkalite
またはKatanganite
銅、ターコイズ、クリソコラ(珪孔雀石)、アズライト(藍銅鉱)、キュープライト(赤銅鉱)、シャッタカイト等々、銅鉱物の混合石。
アフリカ・コンゴ産(Shaba Crescent地域)

ドラゴンブラッドシリカと同じかも?
  チョコレート・ギャラクシー・ストーン
Chocolate Galaxy Stones
チョコレート色とバニラ色の石で、オビキュラー構造(球状構造)を持つため、「目」のような模様が見える石。
ネビュラ・ストーンを探していて見つけたとのことなので、おそらくメキシコ産。
詳細不明
詳しくはこちら(海外サイト)

ツリテラ・アゲート
Turritella Agate
ツリテラと呼ばれる巻き貝が固まった化石が瑪瑙化したもの。または、ツリテラと呼ばれているが、実際は別の貝が化石化したものという説もあるらしい。

ティファニー・ストーン
Tiffany Stone


オパライズド・フローライト
Opalzed Fluorite

アイスクリーム・オパライト

Icecream Opalite

オパール・フローライト
Opal Fluorite

Bertrandite
Purple Opal
アメリカ・ユタ州トーマス山脈周辺で産出する、カルセドニー、フローライト、オパール、ロードナイトなどが混ざった石。

宝石ブランドとして有名な「ティファニー」ではなく、ティファニー一族ながら画家になったルイス・カムフォート・ティファニーの名前にちなむと言われている。

オパライズド・フローライトの名前でも流通している。
アイスクリーム・オパライトというかわいい名前もあるらしい。
  テラヘルツ鉱石
見た目、ヘマタイトっぽいメタリックグレーの石。
曰く、人工鉱石で、光と電波の中間の周波数であるテラヘルツ帯の振動特性をもっており、身に着けると血流や細 胞が活性化し、健康維持に役立つ……とか。

ビーズでブレスレット以外にも岩盤浴だとか、これを練りこんだ繊維製品などがある様子。
 これは、ポリシリコンの商品名(流通名?)とのこと。ポリシリコンとは高純度の多結晶シリコンのこと。

……で、このテラヘルツというのは「単位」である。
テラヘルツ波とは
、「電磁波の一分類である。周波数1THz(波長300µm)前後の電磁波を指す。範囲についての明確な定義はないwikipediaそうである。
このテラヘルツ波、
「テラヘルツ波」は広い意味では赤外線の一種ですが、図1に示すように電波と光の中間に位置しています。発生するのも受信するのも難しかったので、これまであまり利用されていなかった電磁波です。(大阪大学レーザーエネルギー学研究センター/「テラヘルツ波発生」よりということで、発生させるにはかなり高価な装置を使わなくてはならないそうで、そんなものが石から常に発せられているというのは考えられない。

テラヘルツ波を発するエネルギーがどこからきているというのか。

テラヘルツ鉱石に氷を乗せたら、あっという間に溶けた!……などというのもあるが、これは単に熱伝導率の関係で、たとえば、氷のうえに水晶玉をのせると、ガラス玉をのせた時とは比べ物にならないくらい氷がはやく溶けてへこむ。(実験しました)これを水晶の板の上に小さな氷を乗せたなら、氷がすぐに解けるだろう。


「人間も60兆個の細胞が揺れ動く周波数がある。この周波数がテラヘルツ波であると発見したのが名古屋大学の川瀬教授です。」などと言う説明も見かけたが、川瀬教授の研究を追っていくと、そんなことはおっしゃっていないし、名古屋大学エコトピア科学研究所 融合プロジェクト研究部門 川瀬研究室のページには、「テラヘルツ鉱石などの健康グッズに関する注意喚起」が掲載されているので、ぜひ一読をお勧めする。

なかには、
気功師の出す振動もテラヘルツ波と同じであることもわかった」という説明も見かけましたが、クリスタルチューナーについて調べた時には、気功で出るエネルギーが約8ヘルツで、それが地球の基本振動と同じ……と言う話もありました。
気功なんて、そんなものの周波数をどうやって測るというのでしょう。しかも一方は8ヘルツ、他方では1テラヘルツでは比べるのもおかしいほどに違いすぎ。
この手の話のいい加減さが分かります。
※ここで地球の基本振動と言っているのは、整数倍すると波長が地球一周分と一致するシューマン共振のことらしい。そういう極極超長波があるといだけで、それが地球の基本振動だと言っているのは、イメージ上の話。
  テラルミナイト
Terraluminite
 
ヘブン&アース社、ロバート・シモンズ氏のプロデュース石。
名前は「地球の光」を意図した造語。

アメリカ、バーモンド州産の……白石英、ピンク色の長石と黒雲母の混合らしい。つまり赤い花崗岩。
海外サイトでも「赤御影じゃないか!」といわれていた。

(参考サイト:海外
 

  ドクター・リーゼガング
Dr Liesgang
ネバダ州Nye County産のレンガ色とベージュの縞模様を描く流紋岩。
リーゼガング現象の発見者であるドイツ人科学者名前が付けられた。
……同じリーゼガング現象を示すゼブラ・ストーンに似た感じ。
参考サイト(海外) 参考サイト2(海外)
ドラゴン・アイ
タイガーアイに似た表情を持つ、緑の石。
グリーン・オパールだとされているが、サーペンティンにも似たものがある。

ブログにて、グリーンオパールにセレナイトが染みこんだものだという情報をいただきました。(ありがとうございます!)


「ドラゴン・アイ」は天然石のチェーンショップ、○トーンマーケットの登録商標という話も……。
Dragon Egg
ドラゴン・エッグ
川流れ水晶(リバー・クォーツ)のこと。一部を研磨し、内部が見えるようにしているものも多い。

オパライズ・ガラス(フッ素やアルミナを混ぜて濁らせ、オパールのような乳白色の感じと、ムーンストーンににた青い光が現れるようにしたガラス)のエッグの表面をマットに仕上げたものも「ドラゴン・エッグ」の名前で売られていることがある。
ドラゴン・クォーツ (1)ドラゴン(龍)の形に彫刻した水晶のこと。ほとんどが東洋の龍である。
(2)ビーズで、  緑に斑点状に茶色が混じった石。
  鑑別の結果によるネーミングらしいが、何が理由でドラゴンなのか不明。
  「クォーツ」とあるが、見た感じではジャスパーのような感じ。

※追加情報 海外サイトにて、「ドラゴン・ストーン」と呼ばれている石を発見。見た目は「ドラゴン・クォーツ」にそっくり。
オーストラリア産でプレーズ(濃い緑のカルセドニー)のバリエーションだそうである。
こちら(海外サイト)
ドラゴンジュエル
Dragon Jewels
アンダラ再登場!? といいたい感じの色とりどりのガラスのかけら。
アンダラは透明、緑青系が多くて後から暖色系が増えてきた印象だったが、ドラゴンジュエルは初めから寒色暖色いろいろそろっているようす。

海外サイトの説明をざっと読んでみたが、産地の説明はみあたらないみたい。

天然石とか天然ガラスとも言ってないし、ジェムストーンとも言ってない。
いろんな麗々しい説明がくっついているが、そこはまあ……演出ということで。

海外サイト1 海外サイト2
ドラゴン・ストーン セプタリア
ドラゴン・ブラッド シンナバー(辰砂)のことシンナバーについてはこちらのレポートもどうぞ
ドラゴンブラッド・ジャスパー
緑の時に赤い色が渦巻き状、あるいは脈状に混じったジャスパー。オーストラリア産らしい。(右写真上)
上の「ドラゴン・クォーツ」で紹介しているドラゴン・ストーンと同じものらしい。

参考サイト(海外)※ただし、赤い色合いが見えない。普通はもっと緑。

右写真上の明るい緑のものに加えて、下写真のくすんだ緑に赤が混じったタイプもドラゴンブラッドジャスパーとして売られている。
それと区別するためか、上写真のものがグリーンドラゴンジャスパーなどと呼ばれだした。
ややこしすぎ。
ドラゴンブラッドシリカ. クリソコラ、マラカイト、アズライトにキュープライトが入ったもの。

キュープライトが赤くきれいに発色し、かつ残りの色もきれいな物が少ないため、レインボーカルシリカはその代替品として作られたという説がある

たぶん、ソノラ・サンライズと呼ばれてるのと同じものだと思う。
チャタカライトと同じかも?
トリプライト
Triplite

ゴールデンインカローズ



※トリプライトはインカローズとは全く別の石

鉄黄安華(トリフィライト)と勘違いした説明が多いので注意
最近(2007年1月現在)、ビーズとして見かけるようになった、オレンジピンクにパイライトのような鉱物が混じった石。
ちょっと混乱した説明があるようなので一応メモ。

トリプライトは、和名をトリプル石といい、三方向に劈開があることから「トリプル」の名前があるらしい。
ペグマタイトに産出する、燐酸マンガンを主成分とする鉱物。この鉱物が二次的に変化してさまざまなマンガン燐酸塩鉱物を生む。
トリプライトと言うからにはこの鉱物のはずなのだが、混乱する説明があるのが困る。

混乱する説明その1:「ブラジル産のインカローズをトリプライトと呼ぶ」
ロードクロサイト(インカローズ):MnCo
3
トリプライト:(Mn,Fe)
2(PO4)F
……という組成なので、ロードクロサイトとトリプライトは全く別の鉱物
トリプライトが二次的に変化した鉱物にロードクロサイトがあるのかと、燐酸塩鉱物を調べてみたが、ロードクロサイトは含まれていないようす。

混乱する説明その2:「別名、ゴールデンインカローズ」
色合いがインカローズ(ロードクロサイト)に似ており、パイライトが内包されていることからつけられた商品名であると思われる。
インカローズ(ロードクロサイト)のピンクに対して、トリプライトはオレンジ~褐色なので、「金色がかったピンク色」というイメージもあるのかもしれない。
「その1」で述べたように、トリプライトはインカローズとは全く別の鉱物なので、こういう名前の付け方は、混乱の元。特にビーズで用いられる名前。

混乱する説明その2:「マンガン鉄を多く含む鉄黄安華」
鉄黄安華は 綴りがTripuhyite(トリフィライト)なので、Tripliteと勘違いしているのではないかと思われる。
組成も、Fe
2+SbO4(Fe3+ (Sb5+,Sn,W6+,Ti4+)O4など、いくつかの説あり) で、トリプライトとはまったく違う。見かけも似ても似つかないようす。
しかし、漢字の鉱物名が引っ張り出されていて、それらしく見えるため、あちこちでこの説明が用いられているのが気になる。
トリプライトは鉄黄安華とは違う鉱物です。

この石と見た目そっくりの石が「ワグネライト」の名前で売られている例あり。
トリプライトで正解なのか、実はワグネライトなのか。この点については要確認。
トレジャー瑪瑙
ジオードのアゲートを半分割りにしたもののこと。
風水系のネーミング。


どうでもいいことかも知れませんが……トレジャー(英語)+瑪瑙(日本語、しかも漢字)って、名前としてバランスが悪いと思うんですが。
どうしてトレジャー、どうして英語+漢字。いろいろ謎なお名前……。

ナサ・オブシディアン ちょっとラブラドライトに似たような不思議な輝きの石。
スペースシャトル発射の際の高熱で発射台付近の地面が溶けてできたのだというが……?
詳細不明・情報募集中!
  ナルサースカイト
(ナルサースク石、ナルサルスク石、ナルサルスキー石)
Narsarsukite
名前は、原産地のグリーンランドのナルサースクにちなむが、カナダなどでも産出する様子。

Na2(Ti,Fe,Zr)Si4(O,F)11 正方晶系 硬度7 比重2.7
参考サイト(海外)

ニュー・キャッツアイ


キャッツ・アイ効果を示す赤や黄色の鮮やかな丸玉やビーズが売られているが、これは、鉱物ではなく人工もの。石英ガラスの繊維を束ねて圧縮し、着色してある。

そもそもキャッツ・アイというのは石の名前ではなく、カボションなどに磨いた際、猫の目のように一本の光の筋が現れる効果のこと。(シャトヤンシーとも呼ばれる)
宝石として有名なのがキャッツ・アイ効果を示すクリソベリルで、宝石でキャッツ・アイと言えばクリソベリルのものを指す。


写真はゴールデンタイプ。他にも各色ある。もっと鮮やかな色が多い。
肉眼では白い筋(キャッツ・アイのライン)がもっとはっきり見える。

ヌーマイト
Nuummite

ヌーンミットとも呼ばれる。1982年にグリーンランドのヌーク地方で発見された約30億年前のものとされる古い岩石。

斜方角閃石グループに属する直閃石(アンソフィライト・Anthophyllite)とゼードル閃石(Gedrite)という二つの鉱物がラメラと呼ばれる薄い層状になっていて、ラブラドライトに似た虹色の光を生み出す。
石英、またはマグネシウムやシリカ、鉄がふくまれているとも言われる。

大きい写真はこちら

これは、ヌーマイト?

ビーズでも「ヌーマイト」を見かけるが、これも結構謎。
「グリーンランド産」と明記されたものは上の写真と同じ感じなので、なるほどヌーマイトだが、産地名のないものは、見た目同じものが「アストロフィライト」「ブルー角閃石」「オリエンタル・ブラック」などの名前で売られているのを見たことがある。
また、同じヌーマイトの名前で売られていても、質感が明らかに違うものがあったりする。最近は、その質感違いの方に良く似たものが「バイオタイト」の名前で売られていた。
ヌーマイトは、いろいろな鉱物が混ざった「岩石」なので、部分部分で組成が違ったり、産地によって異なる場合もあるだろうが、実は違う岩も混ざっていたりするかもしれない。


ビーズで見かける「ヌーマイト」は、アルベゾン閃石かも。
詳しくはこちら 参考サイト(海外)はこちら

アンソフィライト説もあり

ネビュラ・ストーン
Nebura Stone
石英、アノーソクレース(長石)、リーベック閃石、エジリンの4つの鉱物からなる岩石。リーベック閃石とエジリンが丸い模様の元になっているらしい。

ネフライトであるという説もあり。スミソニアン研究所などの見解はこちら

メキシコ産。大きい写真はこちら

参考サイト(海外)

マダガスカル産のカンババ・ジャスパーと似ているが、流通量はネビュラ・ストーンの方が少ないようす。カンババがネビュラとして売られていることがあるので注意。

ノバキュライト
Novaculite

アーカンソー・ストーン
Arcansas Stone


アーカンソー・オイルストーン
Novaculiteはチャートが再結晶した岩で、ほぼ純粋な石英の微結晶からなる。名前は「カミソリ石」を意味するラ テン語の「novacula」に由来する。約3億5000万年前に形成されたと言われ、すぐれた砥石として使用されるらしい。
微結晶からなるために細かなすきまがたくさんあり、刃物を研ぐ際のオイルが染みこみやすい。そのことからアーカンソー・オイルストーンの名前もあるようす。

アーカンソー(アーカンサス)砥石

Purple Sage Agate
パープルセージ・アゲート
プルーム・アゲート(何かが噴出したような樹枝状の模様になっているアゲート)の一種らしい。
紫っぽい色合い。
バイア・ブルーオブシディアン
Bahia Blue Obsidian
ブラジル、バイア州産の天然ガラスだと説明されている透明青緑色の石。
Bahia Blue Obsidianで検索しても、今のところ1カ所しかヒットしない。海外サイト

この手の透明な色ガラスには、天然説、人工説が常につきまとう。
お隣ミナスジェライス州の「Vidro na Terra」の例もあるので、天然と説明されているからと言って鵜呑みにするのは危険かも。

オブシディアンの方からたどっていくと、これほど鮮やかな色合いのものはヒットしてこない。
普通、黒~透明のオブシディアンの中で、特異な色があれば、他の分野からの言及があっても良さそうなものだと思うのだが……。
とりあえず保留。
情報募集中!
バイキング・ボール
Viking Ball
「デンマーク・モンスクリントの石灰岩の崖で採れたもの」で「約6500万年前の白亜紀に形成されたシリカを含む(珪質の)”藻類の化石”」「レアストーン」「ボルテックスと呼ばれるパワースポットで採れる」……などと説明されている。

見かけは灰色の、ごく普通の丸っこい石。

……で、ここでちょっと情報整理を。
まずは、「石灰岩の丘」「白亜紀」「シリカを含む藻類の化石」について。
海外サイトを当たると「石灰岩」に当たる部分は「チョーク(chalk)」と表記されている。これは、あの、黒板で用いるチョークのこと。
元をたどればイギリスのドーバー海岸やフランスノルマンディー地方の海岸に見られる真っ白な崖を作っているのがチョーク……海底にたまった石灰の泥や石灰質のプランクトンの殻からなる岩で「白亜」とも呼ばれます。これらは世界各地に見られ、この岩が見られる地質年代を「白亜紀」といいます。
(黒板に用いるチョークは、もともとこの岩・白亜で作られていましたが、今は卵の殻など別のもので作られています)
つまり白亜紀にはこういうプランクトンのからからなる岩がたくさんできた時代で、それがデンマークにあってもおかしくない。

このチョークを作るプランクトンには、珪酸を含む殻を持った者も多く、その死骸が集まったものならばシリカを含むのは珍しくもない。藻類の化石というのも当たり前。
では、いったいなんなのか。


ここで思い出すのがメニライト。あの白くてグニャグニャした、一見そうは見えない「オパール」。
あれは、珪酸を含む珪藻が集まった珪藻土が溶けてコロイドとなり脱水してオパール質の珪乳石となった……ということなので、このバイキングボールも実はメニライトの一種かそれに似たものではないだろうか。(想像)
ハイパーシーン
(ハイパースシーン)

Hypersthene

エンスタタイト(頑火輝石)の仲間で、和名は紫蘇輝石。
※1988年、国際鉱物学連合(IMA)により、輝石の分類と命名が整理され
、ハイパーシーン(紫蘇輝石)は、正式な鉱物名として用いられなくなった。現在では頑火輝石(エンスタタイト)もしくは鉄珪輝石(フェロシライト)
エンスタタイト・キャッツアイと呼ばれることもあるがエンスタタイトはもっと大きいくくりだし、ハイパーシーンの輝きはキャッツアイではないので、あまり正しくない。「……と呼ばれることもある」程度の別名と考えた方が良いと思う。

ベルベッド・ラブラドライトと呼ばれている場合もあるが、ラブラドライトとは別の鉱物なので、この呼び方は間違い。

ちなみにハイパーシーンは、化学組成がほぼ同じ兄弟石であるブロンザイトに比べて少し硬度が高いことから、ギリシア語のhuper(超える)とsthenos(力)とを合わせて命名されたもの。ハイパーという名前だからすごいパワーを持つ石と言う意味ではないのでご注意を。
Pyrite(Isis&Osiris)
パイライト イシス&オシリス
ナゲット状のパイライトで、結晶が大きくゴツゴツしたものと、比較的結晶が小さく、表面がなめらかな感じのものをセットにしたもの(らしい)。
ボージーストーンのパイライトバージョンと言えばわかりやすいかも。
どちらがオシリスでどちらがイシスかは不明。
ボージーストーンの例にならえばごつごつしている方がオシリス、なめらかな感じの方がイシスだろうか。
  ハイルタイト
Hilutite
2009年4月にお披露目された石で、ガーネット、ジルコン、ゲーサイト、クォーツからなる。スリランカ産。
パイロキシナイト
パイロクシナイト
pyroxenite
主として輝石からなる顕晶質の粗粒の超マフィック質の火成岩。
超マフィック質とはSiO2の含有量(重量%)が45%未満の火成岩のこと。
……要するにパイロキシン(輝石)を主成分とし、石英をあまり含まない岩石のこと(目に見える粒は大きめ)……というあたりでどうでしょう。
  パクライト
Pakulite
ヘブン&アース社のロバート・シモンズ氏のネーミング石。
詳しくは
こちら(英語)
ハニージェイド

ハニー・ストーン

イエロー・ジェイド

蜂蜜石
柔らかな半透明パステルイエローの石。
ジェイドと名前が付いていても翡翠ではなく、アラゴナイトもしくはカルサイトらしい。
アラゴナイトとカルサイトは、成分は同じで結晶系が違う兄弟石(同質異像)なので、見た目で見分けるのは難しい。
説明ではアラゴナイト説の方が多いようす。

古来、中国ではとろりとしたやわらかな艶を持つ半透明の石を「玉(ぎょく)」と呼んで愛でてきました。
現在の鉱物の分け方ではなくて、あくまでも見て美しいと思うものを「玉」としたのです。
ところが、この「玉」は多くがネフライトであったことから、英語で「ジェイド」と訳されました。
(ヨーロッパでは、南米からネフライトが持ちこまれて、それがジェイドとよばれていたので、それと同じ種類の石だからジェイドと呼ばれたようです)
さらにこのジェイドという言葉は、日本で翡翠と訳され、日本で翡翠といえばジェダイト(硬玉)です。

玉-ジェイド-翡翠-硬玉(ジェダイド)

それぞれ、分け方も示す石も異なるものが、訳によってくっついてしまったからややこしい。

蜂蜜色の半透明できれいな石を、「玉」文化圏で蜜玉とでも呼んだとしましょう。
輸出のために訳します。玉→ジェイドなのだから「ハニー・ジェイド」。
日本に入ってきてさらに訳されます。
ハニー→蜂蜜 ジェイド→翡翠 = 蜂蜜翡翠……でも、これって翡翠?ジェダイドじゃないよね?
そんなことがあったのかもしれないです。

以上は想像ですが、「○○翡翠」というお名前拝借の場合は、緑の石が多いので、
ハニー・ジェイドの場合は、玉がらみのややこしさが影響しているように思われます。


考えてみました……こちら
パライバグリーンカラー・オブシディアン
Paraiba Green Color Obsidian
残念ながらブラジルの「パライバ」とは関係がない様子。
若干緑がかった透明水色のルースカットに、インドネシア・ジャワ島産のナチュラル・オブシディアンであると表示されていた。よく見るとわずかながらに色むらもあり。

色合いとしては、インドネシアン・アンダラと呼ばれるものに酷似している。
インドネシアン・アンダラには、派手なコバルトブルーもあるので、どうもすべてが天然とは思えないが、中には天然オブシディアンも含まれているのだろうか?
  バラス・ルビー
Balas Ruby
かつては、アフガニスタンのバダフシャンのルビーがバラス・ルビーと言われたが、この産地には赤いスピネルも取れるため、後世、ルビーと思われていたものの多くが実はスピネルだったことが分かっため、現在では赤いルピネルのことをバラス・ルビーと呼ぶらしい。

ヒーラーズ・ゴールド
Healer's Gold
マグネタイト・パイライト。マグネタイト(黒い部分)にパイライト(金色)が混じっているもの。(マグネサイトとしているところ、黒い部分がサーペンティンと言っている説明もあるが、たぶん間違い……?)
アリゾナ州、アパッチ鉱山産とのこと。

見かけはそっくり同じものがメンブレス・ゴールドの名前で売られていたこともあるが、メンブレスゴールドは、ニューメキシコ産とのことなので、産地によって名前が違うのかもしれない。
そのあたりの詳細は不明。
  ヒーラーライト
Healerite
ヘブン&アース社のネーミング。
「アメリカ北西部で採掘される、ケイ酸マグネシウムの鉱物」とのことだけど、何とも大雑把な説明だな……。
以前から「オリーブジェイド」の名前で見かけるビーズにそっくり。

海外サイトの掲示板でのやり取りを拾い読むと、蛇紋岩とかサーペンティンとか言われている。
ビクトライト
Victorite
1992年にツーソンショーに登場したペルー産の青いアラゴナイト。「ビクトライト」はトレードネーム。登場後まもなく見かけなくなったという。
見た目はラリマーそっくりだが、ビクトライトの方が軟らかい。カットされていると見た目での判別はかなり難しいらしい。ラリマーと同じ銅による発色。


右の写真はペルー産かどうかわからないが、ラリマーではなくアラゴナイトとのこと。
これはラリマーではないとわかって触って、「そういえばわずかに軽くて柔らかいっぽい?」と思えるか思えないか微妙なところ。
知らずに見たら絶対わからない。

Hicorite

リボン・ジャスパー
ムーカイト(ムーアカイト/モッカイト)のトレード・ネーム

別の説もあり。ムーカイトに似た質感で、木の年輪のように見える細かな縞模様がある石。別名リボンジャスパー。
※ムーカイトジャスパーとして紹介されていても、厳密にはジャスパーではない。Hicorite(リボンジャスパー)も、厳密にはジャスパーではないかもしれない。
  姫川薬石
新潟県の姫川や糸魚川の川岸で採取される、健康に効果があるとされる石。
見た目はベージュ色でうっすら茶色の縞が入った普通の「いしころ」。

曰く、
ラジウム鉱石でごく微量の自然放射線を出していて、傷ついた細胞を修復する。

被曝に対して効果があると思われる。
一般の病気はほとんどこの石で対応できる。
各臓器を治癒したり、腫瘍の治癒に効果があるものと思われる
……などと書かれているが……。

具体的にどういう石かと言うと、
流紋岩質凝灰岩(新生代古第三紀にできた)
若干の吸着作用があり、放射線は出すが、普通の花崗岩と同程度で人体に影響なし
(引用元:こちら
放射線量については
β線で0,08μシーベルト~0、3μシーベルト
(引用元:こちら
※ラジウムから出るのはα線との話もあり……どっち?

で、花崗岩と同じなら、この石でなくてもいいんじゃないかとか、人体に影響がなくて、細胞を修復しちゃうんだろうかとかいろいろ疑問。
ピンク・アクアマリン アクアマリンはベリルの一種。ピンクのアクアマリン=ピンクのベリルということで、おそらくモルガナイト。
ピンク・アンダラ.



ネリーランド産ローズクォーツ。黒い背景なので色が見えないが、うっすらピンク。
想像だが、変成作用を受けたメタ・クォーツではないかという感じがする。
アンダラ・クリスタルのピンク色のもの。
普通は、他のアンダラと同じく、透明感のある色合い(淡いものからローズピンクまで)だったが、「ニューファウンド」として、不透明で白い筋状の模様がはいった、塊状のローズクォーツに酷似したものがある。
この「ニュー・ファウンド」については
「最初はローズクォーツと思われていた」
「ローズクォーツに似ている」
「ローズクォーツに似ているが、プリマ・マトラと一緒に発見されたのでアンダラ」
「ローズクォーツに似ているが、エネルギーがアンダラだった」
「アンダラの産地でローズクォーツが発見された」
「アンダラの産地で産出するローズクォーツで、アンダラと同じ波動を持つ」
などのさまざまな情報がある。

以前は透明ピンクのガラス状ピンク・アンダラを見かけたが、最近はシエラネバダ産ピンク・アンダラは、ローズクォーツが多いようす。
追記:透明ピンクのアンダラは、まだ売られているようす。

アンダラでピンクの色合いのものはシエラネバダのみで、インドネシアのアンダラにはないそうである。
最近インドネシアン・アンダラのピンクが売られている。一見無色透明の淡いピンク。ぶっかきの欠片状のものは見かけず、たいてい磨かれている。
ピンク・オパール
Pink Opal


ピンク・アンデス・オパール

ペルー、メキシコなどで産出する不透明ピンクのかわいらしい石。

オパール(遊色を持たないのでオパライトとも)に似ていて、その名もピンク・オパールとして流通しているが、実際はパリゴルスカイト(Palygorskite)という別の鉱物である。(判明したのは1977年)

パリゴルスカイトとクリストバライト(Cristobalite)の混合鉱物という説もあり。

ピンク色のパリゴルスカイトは、ペルー・メキシコのみの産出だが、他の色(白・灰色・淡黄色)のものは、アメリカやロシアでも産出するらしい。


パリゴルスカイトは、アタパルジャイト(Attapulgite)とも呼ばれるらしいが、こちらは正式な名前ではないらしい。
ピンクラズライン
Pink Lazurine


ピンク・ラズリン
ピンク・ラズリーン
レーザーのレンズに使用されるということから、おそらく「YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)」
宝石の代用品として用いられることもあり、ダイヤモンド類似石として販売された時期もあるそうである。自然界には存在しない人工の石。
日光下ではピンク、蛍光灯下ではラベンダー色と、変色性がある。
ピンクのほか、無色や赤、オレンジ、緑などもあるらしい。


海外サイトの説明に「crystal」という単語が使われているために、未だに「水晶」と訳しているところがあるが、水晶ではないので念のため。


ファイアー・ウッド
本来は「たきぎ」の意味。
天然石ではペトリファイドウッド(珪化木)のタンブルにファイアー・ウッドの名前が付いていたのを見たことがある。
ただし、某パワーストーンチェーン店で見かけただけで、他ではファイアー・ウッドの名前が付いているのを見かけないので、本当にファイアウッドと呼ばれているのかどうかは不明。
ペトリファイドウッドは、木の成分が珪酸に置き換わった一種の化石。アガタイズドウッド(瑪瑙化した木)と呼ばれることもある)
ファイアー・オブシディアン
Fire Obsidian
オレゴン州のGlass Buttesのみでとれるという美しい黒曜石。
虹色の色彩が浮かぶオブシディアンと言えばレインボー・オブシディアンだが、ファイア・オブシディアンは、レインボー・オブシディアンのような層状の光ではなく、オパールを思わせる鮮やかな虹色の光を持つ。
何を言うよりもこちら(海外サイト)をご覧あれ。
ファラオ・ストーン
Pharaoh Stone
黒い玄武岩(バサルト)にパイライトが混じったもの。
中央アフリカ産(一説によるとジンバブエ
)。
Fiero Calcite
フィエロ・カルサイト
メキシコで見つかった赤~オレンジの「コーラル・カラー」のカルサイト。
別名"Chile Pepper Calcite"
メキシコの公用語がスペイン語なので、スペイン語の「fiero」を調べてみたら、「激しい、どう猛な」というような意味らしい。
……チリペッパー色のカルサイトと考えれば納得?

参考サイト(海外)
フェアリー・クロス
Fairy Cross
スタウロライト(十字石)のこと。
フォスフォシデライト
Phosphosiderite
最近ビーズで見かける紫がかったラベンダーピンクの石。
和名は斜燐鉄鉱。別名メタストレング石
モース硬度4.5~5。
ビーズは樹脂含浸(スタビライズド)されているらしい。
フォスフォシデライトはPhospho(リン)+sideros(ギリシャ語の鉄)の意味。
バリサイトの仲間。
Fossil Crinoid
フォッシル・クリノイド
crinoidとは、海ユリのこと。海ユリの化石である。
これを磨くと、黒地に白い丸い模様がぎっしり入った石になる。

某ショップでこれをスノーフレーク・オブシディアンとして売っていた。勉強して欲しいぞ、パワストショップ。
ブッケンハート・ジャスパー

ボケナイト・ジャスパー

Boekenhout

スピリット・クォーツ・ジャスパー
「Boekenhout Jasper」の名付け親はA・メロディ氏。

「スピリット・クォーツの母岩部分」
らしい。白~ベージュ色のジャスパー層の表面にドゥルージー(米粒程度の結晶がびっしりついた状態)状のアメジストがついたものを指すようす。
(売られているものでは、必ずしもアメジストがついているとは限らないようだが)

名前の「Boekenhout」はドイツ語であるという説明があるが、スピリットクォーツは南アフリカ産なので、南アフリカの「Boekenhout」産とする説明の方がしっくり来る。
読み方はブッケンハートとボケナイトの表記を見かける。

海外サイトではスピリットクォーツ・ジャスパーの表記もあり。
参考サイト(海外)
ブッドゥ・ストーン
Budd Stone


ブッド・ストーン

バド・ストーン

バズ・ストーン


アフリカン・ジェード」とされている。もちろん翡翠とは全く別の石。
一般に「アフリカ翡翠(トランスバール翡翠)」はハイドログロッシュラーという半透明で翡翠に似た緑色の塊状のガーネットの一種だが、ブッドゥ・ストーンはサーペンティンの一種らしい。シリカ分の多い、フックサイトを含むサーペンティンという説明あり。
薄目の緑に濃い緑が墨流し状に入った石。全体が緑に見える場合もある。
南アフリカの東トランスバール地方で発見され、発見者のBilly Buddの名前にちなんでBudd Stoneと呼ばれる。(←もう一度検索したら、この話が出てきません。困った……とりあえず、人名にちなむようだ、ということに訂正

写真はこちら

緑泥を多く含むカルセドニー説、フックサイトを含むチャート説もあり。
南アフリカ周辺では、ハイドログロッシュラー(ガーネットの一種)や、バーダイト(Verdite:フックサイトからなる粘土っぽい石……らしい)など、「アフリカ翡翠」のフォルス・ネームを付けられてしまう、よく似た緑の石が産出していて、売る方も混乱しているらしい……。
ブッドゥ・ストーンはもちろん。鉱物名ではなくて、現地の流通名。おそらくきちんと成分が確認されていないのではないだろうか。

Budd Stoneの読み方については、ブッドゥ・ストーンの他に、バド・ストーンバズ・ストーンなどバリエーションがあるようす。
ブッドゥという読み方は、個人的に「仏陀」との関連をイメージさせたがっているように思えてしまう……。本当の読み方は何でしょう?
ブラックシリカ

※↑は、たぶん練り

こっちが原石
黒鉛珪石
北海道檜山管内上ノ国町でしか採れないといわれる石で、常温で赤外線を吸収・放出する性質があると言われていることから、岩盤浴などに用いられている。
主成分はシリカ・アルミナ・炭素。約6億年前、海中の珪藻類が海底に堆積してできたらしい。黒鉛や多種のミネラルを多く含む。


一見、オニキスのようだが、色合いは漆黒ではなく黒に近いグレー、オニキスよりも不透明な感じがする。

追記:アクセサリーにも用いられているようだが、練りもある。
丸ビーズのペンダントを見たが、「粉末にして樹脂で固めたもの」という説明を受けた。
原石は石炭ぽい感じの石。

外国にも同じような石が出ていて、それが黒鉛珪石(ブラックシリカ)の名前で売られていたりするらしい。
黒鉛珪石は登録商標。

参考サイト……こちらのページ下部の「地質調査総合センターに寄せられた質問と回答」によると、ようするに「ほとんどが石英粒からなる細粒の砂に少量の非晶質細粒カーボン(炭の粉のようなものです)を混ぜたもの」とのこと。いろいろあれこれ言われている効能も、
そんなに特別でもないみたい。
Blackstone
ブラック・ストーン
ブラック・ジャスパーのこと。その他諸説あり。
真っ黒石英系の石ということでオニキスと同じではないかという話もあるが、実物を見てみると透明度が違うような気がする。
ビーズのオニキスも不透明黒だが、薄くスライスしたとしたらオニキスはわずかに透けそうで、ブラックストーンは薄くしても透けない感じ。
右の写真は「ブラックオニキス」として売られていたが、オニキス(カルセドニー)ではなくてブラックストーン(ジャスパー)だと思う。

参考サイト(海外)

インド産
ブラック・ドゥルージー サイロメレーン(硬マンガン鉱)の上に水晶がドゥルージー状に結晶したもの。
  フラワーサンジェード
オーストラリア産プレナイトを、白い部分が中心になるように磨いたもの。
ジェード=翡翠というより、玉(古代中国で言うところの「宝石」)の意味だと思う


右の写真は、内部に白いもこもこした部分が見えるが、これが中心に来るように磨いたもの。
プリオナイト
Pulionite
ブルー・カルサイトの一種の宝石。(商品名?)
(ブルーカルサイトをすべてプリオナイトというわけではない)。
見かけたのはブラジル・バイア産。
鮮やかに青い、ブルー・カルサイト。
最初はクォーツとされていたらしい。
Blizzard Stone
ブリザード・ストーン
90年代にアラスカで発見された新しい石。
クローライト、サーペンティン、マスコバイト、パイロキシン(輝石)、ヘルシナイト(アイアンスピネル?)、マグネタイ ト、ホワイトフェルドスパー(白い長石?)を含有するらしい。黒い地に白い結晶(長石)がが散らばるように入っている岩石。見た目がスノー・フレーク・オブシディアンに 似ている
アラスカ沖で海洋プレートが沈み込む際に生成された、深成岩の一種である斑糲岩(はんれいがん)らしい。
プリマ・マトラ
Prima Matra
アンダラクリスタルと共に産出するという粉状の物質・エセリウムの別名。
primaは「第一の」、matraは「母」の意味らしい。
プリマ・マトラについて解説している海外サイトを参考に荒っぽく意訳してみると、エーテルから形成された、汚染されていない純粋な物質……地球がまだ純粋であった頃の物質というようなイメージらしい。

そういうイメージの商品名であると思われる。
フリント
Flint

モカラインシリカ


フリントとは英語で火打ち石のこと。
フリントという場合は、石英質の堆積岩であるチャートを指すようだが、火打ち石という倍は打撃式発火方に使う石全般を指す。
硬度7以上の石に「火打ちがね」と呼ばれる鋼鉄を強くぶつけると火花が散り、その火花を火口(ほくち)と呼ばれる燃えやすい繊維に飛び散らせることで火を得る。日本では瑪瑙や石英も使われていたらしい。

チャートは、二酸化珪素の殻を持つプランクトンの一種の死骸が堆積してできた石英質の堆積岩。
天然石の分野でフリントという場合は、ポーランド産の、繊細な縞模様のある石を指す場合が多いようす。

ポーランド産のフリントは、「バンデッド・フリント」とか、モカ(濃いベージュ色)の縞模様であることから「モカラインシリカ」の名前で呼ばれていることがある。
ビーズにもなっている。
ブルー・オブシディアン
Blue Obsidian

※人工ガラス
透明な青(青緑)のガラス状の石。 一般に流通しているものは人工ガラスである。
まれに天然で青いオブシディアンもあるらしい。

青(セルリアン・ブルー)で不透明なコバルト・オブシディアンも天然説と人工説がある。

こちらのページ(海外サイト)に中国産だというブルー・オブシディアンのルースが出ている。説明によれば、天然と言うには美しすぎるが、人工ガラスでは複製できない天然ガラスの特徴を示すぎりぎりの範囲の数値を示したので、天然であるという主張に反論を唱える理由がないと記されている。

※最近オークションで見かける鮮やかな色のものは、人工ガラスだと思う。

タンブルなどで売られているブルー・オブシディアンは人工ガラスらしい。
  ブルーストーム(アゲート)
Blue Storm(Agate)
ナミビア産のブルーレースアゲートらしい。
プレセリ・ストーン
Preseli Stone


プレセリ・ブルーストーン

ストーンヘンジ・ブルーストーン

ストーンヘンジに用いられている石とのことだが、まさかストーンヘンジの石を削って持ってきたわけはないので、ストーンヘンジに使われているのと同じ種類の石という意味。

ストーンヘンジに使われている石は、「ブルーストーン」とも言われ、ウェールズ南西部のプレセリ山地にストーンヘンジに使われたブルーストーンを産出した石切り場があるらしい。(参考:ナショナルジオグラフィック) (ブルーストーンについての参考サイト
ブルーストーンは「玄武岩」とされているが、さらに調べると海外サイトで、プレセリ・ストーンの別名として「Blue Dolerite」が出てくる(参考:海外サイト)。
ドレライト(Dolerite)は粗粒玄武岩、斑糲岩というほど粗くはないが粗い粒状の組織が見える玄武岩のことで、ダイアベイス(Diabase)ともいう。緑がかっていることが多いため輝緑岩とも呼ばれる。


最近「プレセリ・ブルーストーン」の名前でたくさん見かけるようになったが、その宣伝文句「世界遺産ストーンヘンジの石」については納得できない。
ストーンヘンジに使われているのと同じ種類の石というのと、ストーンヘンジの石というのでは、まったく意味が違うのではないか。
たとえば、勾玉は翡翠で作られているけれど、翡翠に使われているのと同じ糸魚川翡翠の原石を持ってきて、「勾玉の石!」と言ったとしたらどうだろう?
ストーンヘンジの石といわれて、ストーンヘンジのパワーと結びつけて考えたりしたら、さらに違ってしまう。

考えてみました。その1その2
プロフェシー・ストーン
Prophecy Stones
直訳すれば「予言石」。
マンガンを含む水酸化鉄……つまりマンガンを含むゲーサイト(針鉄鉱)であるらしい。見かけは鉄隕石に似ているものもあり、隕石か他の鉱物かわからないと説明しているところもある。
サハラ砂漠の堆積岩の中で見つかるらしい。大きさの割に重い(鉄なので当たり前?)
大きい写真はこちら

また、Prophecy Stoneとして一面磨きのリバー・クォーツ(川流れ水晶)もヒットしたので、シーア・ストーンと同じく、何らかのグループ分けによる一群の石に付けられた名前である可能性もある。

ホワイト・プロフェシー・ストーンと呼ばれる別の石もある。

ベイサナイト
Basanite
ジュディ・ホール氏の「クリスタル百科事典」では、ブラック・ジャスパーの別名のような扱いになっていたが、ベイサナイトで検索すると溶岩や火成岩が出てくる。
たぶん、ジャスパーとはいえないと思う。
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Hematite Jasper
ヘマタイト・ジャスパー
Hematite with Jasper
日本では、アイアン・タイガーアイとして知られている。

右(→)の写真でグレーに見えている部分がヘマタイト、茶色い部分がジャスパー。
これにクロシドライトが混じってタイガーアイの表情を持つ部分もある。
Petskey Stone
コーラル・アゲート
Petsky Stoneとも綴られるが、「Petskey」の方が多い様子。(petoskeyもあり)
化石化したサンゴ、一般にコーラル・アゲートと呼ばれているもの。

ミシガン州だけで見つかる一種の化石化珊瑚で、およそ3億5000万年前、ミシガンが暖かい内海だった頃に生きていた珊瑚らしい。
最近では、インドネシア産も多い。

写真はインドネシア産。
ヘリオトロープ
ブラッドストーン(赤い斑点が散った深緑色のジャスパーまたはカルセドニー)の別名

右の写真の左端がわずかに光に透けている。この透明感からするジャスパーというよりカルセドニーと言った方がふさわしい感じがする。
Peridotite
ペリドタイト

かんらん岩
かんらん岩は、上部マントル由来の岩石と考えられていて、かんらん石70%、輝石30%くらいからなり、蛇紋岩などを伴っているらしい。かんらん石や輝石の割合によって、ダナイト・レルゾライト・ハルツバージャイト・ウェールライトなどに区別される。
かんらん石の中で宝石質のものがペリドット。
海外サイトでは明らかにペリドットと思われるものにペリドタイトの表示がされているところがあった。
ベルトランダイト
Bertrandite
ベルトランダイトは、ベリリウム珪酸塩鉱物の鉱物名(ベルトラン石)なのだが、不思議なことにティファニー・ストーンの別名としてもヒットする。
ティファニー・ストーンはいろいろな鉱物が混じっているので、ベルトランダイトも含まれているのだろうか?
だとしてもティファニー・ストーン=ベルトランダイトとは言えないと思う。
ベルベット・ラブラドライト ハイパーシーン(紫蘇輝石)
ヘレナイト オブシディアナイトと同じ

ポーラナイト
Polar Night


イリデッセント・アンフィボライト
角閃石=アンフィボールの一種。
濃色の地に虹色がきらきらちりばめられていて、見た目はヌーマイトにも似ている。
ロシアのコラ半島産。
ホーリー・ブルー・アゲート
Holley Blue Agate
アメリカ、オレゴン州産の瑪瑙。ホーリーの名前は、採掘地に最も近い町の名前にちなむ。「聖なる青(holy blue)」ではない。
最初に採掘されたのは青だったが、青の他にもピンク、バイオレッドがある。
ボウエナイト
Bowenite
透明のグリーンからイエローグリーンのサーペンティンの変種。
ニュージェイドと呼ばれているものの多くがボウエナイトだと思われる。
名前はこの石をネフライトと間違えたBowe 博士に由来。(間違えたために名前にされてしまうなんてちょっとかわいそう)
ポウナム
Pounamu

グリーンストーン
Green Stone

ニュージーランド翡翠


※ネフライト
(産地によってジェダイトのものもあるようす)
ニュージーランド南島で産出するネフライト(軟玉)のこと。
ポウナムは「緑の石」を意味し、そのままグリーン・ストーンと呼ばれることがある。
マオリの人々が大切にしている石で、未加工の原石は輸出が禁止されていると聞いたことがある。

ポウナム=ボウエナイトとしている説明を見かけたが、ポウナムはほとんどがネフライトであり、いくつかある産地の一つでボウエナイトが産出し、それもポウナムに含まれているとのことなので、ボウエナイト=ポウナムではなく、ボウエナイトもポウナムと呼ばれている場合があるということだと思う。

参考サイト 参考サイト2

この形は「コル」と言い、シダの芽を模したもの。
釣り針や螺旋などいろいろな形があり、それぞれに意味があるという
北投石(ほくとうせき)
放射性のラジウムを大量に含む温泉沈殿物重晶石(硫酸バリウム)。含鉛重晶石とされることもある。
台湾台北州の北投温泉で発見されたことからその名前があり、この場所と、秋田県の玉川温泉でのみ産出する。
しかし、秋田県の玉川温泉の物は昭和27年に特別天然記念物指定されて採掘禁止、台湾も2000年に自然文化景観に指定されている。
トルマリンのように気軽に出回る石ではない。
Boli Stone
ボーリー・ストーン?
ボリ・ストーン?
ボージーストーン(Boji Stone)の誤植ではありません。念のため。
サウジアラビアのルブアルハリ砂漠(Rub al-Khali)産のカルサイトらしい。
見た目は半透明白~リビアングラスと間違えそうな淡い黄色の塊。

セイクリッド・ライトストーンを探しに行った人が、2008年11月に見つけて「Boli Stone」と名付けたらしい。

しばしばセイクリッド・ライト・ストーンと一緒に見つかるとか、表面の様子から、落雷を受けているのではないかとか言われているらしい。

くわしくはこちらとかこちらとかこちら(海外サイト)
  ヴォルテクサイト
Vortexite
2014年にニュージーランドの北島で見つかったという、褐色の石英と丸っこい流紋岩が混じった石。
100万年以上前の火山の噴火によりできたとか。

ピーター・メーデンという人が発見したという説明もある。

ヘブン&アース社のロバート・シモンズ氏のネーミング。
詳しくは
こちら(英語サイト)
ボルケーノ・アゲート
ときどきファイアー・アゲートの名前でも見かける、赤と白混じりで、白いひび割れ模様のアゲート。
加工されているのか自然のままなのかはいまいち不明。


加工表示のものもあり
ボルケーノ・チェリー・クォーツ
Volcano Cherry Quartz
チェリー・ボルケーノ・クォーツとも。
最近聞くようになった名前だが、検索してみたところ、黄褐色~褐色~ピンクの繊維状の内包物を含むように見えるビーズ。
これが水晶ならばアンフィボール(角閃石)入りだが、
Volcano Cherry Quartz Glassともあるので、どうやらガラスビーズ
「ボルケーノ……」の名前ではないがそっくりなビーズを見たことがあり、さわった感触は間違いなくガラスだった。

見た目チェリー・クォーツ(ガラス)そっくりのものをボルケーノ・チェリー・クォーツと呼んでいる例もある。


volcanoとは「火山」「噴火口」の意味。
検索で見つけたビーズは、内包物に見えるものがうねって内包されており、それが火山の溶岩や火山活動を思わせるために名付けられたのかもしれないと想像する。

一方で、ジェーン・アン・ドゥの著書でガラスに火山灰とクロムを混ぜて緑色にしたガラス(人工)をボルカニック・ガラス(Volcanic Glass=火山性のガラス(直訳)と紹介していたり、イタリア産のボルカニック・グラスがどうも人工ガラスらしい……という例や、人工ガラスであるオパルセント・ガラスをオパール・オブシディアンと称している例もあることから、ガラス→オブシディアン→ヴォルカニック・ガラス→ボルケーノ・クォーツ……と、ガラスであることをオシャレっぽくネーミングしているのではないかとも思ってしまう……。
ホワイト・プロフェシーストーン ライフストーン
ホワイト・モルダバイト
エレスチャル・カルサイト
エレスチャル・エンジェル・カルサイト
アメリカ・アリゾナ州のモハベ砂漠で産出する、モルダバイトに似た外見のカルサイト

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※このコーナーで取りあげている水晶の中には、ショップオリジナルのネーミングも含まれています。
  商業的に用いる場合は、充分留意して下さい。

※石の名前には(TM)がついているものもあり、「商標登録」と解釈されていますが、 TMはトレードマークの略であり、TMを用いるにあたっては登録している必要も、登録中である必要もないようです。
 
®(○の中にR)は米国特許商標庁に登録されたという意味を持ちます。一方、(TM)については特に規定もなく、主観的に「これはトレードマークだ」と思えば付けることができるのだそうですが…… 詳しくはこちら


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