フレームが表示されていない場合は雑学辞典TOP→左メニュー「石の雑学辞典」→この石って何?.

いったいこの石、何の石?

ヒーリングの分野では、聞いたこともないような名前の石が登場します。
単に「知らなかった鉱物」の場合もありますが、鉱物名とは別につけられた名前であることも多々。
いったい、それがどんな石なのやら、頭が混乱するので、まとめてみました。
※標準的な鉱物名やトレード・ネームでも有名なものは省いてあります。検索してみてください。

このコーナーは、KURO@監理人の私的メモ。参考になれば幸いです。
鉱物名を知っておくと、鉱物系ショップで、格安でゲットできる可能性も大です(笑)。

お探し名称がない場合、他コーナーに収録されている可能性があります。
「総合索引」で探してみてください。
また、新たな名称(商品名)である可能性もありますので、
未収録の名称、間違いやリンク切れ、その他情報がありましたら、
掲示板ブログのメールフォームWEB拍手のメッセージ欄よりご一報お願いします。
(未収録の名称の場合は、それが紹介されているサイト情報もあると助かります)

▼長い表なので、調べたい石の頭文字をクリック!

ページが巨大になったので分割しました。見つけにくい場合は総合索引をご利用ください。

水晶については、「ニューフェイス水晶!?」に掲載しています。


ページ下部に、正体不明の石を集めました。ご存じの方、情報お待ちしております!

マウント・シャスタライト
Mt.shastalite
アメリカ・カリフォルニア州北部にある、先住民族の聖地、シャスタ山で産出する蛇紋岩の一種らしい。
インファナイトと同じものという説明も見かけたので、その場合はサーペンティンとクリソタイル(白石綿)ということになる。

参考サイト(海外)
マグルストーン(?)
Muggle Stone
Mugglestone


ヘマタイトとレッド・ジャスパーのミックスストーン。要素にタイガーアイが加えられることもある。タイガー・アイアン、アイアンタイガー、アイアンジャスパーとも呼ばれる。

いろいろ見てみた結果、アイアン・タイガー(タイガーアイ+ヘマタイト+レッドジャスパー)の別名っぽい。
タイガーアイ+ヘマタイト、ヘマタイト+レッドジャスパーの場合もある。
つまり、BIFBanded Iron Formation)の流通名みたいなもの?

マグル(Muggle)と言えば、ハリー・ポッターをイメージするが、この石のネーミングの方が先であるという。
muggleには、俗語で「マリファナたばこ」の意味もあるらしい。

アメリカ・ミシガン州で採れるヘマタイト+レッドジャスパーの縞模様石にはジャスピライトの別名がある。
マスター・シャーマナイト
Master Shamanite
ロッキー山脈産のカーボンを含む黒いカルサイトだそうである。
化石を含むことがあるという説明からすると、堆積岩っぽい感じもする。

ヘブン&アース社のネーミング石。TM付き。

ずばりシャーマナイトという石がある。黒いカルサイト、たまに化石入り……という説明も、見た目も同じ。これってヘブン&アース社のネーミングでしたっけ? 違うような気もするんですけれど。
シャーマナイトもヘブン&アース社のネーミングなら、なぜ新たに「マスター」をくっつけるのかが謎。
(サチャロカにもなぜかマスターとかくっつけたりしてますが?)
別の人が名付けた名前なら、それに「マスター」をかぶせただけでTMを主張するのはちょっと……。
マリアライト
Marialite

スカポライト(スキャポライト/柱石)の一種で、和名はマリエル石/曹柱石。
ナトリウムが多い柱石のこと。

スカポライトはグループ名で、マリアナイトメイオナイト(メイオン石。カルシウムが多い柱石)のふたつがあり、このふたつは連続して溶け合っている。それぞれの割合でさらに名前が分かれるらしいが、分析しない限り見分けは不可能。
紫色のマリアライトは、アフガニスタン・パキスタン、カザフスタン、パミール高原などで1980年代に発見された。成分はほとんどがマリアライトだが、紫色であることを理由にマリアライトと呼ばれるわけではない。(念のため)


詳しくはこちら と こちら
ちょっとピンぼけですが無色透明のマリアライトのルース

紫色のスキャポライトがマリアライトなのだとか、マリアライトはパワーストーン名だとか、聖母マリアの石だとか、いろいろ間違った説明が増えているので要注意。

マリアライトの条件は、色ではなくて成分。れっきとした鉱物名で、発見者のドイツ人学者の奥さんの名前にちなみます。お間違えなく。
マリポサイト
Mariposite


Aurora Borealis Stone
オーロラ・ボーリエイラス(ボレアリス)・ストーン
クロムに富むマスコバイトの亜種。青緑色。
名前は、カリフォルニア州のマリコバ郡で産出したことににちなむらしい。

時々、金を伴う。


メロディ氏によってAurora Borealis Stoneの名前が付けられているらしい。
参考サイト(海外)
マリポサイトは時々金を伴うが、石のパワーは金を伴うか否かには影響されないとある。

天然石分野における「アクアオーラ」は、ビーズ(ガラス)ではAB加工Aurora Borealis)と呼ばれるため、Aurora Borealis Stoneは、AB加工を施されたラインストーン(ガラス)を刺す場合が多いようす。

オーロラ・ボレアリスストーンの名前でアラスカ産、「マーブル(大理石)の一種で、不純物や純度の低い金がこの石全体に混ざる石」という説明もあり。

マスコバイト(雲母)なのか? マーブル(大理石)なのか?
それとも雲母系のがマリポサイトで、大理石系がオーロラボーリエイラス・ストーンなのか? 
情報募集中!

ミスティック・メルリナイト
Mystic Merlinite


ガブロライト

ガブロ
Gabbro
はんれい岩

言うまでもなく、ヘブン&アース社のネーミング石。TM付き。

メルリナイトという石英とサイロメレーンの混ざった石があるが、ミスティック・メルリナイトは白黒の見た目が似ているだけの全く別の石

説明によると長石と石英、そのほか少し別の鉱物が混じっている岩石らしい。(ヘブン&アース社は、たいてい詳しく調べない)
こんな事ではわからないも同然なので情報募集中!

産地はインド洋の小島とあるが、マダガスカルと明記しているところもある。


ショップにて、メルリナイトとそっくりの石を見せていただいた。鑑別の結果「ガブロライト」と言われたが、そのなめ意外不明とのこと。調べてみたところ、深成岩の一種であるはんれい岩(ガブロ、Gabbro)ではないかと思われる。
長い説明はこちら


※国内サイトではメルリナイトと訳されるが、Merliniteという名前は魔法使いマーリンに由来するものであり、マーリナイトと表記する方が正しいと思う。

なんというか、「○○ナイト」のように鉱物っぽいくせにイメージの名前を付けた上に、見た目がちょっと似ている別の石に同じような名前を付けてしまう……ややこしいのでやめていただきたい。
Millenium Stone
ミレニアム・ストーン
スモーキー・クォーツにクリソコラ、シャッタカイト、ダイオプテーズ、マラカイトが混入した石。(希にアホーアイトが入るという説もあり)。

エンジェル・ストーン、クォンタム・クアトロ・シリカとも呼ばれる。


~と説明されているから、これとこれが入るはず! 入ってないのは偽物!というより、この場合は石英の中に銅の虹鉱物がいろいろはいっている石……とアバウトに考えた方がいいかも。
見ただけでは全然わからない……。


ムトロライト
Mtorolite

ジンバブエのムトロシャンガというところで産出するカルセドニーらしい。
クロム発色であるところが珍しいのだとか。

見た目、濃い緑でかなり不透明な感じ(白が混じるものもあり)

Mexican Flame Agate
メキシカン・フレームアゲート
メキシコ産アゲートで、赤い色合いが炎のように揺らめいて内包されているもの
メディスン・ストーン
Medicine Stone
一つの石のことではなく、ネイティブ・アメリカンがストーン・ホィールなどを組んで病気快癒の祈祷などに用いた石のこと、あるいは治癒のパワーがあると考えられた一群の石のことを指すらしい。
石を温めて、マッサージに用いたりもしたらしい。結晶の形の石ではなく、河原にあるような丸くなめらかな石が多い。
メニライト
Menilite

珪乳石

こぶり石
菩薩石
仏石

まず……石です。天然の形です。念のため。

メニライトは和名を乳珪石というオパールの一種で、不純物が多いオパールであるとか、プランクトンの一種である珪藻の殻が溶けてコロイドとなり脱水してオパール質の珪乳石となったとか、珪藻土の珪酸成分が分離し沈殿した……と説明されている。

日本でも産出し、生き物めいた形からこぶり石、菩薩石、仏石などと呼ばれる。
海外ではスペインで産出するらしい。

動きそう……というより、いっそ動いて欲しいような変な形。国産メニライト
Merkabite Calcite
メルカバイト・カルサイト
カンザス西部産の白い塊状のカルサイト。
アゼツライトをリーディングしたNaisha Ahsian氏がネーミングまたはリーディングしているらしい。
通常、ホワイト・モルダバイトより大きくて重い(?)
一応写真(海外サイト)

どこにも説明されていないが、Merkabiteの名前は、立体六芒星である「メルカバ(Merkaba)」をイメージしているものと思われる。メルカバはヘブライ語で「神の乗り物」(くわしくはこちら

※追記:マーカバイトと呼んでいるところもあるようす。(Merkabaはマカバとも読むので)

余談ながら、Naisha Ahsian氏が「アゼツライト」とネーミングしたのち、~iteというのは、英語の(正式な)鉱物名の形式であるから、水晶であるアゼツライトに~iteとつけるのは紛らわしいと物議を醸したことがあるそうな。
ホワイト・モルダバイトといい、メルカバイト(またしても~ite)といい、紛らわしいネーミング多すぎです、Naisha Ahsian氏。

※もしかしたらネーミングはロバート・シモンズ氏かも。
メルリナイト
Merlinite
※ヘブン&アース社のTM付き。
マーリナイト

白い石英とサイロメレーン(ロマネカイト/硬マンガン鉱)のコンビネーション鉱物に与えられた宝飾名(宝石名)。
パワー(効能?)の説明および綴りを見るに、マーリン(アーサー王伝説に登場する魔法使い:Merlin)をイメージして付けられた名前ではないかと思われる。
マーリンナイトの方が良かったりして。

※追加情報! アメリカなどでは「マーリナイト」と発音する様子。やはり、魔法使いマーリンにちなむ石らしい。

海外サイトでは、デンドリチックアゲート(またはオパール)と区別が付かないようなものも紹介されている。サイロメレー ンもデンドライトも二酸化マンガンの鉱物……というより、二酸化マンガンが樹枝状になっているのをデンドライトと呼ぶ様子なので、マンガンの黒い部分の入 り方と、ベースとなっている鉱物(石英かアゲート・オパールか)が違うだけのよく似た石ということだろうか?

Heven & Earth社の説明で、最高の標本は、アメリカ・ニューメキシコ州で見つかる、ドルージー状に結晶したものという一説もあり。

ミスティック・メルリナイト(ヘブン&アース社のTM付き)という石があるが、こちらは白黒の色合いだけが似ている全く別の石


メロメロ石
曰く、「この石を身につけている女の子に周りの男の子がメロメロになる石」なんだそうですが。このベタなネーミングの石はいったい何ものか。
検索してみると
●ガーネット説
●レッド・アメジスト説

があるようす。写真で見る限りガーネット説に一票。レッドアメジストは表面か表層近くにヘマタイトが入って赤く見えているアメジストなので、ビーズにしたら赤くないと思う。
あるショップでは
「正式にはベネチアンガラスブレスレット……」と説明しているものの、くわしい説明を見ると「ベネチアンガラスのビーズが使われている」という意味であるようす。
もしかしたら、ガーネット色に見えるガラスビーズなのかもしれないが。
なんにせよ、石だというのなら何石か説明がなければ不親切ではないだろうか。
ちなみに「メロメロ」「メロメロ石」は商標登録されているらしい。


商標を持っているショップのサイトには当店の店長がつけた名前です。/「血を流さない」として、昔、兵隊さんが戦場へお守りとして身に付けていたといわれ、怪我をしない。という意味があります。』とあるが、この言い伝えはブラッドストーンのものだと思う……。(引用元

「血を流さない」として、昔し、兵士が身につけた……これは確かブラッドストーンの言い伝えだと思って確認の検索をしていたところ、ヘンなものを発見。
確かにブラッドストーンがヒットしてきたが、そこに混じって「ブランドストーン」なるものが。綴りはBlood Stoneなのに、書かれているのはブランドストーン。「誤字かな……」と思いつつそのページを確認してみると、出てきたのはなんとルビー・イン・ゾイサイト。二重に間違ってます……!
……このように、ショップといえど間違いは(残念ながらあちこちで)あるものなので、機会があればいろいろ調べて見てください。
メンブレス・ゴールド

マグネタイト(磁鉄鉱)・パイライト
ヒーラーズ・ゴールド(アパッチ・ゴールド)として売られているのとそっくりの石。構成する鉱物も同じ。
ただし、ヒーラーズゴールドはアリゾナアパッチ鉱山産。対してメンブレス・ゴールドはニューメキシコ産。
ニューメキシコ州のネイティブ・アメリカンのメンブレス族の土地で採れたらしい。
調べてみると、ニューメキシコ州のチノ鉱山でパイライト・マグネタイトが出ている様子。
また、ニューメキシコ州には、「メンブレス」という小さな村もある。

アリゾナ産のものをヒーラーズ・ゴールド(アパッチ・ゴールド)、ニューメキシコ産のものをメンブレス・ゴールドというのだろうか。

モス・クォーツ
Moss Quartz
緑泥入りの水晶かと思ったら、似ても似つかないタンブルだった。
セサミ・ジャスパー(実は花崗岩の一種)


または、クローライトが苔状に内包された水晶。
苔入り水晶。

まれにモス・アゲートをモス・クォーツとしているところがある。
「モス・クォーツ」の名前で売られていたタンブル ふつうは緑泥がもこもこと「苔のように」内包されている水晶をモス・クォーツと呼ぶ



夜明石

夜明珠夜光石夜光水晶夜焔石とも呼ばれるらしい。組成不明。
一説によると、「タングステン鉱・鉄マンガン重石・錫石・水晶石・方解石等」の集合体であるとか「波璃蛋白石」であると言われるらしい。希土類を含むため、蓄光し、暗いところで黄緑色に光るという。
透明度が劣るものを夜光水晶、結晶を残した(部分的に透明度がある?)ものを夜焔石と呼ぶのだと言うが、いろいろ混ざっていたり蛋白石(オパール)だというものがなぜ「水晶」なのか、かなり不明。
webショップで売られていたものを鑑定してもらったところ、
「夜光塗料を入れた(塗った?)ガラス」という結果が出たという話もある。

中には塗られた蛍光塗料の塗り跡が見えるものもあるという。
詳しいブログ様がこちら
紫外線等をあてたときに光を発するものを蛍光、紫外線等を消したあとも光が残るものを燐光という。天然鉱物で燐光、蓄光を示すものはとても少ないらしい。

  ユーフォラライト
Euphoralite44
2015年1月にアメリカのサウスダコタ州、ブラックヒルズの鉱山で発見されたという石。
スーパーセブンの7つ、オーラライト23の23を超える44の鉱物が混じっていると説明されている。
スーパーセブンの7つは水晶の色違いをカウントしているので、鉱物の数では七つと言えない。そういうノリだと44も怪しい感じがするけどどうなんだろうか。
不思議なことに英語の綴りで検索しても、日本語サイトしかヒットしてこない。
Euphoraliteだとちょっとヒットするけど中身なし。
発見されて一年経つのに、しっかりした照会がなされず、44の成分を売りにしているのにその説明もなしとはこれいかに。
買った人には44の一覧表が付いてくるらしい。
いろいろ混じっているので見かけ荷もバリエーションあり。入っている成分によってパワーに違いありとする説明もあり
ユダ石
ロシア、カレリア共和国産の文象花崗岩(グラフィック・グラナイト)
赤みを帯びた長石の中に、スモーキー・クォーツがまだらに入っている。
なぜユダ石なのかは不明らしい。

グラフィック・グラナイトは、マダガスカルやポーランドなど各地で美しいものが産出する。
雪琥珀 雪……というからには白いのかと思ったら逆に真っ赤。

見た目はやや不透明で、角度によってシラーが出ているっぽい色合いの赤いビーズ。検索するとややオレンジの蜜蝋琥珀のようなタイプもある。

ヒマラヤの万年雪の下で見つかったレッド・アンバーで、1200年以上たたないと真っ赤にはならない、それ以上新しいとオレンジ止まりである……という説明だが……。

疑問1:ヒマラヤのどこ?
疑問2:一般に見かけるレッドアンバーは加熱(亜麻仁油での加熱)らしいが、これは?
疑問3:琥珀は樹脂の化石。……一説には100万年、200万年の時間がかかるとのこと。たった1000年程度の時間で違いが出るものだろうか


情報募集中!

ラーヴィカイト

ラルビカイト
larvikiteまたはlaurvikite

月長石閃長岩


今から約2億9000万年前から約2億5100万年前に、地中深くからあがってきたマグマが深いところで固まった深成岩
カリ長石(90%以上)、斜長石がほとんどで、少量の石英・黒雲母がまじる。花崗岩に近いが、成分が若干違うので閃長岩に分類される。
一見ラブラドライトのようだが、ラブラドライトが曹灰長石という斜長石グループに属す長石であるのに対し
こちらは月長石閃長岩の和名が示すとおり、ムーンストーンが属するアルカリ長石がほとんどを占める。
要するに見た目はラブラドライトにそっくりだが、中身はムーンストーンの仲間に当たる岩石。
ラルビカイトの名前で、建材として流通しており、「最高級の御影石」とも言われる現れる光の色によって「ブルーパール」「グリーンパール」の名前もある。


最近(2007年)、ビーズとしても見かけるようになったが、「ラブラドライト」として売られていることが多い様子。「ブラック・フェルドスパー」「ブラックラブラドライト」という名前でも見かけた。

長石についてのあれこれはこちらやこちら、こちら、こちら、こちら

Lifestones
ライフストーン
White Prophecy Stones

ホワイト・プロフェシーストーン
2004年12月に中央アフリカの僻地で発見された、「They are from the mineralogical structure glass-rich silicates of an extraordinary hardness」(読めません……)な石。  こちらこちら(海外サイト)
ラベンダライト
鉱物名ではなく、パワーストーンの分野で用いられる商品名らしい。
パープライト(紫鉱)のことだそうだが、パープライトという、紫色の石をずばりそのまま現す名前があるのに、わざわざ別名を付けるものだろうか? (パープライトの語感が悪いから?)

某パワストショップでラベンダライトの名前で売られていたタンブルを見てみたが、緑色の石と混じっているあたりがアトランティサイト(サーペンティン+スティッヒタイト)にも見えた。
ラヴライト
Lavulite
Royal Lavulite
紫色のスギライトのこと。
紫色、とわざわざ書くのは、命名された際のスギライトは紫色ではないから。

紫色のスギライトは、インディアン・ジュエリーにも用いられ、その場合は、パープル・ターコイズとか、スージャライトと呼ばれていたりもするらしい。
ビーズなどの加工品では、大理石やハウライト、アゲート(ジャスパーかも)を染めたものもあるので注意。
ラディエンス (ラディアンス)・ジャスパー
Radiance Jasper
ワイヤーラップのペンダントなどで見かける、黒、赤、茶色などの混じったジャスパー。
「radiance」は「輝き」というような意味だが、見かけキラキラ輝いているような感じではない。
産地等詳細不明。情報募集中!
参考サイト(海外)
Lapis Diopside
ラピス・ダイオプサイド
ラピスラズリ、白いダイオプサイド・カルサイトの"intergrown combination"らしい。intergrownは「連晶」の意味を持つが、見た目ではモザイクのように入り交じった感じ。
検索してヒットするのはヒーリング系のサイトばかりのようなので、ラピス・ダイオプサイドという石(岩石)があるのではなく、コマーシャル・ネームであると思われる。
カザフスタン産
。 参考サイト(海外)
ラピス・ネバダ
Lapis Nevada

チューライト、スキャポライト、セリサイト(絹雲母)、ダイオプサイト、エピドート、長石、水晶、ゾイサイト、クリノゾイサイト、アクチノライト、アパタイトなど11もの鉱物からなる石(岩石)。
鉱物名(岩石名)ではなく、商品名である。
(参考サイト:海外)
ラピスと付いていても青くはなく、白、緑、ピンクが混じった、柔らかな「桜餅」のような色合い。
ラピスは「石」という意味で、直訳すればネバダ石。その通りのネバダ産。


※ネバダ州のFour Clovers mineで見つかったらしい
産出地の様子(たぶん)

くすんだピンクとウグイスグリーンにちょっぴり白が混じった感じ。下の「ソーシュライト」とは色の混ざり具合が異なるように思われる。

右のような写真の石がラピスネバダ(ソーシュライト)として売られていた。

ショップ情報によると鑑別結果「ソーシュライト」とのこと。
ソーシュライトは
斜長石などが変成作用を受けて分解され、細かい曹長石、緑簾石、緑泥石などの集合体に変化した石。(参考サイト※ページ真ん中アタリの「翡翠に類似した鉱物や岩石」のところ)
さらに、白:カルサイト、白(透明)石英、紫:フローライトとのことだったので、では、緑(ウグイス色)のところは何かと聞いてみたら、緑の部分こそがソーシュライトであるとのこと。
中国では「独山玉」として玉(ぎょく)の一種と見なされていて、この石そのものも中国産とのことである。(そっくりで別産地表示のものも目撃)

……で、疑問。
確かにソーシュライトがメインの石かもしれないが、ラピスネバダ(ソーシュライト)では、ラピスネバダ(流通名)=ソーシュライト(鉱物名)と
勘違いしてしまわないだろうか。

カルサイトや石英、フローライトが混ざっているということは、ソーシュライト単体ではなく、ソーシュライトを含む岩石と考えた方がよいと思うのだが……。
また、ネバダ産だからラピスネバダなので、中国産のものをネバダ石と呼ぶのは抵抗がある。さらに言えば、色の混ざり方も微妙に違うと思う。
同じ石と言えるのだろか……?

別の名前ではピース・ストーン、ドゥルマー・ストーンと呼ばれているようす。






この(←左上・中)石が、また別の店では鑑別結果ネフライトであるという結果が出たらしい。
成分にはアクチノライト-トレモライトが入っていると言う結果であることからネフライトとされ、成分がいろいろ複雑なのでソーシュライトとも言えるかもしれないと言うことだが……(ソーシュライトの定義が曖昧なのだとか)

ネフライトはトレモライト-アクチノライト系角閃石のが緻密に集まったものなので、成分にそれらが入っていて見た目が緑っぽい石だと、ネフライトと言われてしまうのかもしれない。

……で、これがラピスネバダなのかどうかというと……。
見た目は似ているけれど成分が違うし……という前に、私はこれが同じ石に見えない。色を言葉で説明すると、同じだけれど、混ざり具合がまったく違うように見えるので。
そもそもラピスネバダという名前自体が流通名。
まとめるならば、「ネバダ産のいろいろ混ざっているきれいな岩石」ではないだろうか。
その成り立ちは、すでに書いたように変成作用によって元の鉱物が違う鉱物に分解・変化したもの。
それと似た石が(たぶん)中国にあり、場所が違うために幾分成分が違い、アクチノライト-トレモライトが検出された。
最終結果の成分からするとネフライトとも言えるし、変成作用で分解・変化したと言う成り立ちに注目すれば、ソーシュライトという結果が採用される……と。
検索すると「ソーシュライト化」という言葉も出てくるように、ソーシュライトは変成による分解・変化が重視されるのではないだろうか。

もうひとつ。
白と緑が混じった左下のビーズは「中国翡翠」である。(色の混ざり具合はバリエーションがあります)

従来中国で採れる翡翠は「ネフライト」と言われてきましたが、この「中国翡翠」はソーシュライト(成分的にはアルバイト-エピドート)なのだそうです。

独山玉、方南ジェイドの別名もあり。


リクトライト
スギライトとともに産出する。いわゆる「スギライトの青い部分」。
ブルー・スギライトと呼ばれている場合もある。

鉱物名としては
「リヒテライト(リヒター閃石)」
リシオ(リチオ)・レーザー・クリスタル
Lithio-Laser Crystals
緑のレピドライトが内包または付着した水晶……らしい。レピドライトに緑ってあり?
ブラジル・ミナスジェライス・ディアマンティーナ産。
リボン・ヘマタイト

サイロメレーン
(Psilomelane)


ブラックメルリナイト
(ブラックマーリナイト)

黒っぽいメタルカラーで、磨くと木目(年輪)のような模様が現れている石。
リボン・ヘマタイトの名前と、ヘマタイトのような色合いなのに、うっかりしていたが、、実は、サイロメレーンという全く別の石らしい。


ご存じのようにヘマタイトは(赤鉄鉱)、酸化鉄の鉱物。
サイロメレーンは、今では鉱物名として使われておらず、ロマネシュ鉱と呼ばれる。(硬マンガン鉱の場合もあり)分析すると、成分が似た別の鉱物である場合もあり。いずれもマンガンの鉱物
つまり、鉄とマンガンで似ているのは見かけ(色)だけの全く別の鉱物というわけ。ご注意を。


リボン・ヘマタイト(サイロメレーン)と書きながら、ヘマタイトのコーナーに掲載しているのを見かけましたが、これはいかがかと思います……。

今度はこれが「ブラックメルリナイト」と呼ばれているを発見。ミスティックメルリナイトよりは最初のメルリナイト(マーリナイト)に近いかも……マンガンつながりということでは。

琉璃 
(古越琉璃/古法琉璃)

Yahooオークションで見かける単色の透明な「石」。丸玉が多い。
見た目ガラスだが「古くからパワーストーンとして用いられている」などと説明されている。「火山瑠璃」に似ているが白い内包物は見られず、黄色や紫などの単一色。


同じ名前で検索すると、複数の色が混じったアクセサリーがヒットする。
このアクセサリーの方で説明を見てみると、「、“琉璃(Liu Li)”とは、ガラスに24%の鉛を混合した“人工水晶”」だそうで、台湾の「琉璃工房」でつくられているようす。(琉璃工房は、1947年に女優・楊恵珊が設立)(参考:とんぼだまらんど様
一方で、琉璃とは中国古代越王時期に発見された正式名称、古越琉璃と言います。瑠璃は中国五大名器之首と言われていて、皇室専用として使われていたほど高貴なもの」(参考:中国北京雑貨「鳳来」様
という説明もある。

ここでちょっとツッコミすると、最初の「鉛を混合した人工水晶」というのは、水晶ではなくて「クリスタルガラス」ということになると思う。鉛24%という割合は、まさにクリスタルガラスの規定である(鉛が24%以上含有されたガラスをクリスタルガラスと呼ぶ。それ以下ではセミクリスタル)
2番目の説明では「古越琉璃」とあるが、中国語サイト等では「古法琉璃」の方がヒット数が多いようす。
中国五大名器とは、「琉璃、金銀、玉翠、陶瓷(陶磁)、青銅」らしい。

これは、希少価値や美しさに加えて、古代においては、ガラスや金属・陶磁器は作る際に特注な技術や大量の燃料が必要だったため、それを使用することができる強大な権力=王権を象徴するものという側面があったようです。

まとめると琉璃は鉛ガラスであり、現代の琉璃は古代中国のイメージまたはモチーフを用いて現代的に作ったものといえるのではないかと思われます。(オークションで見かける単色ガラス玉が鉛ガラスで琉璃と言えるかどうかは不明)

鉛ガラスの歴史は古く、中国では紀元前のかなり古くから鉛ガラスによってガラス玉印章が作られていたといいますが、透明なガラスの技術が確立されたのがもっと後になってからであること、中国の文化が透明なものよりも「玉」のように半透明~不透明のものを好んできた傾向から考えると、現在見かける透明な「琉璃」は現代的なものであると考えられるからです。

参考サイトさま1 参考サイトさま2 参考サイトさま3

レイク・カウンティー・ダイヤモンド
Lake County Diamond


ムーン・ティアーズ
Moon Tears


見た目透明な破片状の石。もちろん本物のダイヤモンドではない。
海外サイトの説明によると、カリフォルニアのレイク郡のMt. Konocti(火山)の近くでのみ見つかる火山由来のものであるとされている。


黒曜石ではないかと思うのだが、モース硬度が7.5~8あるという……(ガラスは5)。
ファセットカットされてルースにされていることもあるようす。


ムーンティアーズの名前は、ポモ族の族長が月と恋に落ちたが、月は夜空を照らす役目があるので族長の元にはとどまれず、涙を流し、それがこの透明な石になったというネイティブ・アメリカンの伝説にちなむらしい。

参考サイト(海外) 参考サイト2(海外) 


カリフォルニアで、ガラス状で……となると、頭に浮かぶのはアンダラ・クリスタル。

ただし、Mt. Konoctiはシャスタ山やシエラネバダ山脈とはちょっと離れていて、どちらかというと海岸より。……関係はあるのだろうか?
 情報募集中!

※地図中のDonner Passは、この近くでアンダラが産出するという情報を見かけた場所。
Rainforest Jasper
レインフォレスト・ジャスパー
雨林石

ジャスパーではなくてライオライト(流紋岩)。オーストラリア産。
東急ハンズでは「雨林石」という名前で売っていた。
大きい写真はこちら


こちらのサイトさんによるとレインフォレスト・ジャスパーはオーストラリアはクォーンズランド州,Mt.Hay周辺産ということになるようす。
レインボー・カルシリカ
Rainbow Calsilica
メキシコで最近発見された天然の模様の石と説明されているが、カルサイトなどに染料を混ぜて樹脂等で固めた人工石らしい。
くわしくはこちら(後半)。
綴りがRainbow Calsilicaなのだから「レインボー・カルシリカ」と読むのは難しくないと思うのだが、「レインボーカル・シリカ」だの「レインボーカルスリカ」だの……。どこかの情報の使い回し的雰囲気があるのも気になる石。
→参考サイト(海外)
 →参考サイト2(海外)
レオパード・ジャスパー
レオパード・スキン
(レパード・スキン)
レオパーダイト
レオパード石
ジャスパーという名前で売られているので、ジャスパーだと思っていたら、厳密にはそうではなかったらしい。
石英、正長石、曹長石、雲母が混じった中に鉄やマンガンなどの黒い斑点または縞状の模様を持つ。石英斑石の一種。

流紋岩の一種であるという説もあり。
※Lepardは、発音はレパードですが、レオパードと表記されていることも多いようす。
レッド・エメラルド
エメラルドはベリル。つまり赤いベリルということで、そのままずばり、レッド・ベリルだと思われる。素直にそう書けばいいのに……。知名度が低いから?

鉱物名はビクスバイト(bixbite)
見かけは全く違うが綴りに「y」が多いだけのビクスビ石(bixbyite)という石があるので注意。
詳しくはこちら
レッド・マラカイト ビーズまたはペンダントヘッドとして売られていることが多い。
見た目は、ベージュ~オレンジ茶色(煉瓦色)の縞模様石。
ただし、マラカイトとは縁もゆかりもないジャスパー。
「まるで赤いマラカイトみたい」という程度のネーミングであると思われる。
……ビーズの名前でパワーストーン的意味を判断するのはとても危険。
レムリアン・アクアタイン・カルサイト
(レムリアンアクアティン、レムリアンアクアチンの表記もあり)
Lemurian Aquatine Calcite
アルゼンチン産の「teal-blue」のカルサイト。
teal-blueは訳せば(カモの羽根色のような)緑がかった青だが、写真を見る限りでは、わずかに緑ニュアンスの水色~青。

Lemurian Aquatine Calciteのネーミングは、ヘブン&アース社のTM
Aquatineをアクアタインと読んでみました。他の呼び方があれば教えて下さい。
レムリアン・アゲート
Lemurian Agate
2009年ウルグアイのリオネグロで発見されたらしい。
その地層はジュラ紀のものであるとか、フリントやメニライトに似ている形状とあるが、地層は古くても、アゲート類は地層ができた後でその隙間に晶出するのだから、アゲートがジュラ紀とは限らない。
写真を見た限りでは明らかにアゲートに見える。

海外サイトで検索すると、カリフォルニア産という情報もある。
レムリアン・ゴールデンオパール
Lemurian Golden Opal
Heaven & Earth 社の2008~2009秋冬の新製品。
(Fall-Winter 2008/2009 Catalogue #39
で取り上げられているそうなので、まさに<<新作>>である)

マダガスカル産の、半透明黄色のオパール。
遊色を持たない、コモン・オパールである。
深い瞑想に入るのを助け、夢を鮮明にし記憶させるんだそうだが、コロンビアのドリーム・クリスタルも半透明であることを思うと、半透明という質感は、夢や瞑想につながるイメージなのだろうか?

参考サイト(Heaven &Earth社のカタログ。PDFファイル)
レムリアン・ジェイド(ジェード)
Lemurian Dream Jade
インカ・ジェード
ジェダイト、ネフライト、チャルコパイライト、パイライト、カルサイト、クォーツが混じっているらしい。

ペルー産


詳しくはこちら
レムリアン・レッド・カルサイト
Lemurian Red Calcite
アルゼンチン産の赤~茶色のカルサイト。
レムリアン・レッド・カルサイトのネーミングは、ヘブン&アース社のTM
レモンクリソプレース
名前はクリソプレーズでも、アップル・グリーンのカルセドニーの変種ではなく、全く別の石

鉱物学的にはクォーツ・マグネサイトということになる。


もうちょっとくわしく言えば、ニッケルが混じって淡いレモン色になったマグネサイトにクォーツが入ったもの。

ローゼストーン
ロデストーン

ロードストーン
Lodestone

おそらくロードストーン(Lodestone)であると思われる。
マグネタイト(Magnetite/磁鉄鉱)の中でも特に磁力の強いもの(変種?)を指すらしい。ロデストーンと呼んでいるところもあった。
……パワーストーンとしてはご飯として砂鉄が必要だそうで……「ロードストーンフード」として売ってます。ちょっとコミカルで笑えます。

※「ロードストーン」で緑のものを見かけたがマグネサイトはふつう黒だと思うので、天然で緑のものがあるのかどうかは謎。
ローゼライト
Roselite
カルシウム、コバルト、マグネシウムからなる美しいローズピンクの砒酸塩鉱物。(上に水晶が結晶しているが、色はこんな感じ(写真)
……なのだが、「誕生日石」系のサイトでは、「ピンク色のグロッシュラー(ガーネット)が「ローゼライト」と紹介されている。

ところが、ピンク色のグロッシュラーの別名は「ロゾライト(Rosolite)」。しかも紹介されている「淡いピンク」ではなくて、ラズベリー・ガーネットとも呼ばれている濃く鮮やかなピンクのグロッシュラーのこと。
Rosophia
ローソフィア?
ローゾフィア?
2008年秋、ロバート・シモンズ氏によって紹介された石。
くすみ加減のサーモンピンクと半透明の部分が混ざっている石で、化学組成は不明だが、ピンクの長石と石英が混ざっていると考えられているらしい。
小さくて黒い金属光沢の内包物が見られるものもある様子なので、これはずばり「花崗岩」の一種であるように思われる。(黒い内包物は雲母では)
RosophiaはSophiaの薔薇(Rose)を意味するらしい。

ニュー・メキシコ州産
参考サイト(Heaven &Earth社のカタログ。PDFファイル)


こちら(海外サイト)によると、ニューメキシコとコロラドのロッキー山脈で採れるらしい。
ロータス・ジャスパー セサミ・ジャスパー
ロードウサイト
Rhodusite
角閃石グループである藍閃石(グロコーフェン)に属す石。
ロードウサイトはトレードネームで、鉱物名はマグネシオ・リーベッカイト。
ロードナイト・シリカ

ロードシリカ
Rhodo Silica
オーストラリア産で、ロードナイトにシリカが混じったもの。
シリカは二酸化珪素、つまり鉱物としては石英のことである。
見かけは、綺麗な薔薇色のロードナイト(普通に見るロードナイトのように灰色がかったピンクではなく、ロードクロサイトを思わせる濃いめピンク)。ところどころ透明に透けて、石英(水晶)が混じっていることがわかる。
どうやらロードナイト鉱脈の一部分に石英が浸透したらしく、わずかしか採れないと説明されている。
石英が染みこむと硬度が石英並になり、透明度が出て美しい。
黒い部分が混じるものもある。

ロードシリカは、ヘブン&アース社のロバート・シモンズ氏のネーミング。
ロイヤル・サハラ・ジャスパー
Royal Sahara jasper
北アフリカのサハラ砂漠で見つかったジャスパー。
一説によるとエジプトからスーダンのあたりのイースト。サハラ産だという。
きれいなものは、見つかる中の数パーセントくらいだとか。
商標登録されているようす。

ベージュ色~茶色~黒のマーブルな感じの模様で、ポーセリン・ジャスパー(ポーセライン・ジャスパー/陶碧玉)の一種だという。ポーセリン・ジャスパーは粘土が変成作用を受けて固まったものだそうなので、厳密にはジャスパーではないかもしれない。


参考サイト(海外) 参考サイト2(海外) 参考サイト3(海外)
Lodolite (Lodalite)
ロドライト
Lodolite (Lodalite)Quartz

ロドライト・クォーツ
Scenic Quartz
Landscape Quartz

ランドスケープ・クォーツ
Lodolite(Lodalite)は、ギリシャ語で「泥石」の意味。
転じて(ミナスジェライス産の)ガーデンクォーツを指すらしい。

(※クローライト主体の緑のガーデンではなく、ミナスジェライス産に多いいろいろな色の内包物が入ったガーデンがヒットする)

実際のガーデンクォーツは、クローライトや鉄、カルサイトなどさまざまな鉱物を含む。

ワンダー・ストーン
Wonderstone
アメリカ・オレゴン州産のライオライト(流紋岩)のうち、きれいな縞模様になっているものらしい。
赤系統の色合いで不透明。不透明な瑪瑙のようにも見えるが、ライオライトだとすれば瑪瑙とは別物。シリカ分が多いらしい

ジャスパーと説明しているところもある。
「Jupiter Stone」の別名もあるらしいが、未確認。
粘土が火山岩によって変質した、ポーセライン・ジャスパー(Porcelain jasper/陶碧玉)と呼ばれるものに似ているような気がする。

▼長い表なので、調べたい石の頭文字をクリック!

ページが巨大になったので分割しました。見つけにくい場合は総合索引をご利用ください。

お探し名称がない場合、他コーナーに収録されている可能性があります。
「総合索引」で探してみてください。
また、新たな名称(商品名)である可能性もありますので、
未収録の名称、間違いやリンク切れ、その他情報がありましたら、
掲示板ブログのメールフォームWEB拍手のメッセージ欄よりご一報お願いします。
(未収録の名称の場合は、それが紹介されているサイト情報もあると助かります)

内容の転載・転用はご遠慮下さい。
※このコーナーで取りあげている水晶の中には、ショップオリジナルのネーミングも含まれています。
  商業的に用いる場合は、充分留意して下さい。

.※石の名前には(TM)がついているものもあり、「商標登録」と解釈されていますが、 TMはトレードマークの略であり、TMを用いるにあたっては登録している必要も、登録中である必要もないようです。
 
®(○の中にR)は米国特許商標庁に登録されたという意味を持ちます。一方、(TM)については特に規定もなく、主観的に「これはトレードマークだ」と思えば付けることができるのだそうですが…… 詳しくはこちら


正体不明石
求む!情報!

売られていた石の名前・特徴
アクアクォーツ
若干緑を含む不透明アイボリー、部分的に紫。
パープルストーン
名前のまんまの紫色の石。半透明のもの、不透明のものがある。
ピースストーン(ドゥルマー・ストーン)の正体判明。ソーシェライトの項目をご覧ください。
アクアクォーツ(↑)もその一種ではないかという気がしてきました……。
アップルストーンの正体判明。長石(赤)+石英(茶色)、つまり花崗岩のようなもの。


SEO [PR] !uO z[y[WJ Cu