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いったいこの石、何の石?

ヒーリングの分野では、聞いたこともないような名前の石が登場します。
単に「知らなかった鉱物」の場合もありますが、鉱物名とは別につけられた名前であることも多々。
いったい、それがどんな石なのやら、頭が混乱するので、まとめてみました。
※標準的な鉱物名やトレード・ネームでも有名なものは省いてあります。検索してみてください。

このコーナーは、KURO@監理人の私的メモ。参考になれば幸いです。
鉱物名を知っておくと、鉱物系ショップで、格安でゲットできる可能性も大です(笑)。

お探し名称がない場合、他コーナーに収録されている可能性があります。
「総合索引」で探してみてください。
また、新たな名称(商品名)である可能性もありますので、
未収録の名称、間違いやリンク切れ、その他情報がありましたら、
掲示板ブログのメールフォームWEB拍手のメッセージ欄よりご一報お願いします。
(未収録の名称の場合は、それが紹介されているサイト情報もあると助かります)

▼長い表なので、調べたい石の頭文字をクリック!


ページが巨大になったので分割しました。探しにくい場合は総合索引をご利用ください。

水晶については、「ニューフェイス水晶!?」に掲載しています。

石の名前 鉱物名・その他情報
  アースシードライト
Earth-seed-lite
Earthseedlite
2014年に北インドのマニハールで発見されたサフィリン、コーディエライト、シリマナイトが混じっていて、超高温変成でできた珍しい石
約38~25億年前の南極付近の地球深部でできたものが地殻変動で移動した。
北上を続けるインド亜大陸がヒマラヤを天空へ押し上げたエネルギーを秘めている。
……ゆえにアースシードライト
とのことだけれど、インドが北上してヒマラヤ云々というのはパンゲアが分裂して以後なので、分裂した時点で見ても1億5000万年前くらい。
しかも、(今の)南極と接していたのはインドの南端あたりなので、そこでできた石が北部のマニハールまでどうやって移動したのかも謎。)このあたりの隅つつきはこちら(注;長いです)

おかしいなーと思って調べてみたら、どうやら、確かにインド南部には超高温変成の岩石が出るらしい。
その組み合わせもアースシードライトに似てる……というか同じと言ってもいい感じ?
その岩は、すごく古くにできたゴンドワナの岩が、インドや南極分裂の時の地殻変動で高温変成を受けたらしい。
このあたりのまとめはこちら※上のリンクの最後の記事です
  アクアティン
Aquatine
ブルーグリーンのカルサイトのトレードネーム
アクアレムリア
Aqua Lemuria
インドネシア・スマトラ島産といわれるガラス質の淡い青色(青緑?)の石。スマトラの山岳地帯で見つかるとも言われる。うっすらと緑っぽい筋状の色むらが入るものもある。
アクアレムリア=インドネシア産アンダラ・クリスタル(インドネシアン・アンダラ)とする説と、別物であるとする説がある。

アクアレムリアは、薄い青(青緑)が多く、インドネシア産アンダラは、緑・青のものが多いようなので別もの? 天然説と人工説がある。少なくとも結晶鉱物ではない。

一例として、ワイヤラップペンダントの説明には「オブシディアンとテクタイトに構成の点で同様。それはスマトラの山岳地帯で見つかります。その起源は知られていません」というようなことが書かれている。
要するにガラスであるが、天然か人工かはわからないということ。
アグニゴールド
ダンビュライト
Agni Gold Danburite
(TM)

ロバート・シモンズ氏によって(TM)が付けられている。(TM)とは?


イエロー・ダンビュライト
アフリカで発見されたゴールデンカラーのダンビュライトとのこと。

たぶん、タンザニア産のDodoma産。2006年くらいから見かけるようになった、鮮やかに黄色いダンビュライトで、結晶形のものはあまり見かけないように思う。

アグニとは、インド神話に登場する火神の名前。
(それにしても、なぜアフリカの石にインドの神様の名前なんだろう?)

参考サイト(海外)
アスタラライン
Astaraline


ロバート・シモンズ氏によって(TM)が付けられている。(TM)とは?
ロッキー山脈産で、白雲母、石英、クロンスティダ石(Cronstedtite/蛇紋石系の粘土鉱物らしい)が混じった石。(参考サイト:海外)
海外サイトではクリスタルと表記されていたが、結晶というより岩石
雲母によりキラキラして見える。
白、薄いグレー、稀にピンクや黄色など。写真で見かけたのは鈍く淡いオレンジ系で、キラキラによってサンストーンっぽく見えていた。


例によってヘブン&アース社のローバート・シモンズ氏のプロデュース石。TM付き。(TM)とは?
  アズマール
Azumar
アリゾナ産で、クォーツにカオリンと他の鉱物が混じった石らしい。
色あいはラリマーのようなブルー、質の低いものはやや灰色がかり、エンジェライトっぽい色合いになる。
色むら、縞模様っぽい模様があるものもある。

名前はAzur(青)+Mare(海)とのこと。
くわしくはこちらとかこちら


クォーツとのことだけれど、縞模様を見るにファントムではない様子。カルセドニー系もしくはクォーツァイト系である可能性もあったりして?

例によってヘブン&アース社のローバート・シモンズ氏のプロデュース石。TM付き。(TM)とは?
アゼツライト
Azeztulite

ロバート・シモンズ氏によって(TM)が付けられている。(TM)とは?
アメリカのノースカロライナ州、バーモント州、インドのサチャロカ僧院の近くで産出する水晶の一種。ピンク色もある。
一番最初に見つかったのはノースカロライナ産。
ノースカロライナ産では、結晶も見られ、クラスターも存在する。
バーモント産は「ニュー・アゼツ」と呼ばれ、白濁した塊状が多い。

その後続々と「新作」発表中。産地もインドなどがあり、アメリカ産でも水晶ではないアゼツライトも出てきた。
レアなパワーストーンと言うより、ヘブン&アース社の「アゼツライト」という商品名のシリーズと考えた方がいいかも。

くわしくはこちらのページの「アゼツライト」をどうぞ

  アセンショナイト
アセンションアイト?
Ascensionite
南アフリカ産の、玄武岩とドロマイトから成る岩石。
説明はこちら(海外サイト)
アップルストーン

アフリカンロードナイト
※ロードナイトではなかった
写真の石を買った店では「アップルストーン」、別の店では「アフリカン・ロードナイト」。
ロードナイトじゃないよな~と思っていたら、正体判明。

長石(赤い部分)、石英(茶色の部分)。結果、花崗岩のようなもの。これには納得!
アデュラリアン・ムーストーン
Adularian Moonstone


↑このように透明な中に青い光が浮かぶものをアデュラリアン・ムーンストーンと呼んでいることがあるが、鉱物としてのアデュラリアンとは限らない。

↑こちらが、鉱物としてのアデュラリアン(氷長石)。ムーンストーンにはならないという説もある。
スイスおよびオーストリア産の、透明な地に青い光が浮かぶブルー・ムーンストーンのこと。「アデュラリアン」とは、スイスのアデュラー山脈にちなむ。

ご存じのように、ムーンストーンは鉱物名ではなく、カリ長石の仲間で独特の顕微鏡レベルの層状構造により、見る方向によってふんわりとした月光のような光が浮かぶものに対して付けられた宝石名である。

ムーンストーンは、鉱物としては正長石(オーソクレース)、その変種である玻璃長石(サニディン)、やや成分が違う曹微斜長石(アノーソクレース)ということになるらしい。

アデュラリアン・ムーンストーンに名前が似ているアデュラリア(氷長石)という長石があるが、アデュラリア(氷長石)でムーンストーンの効果を持つものがアデュラリアン・ムーンストーンとは限らないことに注意。

説は各種あり、
◆アデュラリア(氷長石)にムーンストーンの効果が出るもの
◆スイス・オーストリアのアデュラー山脈の地域で取れる透明な中に青い光が出るもの(見た目が透明であって、氷長石かどうかはわからない)
◆アデュラリア(氷長石)は、ほぼ純粋なカリ長石であるため、ムーンストーンにはならない。
など。

とりあえず、アデュラリア(氷長石)にムーンストーンが出るものがアデュラリアン・ムーンストーンという単純なことではないかもしれないことだけは覚えておいた方がよいかも。
ルース屋の人に聞いてみたが、わからないとのことだった。
もちろん、アデュラリア(氷長石)はスイス・オーストラリア以外でも産出する。鉱物名なので、産地を問わずアデュラリア(氷長石)である。


→参考サイト1 →参考サイト2
アトランティサイト
Atlantisite
黄緑~緑のまだらのサーペンティンに、スティッチタイト(ピンクがかった紫色)が斑点状に入った石。タスマニア産。
大きい「写真はこちらこちらこちら

海外のサイトで、緑ー黄緑の部分をAtelestiteであるとするところを発見。アテレスト石という、珍しいビスマスの鉱物ということになるが……?
追加資料募集中!

アトランティサイトの発掘場所はこんな所らしい(海外サイト)
アニョライト
Anyolite
パワーストーン的名称ではなく、半透明から不透明な緑色のゾイサイトに、黒色の角閃石のインクルージョンを含む岩石のこと。
ルビー・イン・ゾイサイトの別名のように使われるが、正確にはこの石の緑色の部分のこと。

ついでに、ルビー・イン・ゾイサイトは赤+緑の石。
赤(ルビー)と緑色の間に白い層が挟まっているのは、ルビー・イン・フックサイトである。時々間違えて売っていることがあるので注意。
 詳しくはこちら

←左の写真の緑の部分が「アニョライト」

アネラ・クリスタル

Ane'la Crystal
アンダラ・クリスタルの一種(らしい)
2008年1月10日、ハワイ、カウアイ島のヒンズー寺院で、アンダラ・クリスタルの発見者ネリー氏が寄贈したアンダラが「爆発」するという出来事があり、爆発したアンダラを母胎に生まれたのがアネラ・クリスタルだという。
爆発したアンダラそのものではなくアクアマリン色に生まれ変わったかけらのことだと言うことだが、固まりのアンダラが砕けて、その破片の一部が変色したと言うこと?
……ということでしたが、実はミッキー氏は無関係なのだそうです。(アネラ・クリスタルも「爆発した」アンダラそのものではないとのこと)
(参考サイト・ブログ記事の下の方)

アンダラクリスタルを発見したのはネリー氏。ネリー氏とともにアンダラを世に送り出したのがミッキー氏
アネラ・クリスタルはウェンディ氏がネリー氏のもとに持ち込み(どこから持ち込んだのかは不明)、ネリー氏が「アネラ」となづけたようす。
アンダラが「爆発した」という出来事はあったのは確からしい。
アネラクリスタル=爆発したアンダラではないらしい。
では何か……ということなのだが……参考までにショップサイトにリンク
アネラ・クリスタルに対するネリー氏のメッセージを載せているサイト

ちなみにAne'laはハワイの言葉で「天使」の意味。
アパッチ・ゴールド
Apache Gold
ヒーラーズ・ゴールド
アバロナイト ブルー・ドゥルージー・カルセドニーとも言うらしい。
ブルー・カルセドニーの中でやや紫がかったもののこと。
ジュディ・ホール氏の「クリスタル&癒しの石」の写真では、瑪瑙のジオードの中に結晶したドゥルージーが何となく青みを帯びて見えるものだった。
Avalonite
アバロナイト
1998年にワシントン州東部で発見された、白、緑、桃色(コーラル・ピンク)が混じった色の石。
長石、角閃石、雲母、カルシウム、二酸化ケイ素 その他色々を含む複雑な組成の石で、ゾイサイトの仲間であるらしい。ゾイサイトの一種チューライト(桃簾石)の一種と言われることもある。

 ワシントン州で見つかった縞模様のあるペールオレンジのゾイサイトという説明もあり。

くわしくはこちら(英語サイト)

TM付き
アフリカン・クィーン
カラハリ・ピクチャーストーン

"African Qeen" Jasper。
見かけは普通のピクチャー・ジャスパー?

「ピクチャー・ジャスパー」は慣習的にジャスパーと呼ばれているが、実はジャスパ^(碧玉)ではなく「泥岩」または「砂岩」であることから、ピクチャージャスパーを「ピクチャー・ストーン」、アフリカン・クィーン・ジャスパーも「African Queen Rock」と呼ばれていることがある。

カラハリ砂漠産とのこと。
カラハリ・ピクチャーストーンとも。
  アフロディーテ
Aphrodite
コバルト・カルサイトのトレードネーム
アホーアイト入り水晶
銅の鉱物である、青緑色のアホーアイトを内包した水晶。南アフリカのメッシーナ鉱山でのみ産出。鉱山がすでに閉山しているため、大変高価になっている。
塊状の透明感のない水晶のひびににアホーアイトが入った「ラフ」として売られているのは、
アホーアイト入りではなくてクリソコラ入り。
言われてみれば、水晶に内包されたアホーアイトよりは緑が強い。

指輪やペンダントに加工されている半透明パステルグリーンの石は、クリソプレースまたは染色のカルセドニーであることがほとんどらしい。(左写真)
水晶に内包されたアホーアイトの実物を見てみるとわかるように、ほとんどがファントム状に薄く内包されている・丸玉やカボションに削ったとしても石全体がまんべんなく半透明に色づくとは考えにくい。
、また、アホーアイトは繊維状の結晶になって内包される。

→参考サイト(海外)

ナミビア産でアホーアイト入りカルセドニーとされている標本を目撃(参考:ショップサイトなのでリンク切れの可能性あり。産地は Mesopotamia Mine, Khorixas, Damaraland, Namibia)。もこもこした形状だったが、磨けば左のクリソプレーズのような色合いになるかもしれない。ただし、形状からして大きい磨きは期待できないような気もする。
これまで「アジョイテ」の名前で売られていた全面半透明パステルグリーンの石は、クォーツではなくカルセドニーだったのか?
標本では初めて見かけたので、詳細不明。
情報募集中!
これが本当のアホーアイト。ファントム状に薄く内包されており、拡大すると繊維状の結晶が見える。
ファントムで繊維状という特徴を覚えておくと、他の「アホーアイト」の不自然さがわかる。(写真の石は友人提供)
石英のクラックに緑色の「アホーアイト」が染みこんだような感じ。
メッシーナ産だということだが、左のアホーアイトに比べると緑がきつく、アホーアイトらしい結晶も見えない。上記の参考海外サイトではクリソコラであるとしている。
これは、クリソプレース(アップルグリーンのカルセドニー。染めの場合もある)このような透明のアホーアイト色カルセドニーが、アクセサリーに加工され、「アホーアイト」として高値で売られていることがある。ファントム状のアホーアイトがこのように均一に内包されるとは考えにくい。
ナミビア産でアホーアイト入りカルセドニーがあるようす。原石の標本を見る限り、全体的に青緑のアホーアイトが内包され、磨けば上記のクリソプレースに似た感じになるように思われる。
果たして「アホーアイト」として売られていたのは、アホーアイト単体でないのは確かだとしても、アホーアイト入り水晶ではなく、アホーアイト入りカルセドニーだったのか?
アホーアイト入りカルセドニーがどの程度産出しているか、本当にアホーアイトによる色なのか、まだ不明な点があるので判断は保留
Amulet Stone
アミュレット・ストーン

Uluru's Children
ウルルズ チルドレン


アボリジニストーン
Aboriginal Stone

ウルル/Uluruとは、オーストラリアのシンボルとも言える「エアーズ・ロック」のこと。アボリジニの言葉で「偉大な石」を意味する。オーストラリア大陸のほぼ真中にあたるノーザンテリトリ(北部準州)南西部にある世界最大級の単一の岩石(モノリス)。
地表から348 m、その周囲はおよそ9.4 kmもあり、先カンブリ時代の6~7億年前に形成されたもと考えられ、「地球のヘ ソ」とも呼ばれる。
ふもとには多くの洞窟があり、内部にはアボリジニの描いた壁画が残るアボリジニの聖地で ある。
……という、ウルルの近くで採れるのかどうかはわからない。
アミュレット・ストーンとして売られていた石
  (コメントでいろいろ情報をいただきました)
→参考サイト(海外)


ウルルズ・チルドレンと呼ばれているが、ウルル(エアーズ・ロック)の近くではなく、ニュー・サウスウェールズとの境に近いクィーンズランド州の比較的海岸沿いのMt.Hay産とのこと。
ここでは、サンダー・エッグと呼ばれるアゲートのノジュールが採れる。このサンダーエッグの小さいものを割らずに塊のまま、軽く表面を磨いたものが、ウルルズ・チルドレンである。
詳しくはこちらこちら


アボリジニ・ストーンとして売られている例もあり。「 太古より封印されし知恵として伝えられているお守り」だそうです。
ちなみに、ラベルはAboriginal Stoneになっていて、検索するとアボリジニの石器がヒットする。
ミネラルショーにて「アミュレット・ストーン」の名前でうられていた石。
この名前で調べていってウルルズ・チルドレンの名前がわかった
 
こちらがジオードそのまま。左は表面が研磨されており、はネットショップで「アボリジニ・ストーン」の名前で売られていた石。右が未研磨品である。
ネットで検索するとこちらのタイプがアミュレット・ストーン、ウルルズ・チルドレンの名前でヒットする。
ジオードを半分割りにしたもの。こちらがサンダーエッグの名前で売られている。

アモライト
Amorite

カルサイトとカルセドニーとクォーツ(ドゥルージー状)による石ということだが、コンシャ・アゲートと同じものではないかと思われる。ブラジル産
以下は想像だが、アモライトは「太陽」を意味して名付けられたのではないだろうか。
アンモナイト(Ammonite)はエジプトの太陽神アモン(Ammon)にちなむという。このAmmonがこのネーミングにも用いられているのではないかと想像する。
(Ammoliteだと、宝飾用のアンモナイト化石のこと)
メキシコ産のドゥルージー・カルセドニーのことらしい 
Alabasterine アラバスター(雪花石膏/Alabaster)のことだと思われる。海外サイトでオレンジセレナイトに対してこの名前が使われていた。
アルバイト
Albite
曹長石。長石グループの鉱物で、ナトリウムに富む。
……こういう基本的情報を全く記載せずに、意味や効果だけを述べるのは、激しく片手落ちだと思う。
Hourglass Selenite
アワーグラス・セレナイト
アワーガラス・セレナイト
hourglassとは砂時計のこと。

セレナイトのダイヤモンド(◇)形の結晶で、紫外線によって蛍光し、結晶構造によって光る部分と光らない部分があり、その様子が砂時計のように見えるもの。

カナダ産のものとして紹介されていたが、アメリカ、オハイオ州でも産出する様子。
オハイオ州産のセレナイト(蛍光写真あり)

写真を参考に起こしたイラスト。真ん中の光っていない部分が砂時計の形をしている
アンダラ
(アンダラ・クリスタル)

Andara Crystal



余談ながらシエラネバダで産出するオブシディアンは「黒い」ようす。
天然とされるガラス状の石。(天然かどうかはさだかではない)Andara、Andara Crystal、Andara Crystal Glass、Andara Stones、Andara Odsidian、Andara Lemurian Glassなどの表記もある。

アンダラには、おおまかにアメリカ産(シエラネバダ産)、インドネシア産、南アフリカ産(?)があるらしい。
南アフリカ産は、ダイアモンドの産地で産出し、厳重に管理されていて出回らないそうである。名前を聞くのみで、写真は見かけないようす。
よって、市場に出回っているのはシエラネバダ産、インドネシア産。

シエラネバダ産アンダラは、1960年代から70年代にかけて (一説によると1967年2月) アメリカ・カリフォルニア州、シエラネバダのネリーランド(ネリ-ズ・ランド)で発見されたとされる。(地図上の位置は不明)
「ユニコーンが角をこすりあわせたときにでる白い粉」と一緒に発見されるという話もある。→エセリウム
その直後地震によって土砂に埋まり、90年代後半にほぼ枯渇したとされていて、初期のころはとても希少であると説明されていた。その後、2001年(ごろ?)に新たな発見があったらしく、新たな色が次々にお目見えしている。

アンダラはガラス状の石だが、シエラネバダ産ピンク・アンダラは初期は淡いピンクやローズ・ピンクだったように記憶しているが、今では「アンダラと同じ波動を持つ」とされるローズ・クォーツであるようす→ピンクアンダラ

2008年に「アネラ・クリスタル」と呼ばれるきれいな水色のものが市場に現れ、最初はハワイのヒンズー寺院に納められたアンダラが「爆発」したそのかけらであると説明されていたが、実際はそうではなく、「アンダラのいとこのようなもの」と説明された(アネラの産地は不明)。

見た目ガラスのかけらであるため、偽物も多い
ブラジル・ミナスジェライス州で地中から出てくる人工ガラスがアメリカ人のバイヤーに買われ、「アンダラ」として売られているという情報あり。詳しくはこちら
日本で流通するアンダラ・クリスタルにはミッキー・マジック氏が関わっているようだが、同氏が「最近、ネリーランド産ではあり得ない色のアンダラが出回っている」とメッセージを発表している。いったいどの色があってどの色がないのやら……。
アネラ・クリスタルにはマジック氏ではなくウェンディ氏が関わっているらしい。

ネリー氏が認定した業者はここだけ、とか、いや、こちらこそネリー氏のところから仕入れていて、証明書も出してもらったとか、何がなにやらわからなくなりつつある。


シエラネバダ産のアンダラは、気泡(まれに水入りも)以外の内包物は見られず、色も若干のグラデーションの他はバイカラーのものはないようす。
形はぶっかきのかけら状のものが多い(まれにカットされたアクセサリーもあり)

一方インドネシア産は、コバルトブルーなど鮮やかな色のものが多く、ハートや不定形に磨かれたもの、大きくカットされたものもある。中に異なる色のものが墨流し状に入っているものがある(※ツッコミが下に)
あるショップでは白く丸い内包物入りのものがアンダラとして売られていたが、、最近オークションで多く見かける中国産の「火山瑠璃」にそっくりか、そのものではないかと思われる。

オブシディアンと似た火山性のガラスであると説明され、「天然」ということになっているが、海外サイトでははっきりと「man-made」であるとしているところもある。(参考)

とりあえず、シエラネバダ山脈にはオブシディアン・ドームがあるらしいが、そこのオブシディアンは黒いようである。
クリスタルの名前が付いているが、「結晶鉱物」ではないことは確か。

こちらでは、アンダラ・クリスタル、中国の火山瑠璃、イタリアのリパリ(エオリア諸島)のボルカニック・グラスが人工ガラスであるという話がなされている。
アンダラ・クリスタルの分析地も出ているが、それが何を意味するのか見当がつかないのが残念……(ページ下の方)


現在(2008年12月)、我こそはネリー氏のところの「本物」アンダラを仕入れているのだと、アンダラ取り扱い業者が互いに互いを非難し合っているような、何ともすっきりしない状態になっている。
個人的に言うならば、ネリー氏が直接メッセージを出し、産地の場所を明らかにし、ついでに分析でも何でもかけてアンダラが何なのかはっきりさせた方がいいのでは。(アンダラの科学的検証を紹介しているところもあるが、私には良く理解できず、納得できていない)
一つだけアンダラの小さなかけらを入手したが、手触り・さわったときの質感はガラスであると思う。

2009年6月、アンダラクリスタルの販売元のひとつが、アンダラは人工ガラスであると発言。
遙か昔、レムリア人が作ったガラスなのだから、「人工物」であるという趣旨。
アンダラにレムリア人云々の話がくっついていると知った頃から、それに従うならレムリア人の作った人工ガラスと言うことになるな……とは思っていたので、「人工」発言は、何とも思わないが、今になっての発言は問題かも。
アンダラが「レムリア人が作った人工ガラス」だというのなら、アンダラ偽物論争以上に、これまでさんざんあちこちで「天然だ」と言われてたその情報こそ、きっちり否定しなければならないはずだからだ。「その方が都合がいい」ということで放置していたのなら、それが問題であると思う。

というか、レムリア人が作ったから人工ガラスというなら、レムリア人の実在を証明しなければならなくなるのだが……。
アンデサイト
Andesite 
火山岩の一種、安山岩の英名。
アンデス山脈で多くみられることからアンデスの石の意味でアンデサイトと名付けられ、和名はアンデスの当て字だとか。
……そんな駄洒落なネーミングだったのか、安山岩……。

安山岩についてはこちら(Wikipedia)
アンデス・ジェイド
Andes Jade
アンデスの新しい翡翠とのことだが、ジェダイトかネフライトかは不明。
緑色でガーネットを含む
アルゼンチン産。


うっかりしていたけれど、ジェイド=翡翠ではない。
中国における玉(ぎょく)の意味で、必ずしも翡翠のことを示さない。

この石は、アルゼンチン産の蛇紋石系の石のようす。
mindatによると、アンチゴライトとリザーダイト(蛇紋石の一種)の混合物らしい。色は黒~黄緑。
……要するに、アルゼンチン産のニュージェイドみたいなもの?

Andes Jadeは2004年に発見され、透きとおる緑、斑のある緑、金色のイリデッセンスを示すものがある様子。シャトヤンシーを示すものもあるらしい。クリソタイルを含んでいると言われる。 
検索してヒットしたのはこちら(海外サイト)
追加資料募集中!


イオスフィライト
たぶん、Eosphorite(エオスフォライト/エオスフォル石、曙光石)のこと。

検索する場合はエオスフォル石でどうぞ。
ルースにカットされている場合もあり。
イオライト
(Io
rite)
※アイオライト(Iolite)ではない。
  「r」と「l」の違いに注意!



↑ブルー・アパタイト。
イオライトにそっくり
綴りは「Iorite」だが、アイオライト(Iolite)と関係はなく、
ブラジル産のブルー・アパタイトに対して付けられた登録商標。(詳細)
※最近再度見てみたら、ブルーアパタイトカイヤナイトの共生したものをであると説明されていた。ただし、ネットでイオライトとして売られているものを見る限り、アパタイトのみのように見える。
さらに追加情報(ありがとうございます!)
アパタイトとカイアナイト……ではなく、アパタイトのみとのこと。

大量のイオン(トルマリンの90倍……だとか)が計測されたことからイオン石の意味で「イオライト」のトレード・ネームが付けられたとみられる。


脊椎動物の骨や歯を構成する無機物の主要成分であるハイドロキシ・アパタイト(水酸燐灰石)は、構造上、他のイオンを微量成分として取り込みやすいと言われる。一方、鉱物としてのアパタイトは、ほとんどがフロー・アパタイト(弗素燐灰石)だが、やはり、イオンと関わりがあ るのではないかと推測される。
ただし、マイナスイオンという科学用語はないらしい。またマイナスイオンと言われているものが人体に与える影響はまだ詳しくわかっておらず、一概に体に良いとも言い切れないところもあるらしい。


モース硬度5とフローライト並の柔らかさなので取り扱い注意。
出雲石

↑ブラッド・ストーンの緑の部分……という感じだが、個人的にはやや不透明度が勝っているように思う。
濃緑(青みがかった緑)の国産ジャスパー……と思っていたら、いろいろ説あり。
出雲石=青石(玉湯町花仙山から産出)
(花仙山からは、カルセドニー、アゲート、ジャスパーいずれも産出するらしい)
出雲石=青瑪瑙(※地元での呼び方が青瑪瑙という説もあり)
出雲石=青めのう(碧玉)
(※碧玉はジャスパーのことだが……)
出雲石=濃緑ジャスパーにカーネリアンが混ざったもの
(まるでブラッドストーンの説明……)
出雲石=緑色凝灰岩

石材としては灰褐色の均質な中粒~細粒の砂岩を出雲石(来待石)と言っている場合もあり。(石灯籠などの材料)

「出雲石製の勾玉」の勾玉や、出雲石の写真を見たことがあるが、そのときは、ジャスパーらしい不透明さであると思った。天然石検定の教科書には、出雲石はジャスパーであり、島根県花仙山産の固有名種であるとされており、その説が妥当であると思われる。
ただし、ネットで見かける出雲石製の勾玉は、写真のせいかもしれないが、どちらかというとカルセドニーに近い(一見不透明だが薄くすれば光に透けそうな)透明感があるように思われるものも混じっている。
Yttrian Fluorite
イットリアン・フローライト
イットリウム・フローライト。
フローライトの成分中のカルシウムの一部がイットリウムに置き換わっているタイプ。(最大20%くらいが置き換わるらしい)紫、灰色、赤褐色。
ネットでみたところでは、ミルキーなパステルカラーの紫だった。

イットリウムは天然八面体のフローライトに含まれていることが多いらしい。


また、フローライトの色は
緑:サマリウム
青:イットリウム
黄緑・:イットリウムとセリウム
黄:酸素のカラーセンター
ピンク:イットリウムと酸素のカラーセンター
……だそうだが、青いフローライトをイットリウム・フローライトとは言わない様子。
イルニマイト
Irnimite
ロシアのハバロフスク産ブルー・ジャスパー。
イルニマイトの名前は鉱山の名前にちなむ。
ココア色とブルーが混じった色合い。
インカローズ
Incarose
アルゼンチン産ロードクロサイトで、鍾乳石状に成長し、断面を見ると白い縞が同心円状に入っていて、あたかも薔薇の花のように見えるタイプのこと。このようなタイプは、アルゼンチンのカピジータス鉱山産に特徴的なものである。

ビーズなどではインカローズ=ロードクロサイトで、縞模様のないものもインカローズと呼ばれているが、本来は前述のような「薔薇の花に見えるタイプ」のこと
今更「アルゼンチン産の見た目薔薇タイプのみをインカローズと呼ぶべきだ!」というのは無粋かもしれないが、名前の由来くらいは覚えておきたい。
インドネシアン・アンダラ
Indonesian Andara
インドネシア産のアンダラ・クリスタル。
ジャワ島産、ジャワ島の右側(?)の海の底に埋まっていたという説もみかけたが、インドネシア産という以外産地は紹介されていないので、詳しい産地は不明。
ネットで見る限り、アメリカ・シエラネバダ産のアンダラが色むらなしであるのに比べ、インドネシア産には色むらがある。シベリアン・ブルー(人工ガラス)のような鮮やかなコバルトブルーのものもあるようである。全体滝にシエラネバダ産より色鮮やかな印象。
ただし、オブシディアンでは見かけるゴツゴツした表面をもったアンダラは見かけない。


※ジャワ島産であるならば、ナチュラル・オブシディアンであるとする説もあり。
パライバグリーンカラー・オブシディアンの項目参照

※インドネシアン・アンダラの写真で、墨流しのように色が混じっている写真を見かけたが、まさに同じような物がブラジルのVidro na Terraにある。


インドネシア・スマトラ島の古称は「アンダラス(Andalas)」と言うらしい。
インドネシアン・アンダラとは関係がないと思うが、偶然だとしてもちょっとおもしろいかも。

紹介していたサイトはこちら

右の写真(上)は、ブラジルの人工ガラス「Vidro na Terra」。
中には、右写真のように異なる色が内包物のように混ざっているものがある。もっと混ざるとちょうど墨流しのようになる。

ガラスの文鎮などでも同様のものを見かけることがある。
……で、インドネシアン・アンダラで見かける2色マーブルのものは、とても人工っぽく見える……。

青い方は、インテリア・エクステリアのネットショップで「キロ売り」されていた「インドネシア産天然ガラス」だそうである。計10色近くあるものが天然……?
いちおう、お店に確認したら、産地が複数あるのでわからないとのこと。

茶色い方は、お店の人曰く「たぶん、ラボ」。つまり人工ガラス。


どちらもそっくりなものが「アンダラ」として売られているのを見たことがある。

ビーズなどガラス工芸の歴史があるところでは、廃棄されたガラスが地中からでてくることがあり、天然ガラスや他の宝石と間違えられることがあるという。掘ったら出てきた=天然ガラスとは限らない。
インフィニット・ストーン
インファナイト

Infinite
サーペンティン(蛇紋岩)とクリソタイル(白石綿)からなる石

「ヒーラーズ・ストーン」とも呼ばれる。
南アフリカ産。

インプレッション・ストーン


















シー・セディメント・ジャスパー
Sea Sediment Jasper
茶色がかったベージュ色の地に灰青色の石がまざった感じで、ビーズなどに加工されている。
海外でもインプレッション・ストーンとして売られているようす。
国内で販売している店では、鑑別に出したがよくわからなかったとのこと。
海外サイトまで足を伸ばして調べてみたら、「問い合わせたところ、タルクベースのステアタイトソープストーンと説明された」という記述を発見。
タルク(滑石)だと爪で傷が付くくらい柔らかな石なので、ビーズにはならないと思われる。
ステアタイト(凍石)は印材や置物に加工される緻密な滑石の一種(つまり、タルクよりは硬そう)、ソープストーンは磁鉄鉱を含む滑石を主成分とする鉱物。
色合いからしてステアタイトではないか。


再び検索の結果こちら(海外サイト)に「原料は中国、樹脂コーティングの可能性あり、成分はよくわからないがマトリックス(母岩)を含むソープストーンまたはステアタイトではないか(←大まかに意訳)」という記述あり。

:最近は「粘土鉱物」とするところも増えてきた。


近年、インペリアルジャスパーの名前で、この石を色鮮やかな青や緑などに染めたと思われる石が検索に引っかかるようになってきた。
(もしかしたら似ているけど別の石の可能性も若干あり)
海外ではシー・セディメント・ジャスパー( Sea Sediment Jasper)とも呼ばれている。
Sedimentは沈殿物とか沈殿するという意味。

海外サイトでは鮮やかな黄色やピンクや赤まであって、どう見ても天然の色ではない。

ましてや
従来のインペリアル・ジャスパーとは全く別物。

ヴィオラン
Violan
ビオラン、ヴァイオレーン、ヴィオレーヌ(Vaiolane)とも。
菫~青色に発色した透輝石(ダイオプサイト)の一種。
ロシア・ウラル産、イタリア・アオスタ産などがある。
ウォータードロップ・アゲート
Water Drop Agate
水入り瑪瑙
雨花石(うかせき)
中国の雨花台というところで採れた美しい模様の瑪瑙。水につけるといっそう発色が美しくなるらしい。(写真は、雨花アゲートの名前で売られていたタンブル。雨花石でいいだろうか……?)

※ビーズで見かける、アイボリーの色合いが美しい「リバーストーン」の和名を雨花石としているところがあったが、違うだろう……。

エイラット・ストーン


Eilat Stone。エイラト・ストーンとも。別名ソロモン・ストーン。
イスラエルの国の石で、イスラエルの最南端、エイラットで採れる石らしい。
旧約聖書に登場する「ソロモン王の石」、「知恵の石」はこのエイラットストーンだとか……

本文には、ターコイズ、クリソコラ・マラカイト・アズライトの混じった石とあるが、他の説ではクリソコラとマラカイト、
あるいはクリソコラとターコイズとpseudomalachite(疑似孔雀石。マラカイトとは別の鉱物)、
またはマラカイトアズライト、ターコイズ、pseudomalachite、クリソコラなど銅の二次鉱物が混ざったという説もあり。参考サイト:海外

クリソコラとマラカイトの共生石で、ザイール(コンゴ)産との説もあり。エイラート石とも呼ばれていた。


:エイラート・ストーンとしてクリソコラとターコイズの共生石という説あり。


とにかく、イスラエル産の銅の二次鉱物の混合石……?
Exotica Jasper
エキゾチカ・ジャスパー


パープルピクチャー・ジャスパー

エキゾチカ、要するに「風変わりな」ジャスパー。
別名を「Sci Fi Jasper」「Science Fiction Jasper」。
黒地に藤色、灰色、クリームのようなパープルの、くっきりとして風変わりな模様が入る。
最近ではビーズでも見かけるようになり、パープルピクチャー・ジャスパーなどと呼ばれている。
ティファニー・ストーンにも似た感じ。別名からすると、SFっぽく風変わりな模様……?産地はメキシコ、Sonora。
※ジャスパーと名前が付いているが。正確にはポーセライン・ジャスパー。微細な石英結晶が集まったものではなく、粘土が変成作用を受けて固まり、ジャスパーのように見えている石らしい。 写真と詳細はこちら
エクロジャイト
Eclogote

海の底の地殻(海洋底地殻:玄武岩や斑糲岩など)が地下深くに沈み、高温・高圧下で変成岩(広域変成岩)になったもの。ガーネットとオン
ファス輝石からなるために榴輝岩(りゅうきがん)ともいう。
最近、ビーズで見かけることがあり、ビーズではオレンジ~飴色の部分がガーネット(パイロープ~アルマンディン)、緑色のオンファス輝石(翡翠の成分)。そのため、ときどき「グリーン・ガーネット」とされているのは正しくない。

また、ビーズは中国産とのことだが、石そのものが中国産なのか、加工されたのが中国なのかちょっと不明。

エクロジャイトとされていた石が火成岩の一種であるgarnet pyroxeneiteだったという場合もあるようす。(参考サイト
エセリウム
エーテリウム
(Etherium)
アンダラ・クリスタル(シエラネバダ産)と同時に産出するという粉状の物質。(インドネシアのアンダラクリスタルでは、エセリウムの話を聞かない)
「ユニコーンが角をこすりつけてできた粉」であるとされ、分析によると数十種の稀少鉱物からなるらしい。
この粉と一緒に産出したものでないとアンダラ・クリスタルと言わない……らしい。

エーテリウムの名称は、エーテル+ラテン語の接尾辞(-ium)であると思われる。エーテルは普通(Aether)だが、イーサー(Ether)とも言うので、Ether+iumでEtherium。はないだろうか。(海外ではイーサリウムと発音しているかも)

エーテルは、アリストテレスが提唱した、天体を構成する「第五元素」のこと。ギリシア語で「上層の空気」の意味。19世紀以前の物理では、光や力が空間を伝わるための媒質として、エーテルが充満していると考えられていた。

エセリウムは、別名をPrima Matraと言うらしく、こちらは、エーテルから形成された、汚染されていない純粋な物質……という意味になるらしい(意訳)。 
いずれにせよイメージ商品であるといえる。
中途半端な化学的説明は、混乱の元ではないだろうか……。
エレスチャル・カルサイト
エレスタイト
ホワイト・モルダバイト
  エレファントスキン
Elephant Skin

コキナ
Coquina
「エレファントスキン・ジャスパー」の名前で売られている石。茶色の地に黄土色の何かの破片のような物がぎっしり詰まった感じ。

これは、コキナ(Coquina)という、貝殻とサンゴの破片でできた石灰岩の一種らしい。
石灰岩ということは、ジャスパーではないのだが……。
エンジェライト
Angelite

鉱物としては硬石膏(Anhydrite /アンハイドライト)のなかま。硬石膏に水分子が加わると石膏(ジプサム)になり、硫酸カルシウムがストロンチウムに変わると天青石(セレスタイト)になる。
エンジェライト=硬石膏ではなく、硫酸カルシウムとストロンチウムの両方をもつ、硬石膏と天青石の中間であるとする説もある。


軟らかく水に弱い鉱物なので、ビーズに加工してブレスレットにするのはいかがなものか。水で浄化などもってのほか。厳禁です。
Angel Wing
エンジェル・ウィング
アルナイト(ミョウバン石)。
アルナイトすべてをエンジェル・ウィングと呼ぶのか、アルナイトの中で天使の翼を思わせるものだけを称するのかは不明。


:「エンジェルウィング・カルサイト」というものを見かけたので、やはり天使の翼を思わせる形のものを指す可能性高し。
エンジェル・シリカ
チャロアイトに水晶(石英)が浸透したもの……というが、どちらかというと水晶にチャロアイトとが混ざり込んだ感じ。

チャロアイトらしい紫色の繊維と水晶の透明な部分が混ざっている。
珍しい石だ……ということだが、私はエスニック雑貨店で買った。
エンジェル・スターズ ダンビュライトの上をドゥルージー・クォーツが覆い隠したもの。メキシコ産。
白や半透明だけでなく、黄色っぽいものもある。
ネットで見た「エンジェルスターズ」は、ドゥールージーよりも「バーナクル」という感じだったような。
クラスター状のダンビュライトを水晶が覆ったものもあり、Drusy Quartz on Danburiteとして売られている。
エンジェル・ストーン
Angel Stone
スモーキー・クォーツにクリソコラ、シャッタカイト、ダイオプテーズ、マラカイトが混入した石。(まれにアホーアイトが入るという説もあり)
クォンタム・クアトロ・シリカ、Millenium Stoneとも呼ばれる。
ナミビア産
もうちょっと調べてみました

オーシャナイト
Oceanite

※同じOceaniteで、オセアナイトと呼ぶ岩石がある。
アルゼンチンで採れるアクアブルーのオニキスのトレードネーム
(カルセドニーと言うべき?)
1800フィートのところで採れるらしい。
アクアマリンのような半透明青のものもあれば、ラリマーを思わせるもっと不透明なタイプもあるようす。

オーシャンクォーツ 「クォーツ」と名前は付いても、石英(水晶)の仲間ではないらしい。正式な鉱物名は不明。人工石ではなく、「ソーダ石」に近いという話もあるが、これも不明。
色は、「青」「透明感のあるセルリアン・ブルー(緑みのある青→
)、「不透明なセルリアンブルー(色むらあり)」など、バリエーションがある様子。正式な組成、鉱物名が不明でも、パワーの説明があるのも不思議。
追加情報募集中!
Odin Stone
オーディン・ストーン
Holed Stone,
Holey Stone
自然の力でひとつ以上の穴が空いた石のこと。
オーディン・ストーンの名前は、北欧神話に登場する隻眼の神・オーディンに由来するらしい。
魔除けの石、保護の石、治癒の石など多くの民間伝承を持つらしい。
オーディンの名前を持つからには北欧またはヨーロッパだと思うのだが、地域は不明。石の組成も不明。
Hagstones, Wish Stones、Nightmare Stones,、Witch Riding Stones、Mare Stanes、Ephialtes Stone、Faery Stonesなど、さまざまな名前でも呼ばれるらしい

こちらのサイトに写真あり(海外)
  オーラストーン 検索してみたらこういうページが出てきて、
http://www.aura-net.com/effects/index.html
http://www.aura-ganban.com/contents/what.html
オーラストーンというのは、ホルンブレンド-カミングトン閃石ひん岩 (Hornblende-cummingtonite porphyrite) だとのことなので、さらに検索してみたら、こういうページが。
http://xlus.jp/pec/view?no=P2000-73226A

この中に「ここでいう三仙石は、同じく台湾省の太平洋岸に産出する着色コーデライト系天然石を指す通称であり、学名ホルンブレンドーカミングトン閃石ひん 岩(Hornblende−cummingtonite porphyrite)であり、なかでも中華民国台湾省の太平洋岸側に産出する天然石を指す通称名である(わが国では、オーラストーンとも呼ばれてい る)。」
とあります。

オーラストーンの製品では、繊維製品で、この石を粉末にして混ぜた……というものがあるが、2つ目のサイトを見ていくと、
「本実施形態の人造繊維に三仙石を主原料とする微粉末、少なくともドクダミ、ヨモギ、ナンテンを含むグループからなる薬草を原材料としてなる粉末を少なくとも含有してなるものである。」
などともあり、これら繊維製品で、抗菌や防カビなどがうたわれていますが、それってこれらの薬草……いわゆるハーブ系の効果ではないだろうか……。

遠赤外線効果というのは、けっこういろんな石が持っているので、この石が特別だとは言えない。

たとえば、同じように遠赤外線だの、すごい効能がある……というような説明がされている「ブラックシリカ」も「「ただの炭」の方が効率が良いという科学的予想が成り立ちます。」なんて話が出てきたりします。
http://hiki.cre.jp/SciTech/?WhatsBlackSilica
Owyhee Blue Opal
オウィー・ブルー・オパール
2003年にオレゴン州Owyhee(オウィー)のsacred Indian springの近くで発見されたという、ブルー・グレイのオパール。白っぽいものから色の濃いもの、透明な部分が混じるものなど色々ある様子。
エンジェライトに似た色合い。
オセアナイト
Oceanite
マントル上部を構成するペリドタイトという岩石が部分的に溶融すると玄武岩質マグマになる。これが地中でゆっくりと固まるとその時にオリビン(ペリドット)の結晶ができる。これが次の噴火の時にマグマに飲み込まれ、地上に出てきたのがオセアナイト。(くわしくはこちら:参考サイト
オパライト
Opalite
宝飾分野では、不透明で遊色を示さないオパールの中で、色が美しいものをオパライトと言う。
ビーズなどで売られている、乳白色でオパールっぽい色合いのガラスをオパライトと言うこともある。(オパルセント・ガラス)
オブシディアナイト
Obsidhianite
火山灰を混ぜて発色させたガラス。商品になっているのは、セントヘレンズ(セント・ヘレナ)火山の火山灰を混ぜたもの。
火山灰を溶解させて作られたと書かれていることがあるが、100%火山灰だとまっ黒になるらしい。
ヘレナイトとも呼ばれている。くわしくはこちら
ジェーン・アン・ダウ著の「クリスタル・ジャーニー」では、ヴォルカニック・グラス(火山ガラス)と紹介されているが、火山ガラスは、一般的には天然の黒曜石(オブシディアン)と同義らしい。
オブシディアン・オパール
Obsidian Opal


人工石(ガラス)。オパライトと呼ばれることもある。

オパルセント・ガラス。(弗素やアルミナで、半濁状態にしたガラス。角度によって青く見えたり、オレンジ入りを帯びて見え、オパールのような雰囲気がある。
オリエンタル・ブラック 最近、ビーズで見かける黒い地に、なにやらきらきらして見える石。
「アストロフィライトとして仕入れたが、鑑別の結果、片岩(シスト)に、白鉄鉱(マーカサイト)、黄鉱(パイライト)、石綿(サーペンティン)、磁鉄鉱(マグネタイト)などがまざったオリエンタル・ブラックとわかった」……と説明されている。
石というよりである。
しかし、「アストロフィライトとして仕入れたが鑑別の結果、ヌーマイトだった」という説明も見かける。写真で見る限り、見かけはうり二つ。
ヌーマイトだとするとアンフィソライトとゼードル閃石を含む、こちらも岩。
しかし、産地はグリーンランドかアメリカなので、オリエンタルとは言えない。

ちなみに黒い御影石で商品名を「オリエンタル・ブラック」と呼ぶものがあるらしい。
Orange Millennium
オレンジ・ミレニアム
丸く小さな塊状に結晶したカーネリアンらしい。21世紀に入って新しく発見された。
アメリカ西海岸の砂漠でのみ採掘されるという。くわしくはこちら(海外サイト)

オレンジ・ミレニアムには(TM)表示がついているらしい。(TM)とは?

  ガーディアン・ストーン
Guardian Stone

ロバート・シモンズ氏によって(TM)が付けられている。(TM)とは?

ガーディアナイト
Gardianite
例によってヘブン&アース社のプロデュース石。
直訳すれば「守護石」というわけで、これまた大雑把でわかりにくい名前だと思う。

見た目はやや灰色が買った白い地にダークグレーの斑点が散ったような石。
オレゴン州産でエジリン輝石、方沸石、アパタイト、黒雲母、長石、霞石、橄欖石とリーベック閃石またはアルベソナイト(Arfvedsonite)からなる岩石。
他に類を見ない特殊な石というより、たまたまロバートシモンズ氏の目に留まり、売り出されただけ……という気もする。

Carbuncle
カーバンクル
小さくカットされたガーネットのことらしい。(またはガーネットに限らず赤い石を指すという説も)
ガイアストーン
Gaia Stone

アクア・オブシディアン
Aqua Obsidia
オブシディアナイトと同じ。
セント・ヘレンズ火山の火山灰を混ぜたガラスらしい
火山灰・火山岩から作られたと言われているが、100%火山灰・火山岩では、黒いオブシディアン状のものにしかならない。
くわしくはこちら
火山灰・火山岩から天然にできたという記述については間違い。人工的に作られたものである。
緑がかった水色 (タンブルで売っているブルー・オブシディアン色) のものには「アクア・オブシディアン」という呼び方もあるようす。
ガイアストーン
Gaia Stone
約1億2,000万年前地殻変動による超高圧・超高温で生成されたと推定される石英片岩らしい(商標登録)。
なにやら色々すごそうな性質を持っていると言うことになっている石。
……個人的にはトルマリンでマイナスイオン!というのと同じような「トンデモ・サイエンス」な感じがする……。

みかけたのはこちら
カコートカイト
Kakortokite
Nepheline syenite(霞石閃長岩/ネフェリン閃長岩)にユーディアライトとアルベゾナイト(アルベゾン閃石)が混じった岩石。
グリーンランド産とのこと。(“Lopar’s Blood”の名前でアラスカから売り出されているという話もあり)

今回調べてみたらKakortokiteの日本語読み、和名が出てこない。
しかし、この綴りを見て「カコートカイト」とわかったので、どこかで見たことがあるはずだけど……どこだったっけ。
※ジュディ・ホールの続・クリスタルバイブルだったみたいです……。


※Tugtupiteもそうだがグリーンダント産の石の名前の発音はややこしいらしく、鉱物・宝石業界でも苦労しているらしい
火山瑠璃


中国産で天然オブシディアンとして売られていたが……?
某オークションに「ラピスラズリ」として出品され、物議と疑問を醸し出した、中に白く丸い内包物が入った、緑がかった透明青(水色)のガラス状の石。
(内包物がないものある)
どうやらこれ、「オブシディアン」であると言いたかったらしい。
韓国語で黒曜石のことを「火山瑠璃」といい、それが日本語への変換の際に瑠璃→ラピスラズリとなったもよう。
ちなみに中国語で黒曜石は「火山玻璃」らしい。

しかしながら、本物の(天然の)黒曜石であるかどうかは不明。
当初は青、青緑だけだったが、黄色、緑、紫なども出始めた。
見るからに天然の黒曜石とは思えない……。

こちらでは、アンダラ・クリスタル、中国の火山瑠璃、イタリアのリパリ(エオリア諸島)のボルカニック・グラスが人工ガラスであるという話がなされている。

こちらのサイトをネット日本語訳して拾い読んでみたところ、火山瑠璃は、中国で光学器機を作る際の副産物であるとされている……ような。つまり、人工ガラス……。
ガテマラ・ジェイド
Guatemala Jade
一応ジェダイト(硬玉)。マヤの工芸品に持つ買われていたらしい。
色は黒っぽいものが多い。中にはパイライトを含んできらめくものもあるようす。
Carribbean Blue Chalcedony
カリビアン・ブルーカルセドニー
シーブルー・カルセドニーとして知られている。
あの色合いは染色とのこと。


ブルー・カルサイトとは色味が違う。
ブルー・カルサイトは天然の色なので、よく比較のこと。
色の比較はこちら
カリフォルナイト
Californite
名前の通り、カリフォルニアで見つかる、翡翠(軟玉)に似た雰囲気の淡い緑のベスビアナイト(宝石名・アイドクレース)。
その色合いからカリフォルニア翡翠と呼ばれることもある。
同じ場所で似た色合いだがネフライトやグロッシュラーを主成分とする石も出るらしい
  ガリラヤ・ストーン
Galilee Stone
パレスチナのガリラヤ湖の湖畔で拾われた小石。
特別な岩石や鉱物というわけではなく、この地で拾われた、というところに意味があるらしい。

ガリラヤはイエスが宣教を始めた地であり、数々の貴石を起こした地であるとされる。

パワーストーンとして売られているのは、そのままの小石のようだが、これを磨き、十字架や魚のマークを付けたペンダントが現地のお守りとして売られているようす。
魚のマークは、「イエス・キリスト・神の・子・救い主」をギリシャ語で言うと「イエスース クリストス セウー フィオス ソーテール」となり、それぞれの頭文字を並べると、「イクスース」(ギリシャ語で「魚」)の意味なることにちなむ。
ローマ帝国強い迫害を受けていた初期のキリスト教徒たちは、信者の目印として魚のマークを使っていたといいう。
カンバーランダイト?
Cumberlandite
A.メロディ氏が注目している石らしい、詳細不明
参考(海外サイト)
カンババ・ジャスパー
Kambaba Jasper


※メキシコ産の、ネビュラストーンと間違われやすい。
カンババがネビュラストーンとして売られている例を時々見かける(逆は見たことがない)。

こちらで比較しています
マダガスカル産で、黒地に真っ茶色の目玉模様の石。
オーシャン・ジャスパーの産地の近くで採れると言われる。


石英や角閃石、バイオタイト(黒雲母)、緑泥などが含まれているという説があるが詳細不明。
ストロマイト(化石の一種)という説もある。
個人的にはストロマイトとは思えない……かも。
メキシコ産のネビュラストーンとは模様の色合いがネガポジ反転している感じで、よく似ている。
ただし、カンババはビーズやタンブルで比較的よく見かけるのに対し、ネビュラ・ストーンはビーズではまず見かけない。

似ているため、カンババがネビュラとして売られていることもある。

キウィ・ストーン →セサミ・ジャスパー
淡い紫、赤に染めたようなものもある。赤は、かなり濃いので天然かもしれないが。
Catlinite
キャトリナイト
パイプ石。あるいは、ミネソタ・パイプストーン。
ネイティブ・アメリカンが聖なるパイプを作ったといわれる赤い泥岩。(変成泥岩?)葉蝋石や絹雲母が入っているらしい。
ビーズにも加工されることがある
ギャラクシアイト
ギャラクシィアイト
ラブラドライトのうち、細かなモザイク状に光を反射するもの。宇宙空間を思わせるのでその名がある。マダガスカル産説、カナダのケベック産説がある。オーストラリア産というのも見かけた。
追記:カナダ産らしい
※ラブラドライトがフェルドスパーと共生したという説明があるが、ラブラドライトもフェルドスパー(長石)なので、ちょっと変。
マイクロ・ラブラドライトという説明もある。
綴りはGalaxyite。Galaxite(ギャラクサイト/ガラックサイト)だと、マンガンスピネルの名前になる。


1995年に発見されたマイクロクリン-ラブラドライトという説明あり。
つまり曹微斜長石と曹灰長石が混じっていると言うことか?

(参考:海外サイト
銀紋石
硫化瑪瑙
カルセドニーの中に黄鉄鉱が樹皮のような模様にインクルージョンされたもの (小花のようなと表現されることもある)。黄鉄鉱ではなく白鉄鉱という説明もあり。
銀華石、銀花石とも呼ばれるようす。
パワーストーンではなく、鑑賞石の分野で愛好される石で、錦石の一種と分類される。

別名「硫化瑪瑙
石川県(現在は絶産とのこと)のほか、青森県・北海道など。

石川県産。


クォンタム・クアトロ・シリカQuantum Quattro Silica



シャッタカイト・シリカShattuckite Silica
スモーキー・クォーツにクリソコラ、シャッタカイト、ダイオプテーズ、マラカイトが混入した石。(まれにアホーアイトが入るという説もあり)エンジェル・ストーン、Millenium Stoneとも呼ばれる。
もうちょっと調べてみました

ナミビアのカラハリ砂漠地域の無名の鉱山(すでに閉山)で採れたという話もある。そのあたりの話はこちら(海外サイト)
Tumbas産地という説もあり

※最近(2007年5月現在)、ペルー産のものも出てきたらしい。
ナミビア産のものと同じ内包物かどうかは不明。

※Quantum Quattoro Silicaには(TM)表示がついているらしい。(TM)とは?

見た目クォンタム・クアトロシリカとそっくりな石が、ジェムシリカとして売られている例もある→こちら(海外サイト)

最近人気であるため、樹脂加工したアズライト・クリソコラ・マラカイトの混ざったビーズがクォンタム・クアトロ・シリカ(以下QQS)として売られていることがある様子。
確かに見かけは似ているが、アズライト・クリソコラ・マラカイトはそのままではもろく、ビーズでは樹脂含浸加工施される。一方QQSは石英が染みこんでいるので、樹脂加工されない。
ビーズの場合は、手触り(石英質か)、重さ(石英がしみ込んでいる方が重い)、石英の部分が見えているかなどをチェックした方がよいかも。


ヘブン&アース社のワイヤー・ラップペンダントで「シャッタカイト・シリカ」の名称で売られている。

クォンタム・クアトロ・シリカ(以下QQS)に含まれているのはクリソコラ、シャッタカイト、ダイオプテーズ、マラカイト(アホーアイトを含める説もあり)。ところが、これらはすべて銅の二次鉱物で、内包された場合見た目そっくりで見分けにくい。
分析した結果マラカイトとクリソコラだけだったという例や、別の銅鉱物が検出されたという例もあるようす。
分析した場合、分析したその石のみに何が含まれているかという結果しか出ないので、鉱脈全体では説明に登場する鉱物全部が含まれているかもしれないが、小さくカットされればされるほど、全部そろっている可能性は低くなるのは当たり前。(このあたりは、スーパーセブン等でも同じこと)

ジェムシリカとどう違うのかという話もあるが、ジェムシリカは宝石名で、本来はクリソコラにクォーツがしみこんだ、「きれいなクリソコラ・ブルー」の石。
マラカイトなどの緑や母岩の茶色などが混ざったものをジェムシリカとは呼ばないのだと思う。

よって、個人的には
ジェムシリカ:クリソコラ+クォーツの比較的色むらがない色味のもの。
QQS:石英に水色~青~緑の複数の銅の二次鉱物が混ざってきれいなもの。
    (産地をナミビアに限るかどうかは……微妙)
石英が混じっていなければクリソコラ・マラカイト……と言うことで区別。
クッケアイト
……クーカイト(Cookeite)のことだと思われる。
クーカイトの和名はクーク石。
リチウムを含む緑泥石の一種。LiAl
4(Si3Al)O10(OH)8

大分県尾平鉱山で産出する「まりも水晶」の「まりも」もクーカイトである。
(左写真の矢印の先の丸いのがクーカイト。こういう形だけではないと思うが……)
このほか、アーカンソーでもクーカイト入り水晶を見かける。

綴りがCookeiteなので、クッケアイトと読めないことはないが、クーカイト(クーク石)の方が検索したときに有利なので、検索はこちらでどうぞ。
クラッシュサイト 壊れたサイト……ではなくて、石の分野では「墜落したUFOの破片」……のことらしい。
グラウンド・グラス
Ground Glass

ランド・グラス
Land Glass

Vidro na Terra

(ヴィードロ・ナ・テーハ)



↑色はこれ以外にもいろいろある
ブラジルで出土するガラスの塊。色は、青緑のブルー・オブシディアン(濃いめ)色。、淡い水色、薄い緑、薄いライム・グリーンなどいろいろ。
地表から5~10メートル掘ったところから出てくるという。欠片しか見かけないアンダラと違って、風化した岩状の表面を持つものもある。

……が、これはれっきとした
人工ガラス
戦前ブラジルで操業していたガラス工場がストライキした際、釜の中でガラスが固まらないよう、産業廃棄物として谷に埋めたが、その後谷に土が溜まり、地形が変化して5~10メートルも地下に埋まってしまったもの。
最初発見したときは地下から出たので、天然のガラスと思われたらしいが、分析の結果人工のガラスとわかった。
現地では、「天然ガラス(Natural Glass)」かとうかわからないので「大地から出てきたガラス」という意味で「Vidro na Terra」と呼んでいて、それを買い付けたアメリカ人が英語に訳して「Land Glass」「Ground Glass」と呼んでいるらしい。
天然のように見える風化した表面は、年月が経てばガラスも風化するし、ガラスが熱いうちに土と一緒に捨てると、土が食い込んだり融けてまざったりして、いかにも天然のように見えるのだという。

「Land Glass」「Ground Glass」で検索しても海外サイトがヒットしてこないので不思議に思っていたら、なんと「アンダラ」の名前で売られていることがあるそうです。
アンダラとして流通しているもののすべてがブラジルの投棄ガラスとは思いませんが、中にはアンダラに化けているのもありそうだ……ということで。
詳しくはこちら
  グランド・フォーメーション
Grand formation
クリスタルヒーラー・メロディ氏がいうところの、「偉大なる構成」……そういう性質を持つ、「複数の鉱物から成る石」または「ユニークな性質を持つ鉱物」。
異なる要素に統合をもたらして新たな理解や知識(のための新たな力)をもたらす……らしい。(注:KURO的勝手訳。メロディ氏の説明の訳はこちらのサイト様(ページ下部)に)

13種類あるということだが、一覧表は出てこないような……新たにどんどん加られているのだろうか。名前が出てきたのは以下の石。
アトランティサイト
Atlantisite
(Stichtite-Serpentine)
メタモルフォーゼス
Metamorphosis
オーロ・ベルディ
Ouro Verde
ライトニング・クォーツ
Lightning Struck Quartz Crysta

パイライト入り水晶
Pyrite in Quartz

Pyrite-Included Quartz
スーパーセブン
Super Seven
ケセラ・ストーン
Que Sera Stone
ジェミー・ロードナイト
Gemmy Rhodonite
 
Biggs-Formation Picture Jasper
※オレゴン州のBiggs産のジャスパー。
Biggs Junction, Sherman County, Oregon, U.S.A.
 Boekenhout Jasper
※スピリット・クォーツ(カクタス・クォーツの母岩部分……水晶がくっついたものとする説明もあり。
Boekenhout Jasper and Spirit Quartzとも書かれている。
Phantom-Faden Quartz (Brazil) 
……ファントム入りのファーデンなんてあったっけ?
 
Green Obsidian(with Perlite) From PARANA
※ブラジル・パラナ州のパーライト(真珠岩)入り(付)グリーンオブシディアンということになる。
見た目はVidro na Terraっぽい。(もしかして……)
ネフライト-クォーツNephrite Quartz
グリーン・ゴッドストーン
Green Godstone
人工ガラス。
要するにゴールド・サンドストーン(茶金石)の深緑バージョン。
一見黒っぽく見える深緑の地にキラキララメ入り。
茶色と青(濃紺が「サンドストーン」なのに、どうして緑だけがゴッドストーンなのか。
参考サイト(海外


グリーン・ゴールドストーンの表記もあり。※グリーンのゴールドストーン(きらきらのガラス)という意味でグリーンゴールド色という意味ではない。
Green Millennium
グリーン・ミレニアム
新しく発見された、ライムグリーンのクォーザイト(珪岩)。
Green Millenniumには(TM)表示がついているらしい。(TM)とは?
  グリーンランダイト
Greenlandite
グリーンランド南西部のヌーク地方のあたりで1960年代に発見された石。
約38億年前の古い岩石であるという。見た目濃い緑のアベンチュリン。
石英の一種、アベンチュリン、珪岩、片麻岩などの説明があるようす。

参考サイト1(海外) 参考サイト2(海外) 参考サイト3(海外) 参考サイト4(海外)
クリサンセマム・ストーンChrysanthemum Stone クリサンセマムは、植物のキク属の総称。直訳すれば菊花石
菊花石は、パワストブーム以前からのマニアがおり、これはこれで奥の深い石だが、スピリチュアルな分野で言うクリンサンセマム・ストーンは中国・湖南省産で、黒灰色の石灰質粘板岩にセレスタイトとカルサイトの「花びら」、チャートの「おしべ」が埋め込まれている。
セレニウム、ストロンチウム、金、銀、ビスマスなど、10種類以上の微量元素を含む。
2億5000面年前のペルム紀の石であるという。こちら(海外サイト)
……というが、そんなにいろんな種類の石が混じっているようには見えないので、いろんなタイプがあるのかもしれない。

本来は黒い母岩の中に埋もれた放射状の白い結晶を磨きだして花に見せているものだが、黒い母岩に薄くカルサイトが乗ったところをカメオのように彫って、花に見えるように彫刻しているものもある。
クリムゾン・キュープライト
Crimson Cuprite

ソノラ・サンライズ
Sonora Sunrise



ソノラ産キュープライト-マラカイト-クリソコラこれのキュープライト中心ものがクリムゾン・キュープライトではないかと思う。
Heaven & Earth 社の2008~2009秋冬の新製品。
(Fall-Winter 2008/2009 Catalogue #39
で取り上げられているそうなので、まさに<<新作>>である)参考サイト(Heaven &Earth社のカタログ。PDFファイル)

メキシコ産の、明るい赤のキュープライトのこと。
部分的にマラカイトやクリソコラを伴う。

キュープライトは和名が赤銅鉱だが、黒っぽいものも多く、きれいな赤のものは意外に少ない様子。
よって、目立って鮮やかに赤いキュープライトにクリムゾンと名付けたのだろう。

KURO的追加情報
このキュープライトはメキシコのソノラ産ではないだろうか?
ソノラからは鮮やかな赤のキュープライト、水色のクリソコラがバランス良く混じった石が出ていて、ソノラ・サンライズと呼ばれている様子。
参考サイト(海外)
キュープライトもクリソコラも銅を含む鉱物なのに、赤・水色に発色するのがおもしろく、それぞれの色が鮮やかでバランスの良い混ざり具合のものが好まれる。

個人的にはクリムゾン・キュープライトよりソノラ・サンライズのネーミングの方が好き。ソノラの夜明け。何ともロマンチックな名前ではありませんか!
クロス・アゲート
Cross Agate

クリーム色の地に赤~オレンジの十字模様が入った瑪瑙。カボションというまで整っていないが、丸いボタン状に磨かれている。インドネシア産。

天然の筋模様が十字になるように磨いてあるという。

写真はこちら

十字架模様だけでなくいろいろあり、探せばアルファベットが揃うらしい。

  K2ストーン  パキスタンのK2(世界第2位の高さの山)のふもとで採れるといわれている石。
白地に黒のまだら、そこに青く丸いスポットが散っている。

地の石は花崗岩、青いスポットはアズライトと言われているが、アフガナイトであるとする説もあるらしい。

参考サイト(海外)
鶏血石(けいけっせき) 葉蝋石(Pyrophyllite)に辰砂(シンナバー)が赤い模様として混入したもの。
高級印材として人気があるが、模造品も多い。
Keiyapo
Keyiapo Stone
くわしくはこちらとかこちらとかこちら
ケ・セラ ストーン
Que-Sera Stone





メロディ氏が新たに命名した石で、2006年以後に発見され、2008年ツーソンショーで出回りだした(らしい)。
産地はブラジル・バイア州ジュアゼイロ(Juazeiro)周辺とのこと。
ダークカラーのベースに淡い青やピンク・緑がかった粗い粒子が混ざった感じで、単独の鉱物ではなく、鉱物の複合体、いわゆる「岩石」であるのは確かだと思う。
(追記:淡い青やピンク・緑がかった粗い粒子=オパールと説明している例あり)
現時点(2008年4月)では、どのような鉱物/岩石なのかの説明は見あたらない。
しかも見かけるのは、海外サイトではオークションサイトばかり。
情報募集中!


:含まれる鉱物は、こちらによると「Feldspar, Calcite, Kaolininte, Iron-oxides, Magnetite. Clinozoistite, and Leucozene are present in trace amounts. Also displays quartz.」だそうである。
順番に、長石、カルサイト、カオリナイト、 Iron-oxides(※)、マグネタイト、クリノゾイサイト、Leucozene(※2)、そして石英。
この石の青い部分はオパールだそうなので、石英とあるのは石英族・オパールのことだろうか。

Iron-oxidesではヒットしないが、おそらく酸化鉄
※2
Leucozeneも検索でヒットしない。もしかしてLeucoxeneのミス・スペルではないだろうか。
Leucoxene(リューゴクシン)は岩石中のチタン鉱物が変質したものを指す言葉らしい。(詳しくはこちら:PDFファイル、6ページ目)


ミネラルショーにて「コングロメレイト」の名前で売られていた。つまり礫岩である。
ライオライトではないかという説あり。


このQue sera Stone、
「なるようになるさ (Que sera sera)」から付けられたものだということだったんですが、詳しくは
「Quotez with Undulatory Extinction(QUE)(Undulatory Extinction = 波動消光※)のQUE、そしてこの石の構造が変容の状態を表す意味から、古い歌の「 whatever will be, will be(なるようになるさ= Que sera sera)」に由来し、『Sera』が加えられました。」
※ Undulatory Extinction 直訳すると波動消光。ケセラの場合は、青い乳白色の色合いが波動消光(Undulatory Extinction)と言い現わされています。その青い乳白色の部分はクォーツで、それ自体は透明ですが、そこに気体や液体が含まれる事で『青く反射し て』見えるからだそうです。」(情報元サイトさま
◇その他情報サイト(海外サイト)
http://www.thatcrystalsite.com/products/sold-product-details.php?product_id=4509
http://www.healing-crystals-for-you.com/que-sera-crystals.html
……ということなんですが……。波動消光という用語はあるようなんですが、Que sera Stoneでいうところの波動消光と同じかどうかはちょっと疑問。

※●●年のツーソンショーで初めて売られた……というような情報が多々あるが、KURO個人の体験からすると、その情報以前に、少量ではあるが出回っている場合が多いので、この手の情報は、「大々的に流通し始めたのは」程度に考えておくと良いかもしれない。
たとえば、「2006年のツーソンショーから」といわれるホワイトヘッド・クォーツは2004年にすでに買っている人がいますし、「2006年6月に発見された」「2006年夏に発見された」という情報があるアイス・クリスタルについては、私自身が2006年6月はじめに買っています。

Ghost Jade
(ゴースト・ジェイド)
ネバダ産のネフライト。
アクチノライトとトレモライトによる繊維状・層状の模様からゴースト・ジェイドの名前があるらしい。

写真はこちら(海外サイト)
  コーラカルサイト?
Coracalcite
南フロリダ産の金色のカルサイト。
珊瑚の化石っぽいものも見られる。
金色というより淡い黄色。
Golden Chevron Calcite
ゴールデン・シェブロン・カルサイト
アメリカ、モンタナ産のゴールデンカルサイト。犬牙状のものも見られるが、ゴールデン・シェブロンは独特のV字型の腐蝕痕を持つものらしい。
またはシェブロン(山形)のファントムを持つもの。
コマネラ大理石
Connemara Marble
西アイルランドのコマネラで産出する緑色の大理石。
約2億年前の古い岩石らしい。

コンシャ・アゲート
Concha Agate


フラワー・アゲート
Flower Agate

コロナ・アゲート
Corona Agate


カルセドニー・ローズChalcedony Rose
「貝殻状に結晶したアゲート」と説明されるが、貝殻というより「キクラゲ状」?
うまく説明できないので写真はこちら

コンシャとは、スペイン語、ポルトガル語で「貝殻」の意味らしい。
「洞窟で見つかる、カルセドニーの集合体」という説明もあるが……ちなみに、コンシャ・アゲートで検索すると海外サイトはほとんどヒットしてこない。カルセドニー・ローズの方が多いようす。


参考サイト(海外)


サークル・ストーン
Circlestone
いわゆる「ミステリー・サークル」の下から見つかったというグレーの石。
石としては、普通に瑪瑙らしい(フリントという説明もあり)が、ミステリー・サークルのエネルギーを秘めているとか……だが、ミステリー・サークルは人為的なものだと決着がついたのではなかったか?(1991年に二人の男が、自分たちが作ったと名乗り出て、実演もしているらしい)

なお、英語ではミステリー・サークルのことをクロップ・サークル(Crop circle)と言うらしい。
発見者……というか、名付け親はロバート・シモンズ氏とのこと。
イギリスのウィルトシャー州産らしい。
  サーペンティナイト
Serpenthinite
主に蛇紋石から成る岩石。 蛇紋岩。
Sahara Dream Stone
(サハラ・ドリームストーン)
とりあえずこちら(海外サイト)。Sedona Vortex Stonesに似ているらしい。
追加情報募集中!
サンシャイン・ストーン
Sunshine stone
ラルビカイトのルースにこの名前が付けられていた。(2009年新宿ショー)

ラルビカイトの輝きはシルバー~シルバー・ブルーでサンシャインという感じじゃないと思う……。
ザンドライト
Zandrite
カラーチェンジする人造石。モース硬度5.5。
実際買ったルースは「カラーチェンジ・ガラス」となっていた。
モース硬度5.5ならガラスというのも頷けるが、
詳細不明

蛍光灯下でグリーン、太陽光下でピンクにチェンジするものと
蛍光灯下でブルー、蛍光灯下でパープルにチェンジするものがあるようす。
白熱光下ではピンクの赤みが強くなるようす。
太陽光下で撮影。ちょっと紫がかった淡いピンク 蛍光灯と太陽光が両方当たる場所で撮影。ピンクと緑が混じって見える 蛍光灯下で撮影。グリーン・アメジストのようなさわやかなグリーン。


Seeing Stone
シーイング・ストーン
アンダリュサイトのこと
Gel Lithium Silica
(ジェル・リチウム・シリカ)
宝石質のレピドライトのことらしい
七彩石

カーボランダム
Carborundum

シリコン・カーバイト

Silicon carbide
見た目は、油膜のような虹色の輝きがある黒っぽい米粒ほどの金属片を無数に固めた感じの石。レインボー・ヘマタイトにも似ているが、もっと粒が粗い感じ。

オークションで「七彩石」の名前で「中国新疆産の新しい鉱物の種類「天然鉱物」として売られているが、これは、カーボランダム(シリコン・カーバイト)の
人工結晶である。 ご注意を。

カーボランダムは1981年にダイヤモンドの合成の際に発見された。自然界では非常にまれな鉱物らしい。(結晶は唯一隕石の中で見つかっているだけ)
  シナジー12
(Synergy12)
シナジー(synergy)は、「共同作用」「相乗作用」という意味。

かのアゼツライトの売り手、ロバート・シモンズ氏が
、「組み合わせると相乗効果が出てよろしい(KURO的超訳)と言っている12種の石。
これらはハイバイブレーションの石で、組み合わせると調和し、互いをパワーアップするとか。

内訳は
アゼツライト、タンザナイト、フェナカイト、ダンビュライト、ペタライト、ブルッカイト(ブロッカイト/ブルカイト)、ヘルデライト、ナトロライト、チベット・テクタイト、モルダヴァイト、スコレサイト、サチャロカ・クォーツ。
 
そうなんだ~。と興味を持つのはいいけれど、確認しておきたいことが。

たとえば、ブルッカイト
ブルッカイトと言えば、和名を板チタン石(右写真上)、ルチルと同じ成分で結晶の具合がちょっと違う兄弟石のこと。 
ところがビーズでは、プラチナルチルとも呼ばれる、メタリックグレーで特徴的な様子をしたルチル入り水晶が「ブルッカイト(ブロッカイト)」と呼ばれています。(右写真下)

右写真のような「ブルッカイト」は、羽のような形をしていますが、その「芯」がブロッカイトで、けばけばしたグレーの部分はルチルなのだそうです。

ここで言っているブルッカイトは、板チタンなのか、ブロッカイトと呼ばれるビーズの方か、いったいどっち。
ちゃんとわかってないとブロッカイトと言いながらブロッカイトじゃないものを持つことになります。

また、この12のラインナップには、鉱物名とロバート・シモンズ氏のネーミング石が混じります。そのあたりも注意。

あ、タンザナイトなどは加熱、非加熱を問わないのでしょうか……?
 
 

アゼツライト

タンザナイト

フェナカイト

ダンビュライト

ペタライト

ブロッカイト

ヘルデライト

ナトロライト
チベットテクタイトは未所持
それっぽいのはあるけど、チベットかインドネシアか区別がつかず。

モルダバイト

スコレサイト

サチャロカ・クォーツ
シャーク 鮫……ではなくて、ブルー・フローライトのことらしい。
シャーマナイト
Shamanite


ブラック・カルサイト
Black Calcite



↑薔薇の形のビーズなのでわかりにくいが、こんな感じの不透明で黒い石(ビーズではダークグレーに見える)
ブラックカルサイト。
2005年、コロラド州サークレットマウンテンで産出し、最近、GIA(Gemological Institute of America・アメリカ宝石学協会)に認定された石らしい。
ジェットやオブシディアンの代わりにネイティブ・アメリカンの工芸品やジュエリーに加工されてきたらしい。
ブラックとダークブラウン、グレー、ブルーがかったものがある様子。(グレーのシャーマナイトを、あるネイティブアメリカンの部族が「トホ」と呼んでいたらしい)


ミネラルショーでビーズを扱っていたお店の情報によると、先カンブリア時代(5億4300万年以前)の浅い海で形成されたもので、微細な生物化石を含む。
4億5000万年前の石だそうである。大きなビーズには、化石が入っていることもある。

黒とダークブラウン、青みがかった灰色などがある。(黒といっても漆黒ではなく、黒に近い濃いグレーのような色合い)
手入れ方法については、カルサイトの一種であるだけに、金属で傷が付く。汗にも弱いらしい。ブレスレットなどに加工して着用し、汗をかいた場合は軟らかい 布できれいに拭く。水洗いはさっと洗って、すぐに拭いて水気を取ってほしい(売っていた業者談)とのことだが、(ビーズの場合は穴に水分が残ると思うので、水洗いよりも水 拭き+から拭きの方がいいのでは。

説明を読む限り、「カルサイト」というよりはカルサイト主体の堆積岩と言った方が正しいと思われる。
黒いカルサイトってそんなに珍しいのでしょうか? それとも黒く見せている成分が珍しい?

……GIAに認定されたのなら、もっと大々的に海外サイトに出ていそうなのに、さほどでもないようす。「Black Calcite」もペケ。サークレットマウンテンもわからず。インディアン・ジュエリーにこういう石があったかなあ……。
調べるほどに謎だらけ。
追加情報募集中!

ブラックカルサイトのサイト(海外)
ほぼ同じ内容のシャーマナイトのサイト(海外)
ジャスピライト
jaspilite
ヘマタイトトレッドジャスパーが交互に積み重なって縞模様を作っている石。
BIFBanded Iron Formation/縞状鉄鉱)の一種。
アイアン・タイガーアイの「タイガーアイ抜き」と考えるとわかりやすいかも。

アメリカ・ミシガン州で採れるらしい(参考サイト:海外)

これにタイガーアイが混じったアイアン・タイガーアイはオーストラリアで産出する。
シャッタカイト・シリカShattuckite Silica
クォンタム・クアトロ・シリカ。
石英の中にマラカイトやクリソコラ、など銅の二次鉱物が染みこんだ石。アホーアイトやシャッタカイトも含まれると説明されているが、アホーアイトである可能性は低そう。
含まれていたとしても鉱脈の一部だろうと思われるので、手にした小さな石にすべて入っているわけではないのはスーパーセブンと同じ事情。

ヘブン&アース社のワイヤー・ラップペンダントで見かけた名前。
見たところでは石英の部分が多い石を使っていることが多いようす。
一つの石にいろいろ名前を付けるのはややこしいのでやめましょう。
ジャワ・ガラス 一時期出回った、アンダラそっくりのガラス状の欠片。
「天然オブシディアン」というふれこみだったようだが
(※出回っていたとき気を付けてみていなかったので記憶のみ。「天然オブシディアン」または「天然」のふれこみだったと記憶している)、分析したところ、人工のガラスであるとの結果が出たとのこと。
シャンギアイト
シャンガイト

シュンガイト(Shungite)
和名はシュンガ石

ほとんど炭素からなる非晶質の物質。ロシア・カレリアのシュンガ地方の古い地層(約20億年前)に分布する。
れっきとした鉱物名だが、一応メモ。ネット上でシャンギアイト・シャンガイトの表記を見かけたが、検索するならシュンガ石、シュンガイトでどうぞ。こちらの方がヒットします。
  シャンティライト
Shantilite

ロバート・シモンズ氏によって(TM)が付けられている。
(TM)とは?
ヘブン&アース社のプロデュース石。
「アフリカの海岸沖の島」産だというグレーの繊細な縞のアゲート。褐色の色合いが混じることもあり。
こんな風に変に産地をぼかして書かれるのは
大迷惑
情報募集中!
Shooting Star Kyanite
(シューティングスター・カイアナイト)
放射状(箒状)に結晶した黒いカイアナイト。 
ブラジル・ミナスジェライス産
Jupiter Stone
(ジュピター・ストーン)
オレゴン州産ライオライト(ワンダー・ストーン)の別名?
ジャスパー説もあり。
シリシャスシスト
siliceous schist


最近(2009年9~10月ごろから)ビーズショップで見かける、ロードナイトに似た色合いのピンクの不透明石。
シリシャス=silicaの シスト=片岩ということで、珪質片岩の一種ではないかと思われる。

珪質片岩がすべてこのようなきれいな色の岩というのではなく、珪質片岩の中できれいな色のものをビーズにしたということ。

珪質片岩とは、珪質岩(チャートなど)が熱や圧力で変成作用を受け、片岩(変成岩の一種)になったものだという。



鑑別に出したところピーモンタイト(紅簾石)という結果が出たという説明もあり。
片や鉱物(ピーモンタイト)、片や岩石(珪質片岩)ということは……ピーモンタイトを主成分とする珪質片岩みたいなものだろうか(想像)。
おそらく微妙な判断になるのだろう。



ピーモンタイトシストという名前も出てきた。
ローズシリシャシシストという名前もあり。
紫龍晶 スギライトの中国語名説とチャロアイトの中国語名説の両方がある。ネットで見かけたものは、強いて言えばチャロアイトに似ているが、色がちょっと毒々しい。
正体不明。 偽物説もあり。

「スギライト」の名前で売られていた「紫龍晶」を手に取って見る機会がありました。
……個人的結論。
スギライト、チャロアイトとは思えない。何の石かはわからないが、染めているのは確かなように思われます。
:さらに追記。
この元になっている石はシャルトリューズ・サーペンティンというらしい。
(海外サイト)
Silver Eye (Serpentine)
(シルバー・アイ)

ゼブラ・ジャスパー
※ジャスパーと名前が付いていてもジャスパーではないので注意
濃い緑の地に銀色の縞模様の石。(ゼブラジャスパー、チベット・サーペンティンの名前で見かけることがある)サーペンティンもしくは蛇紋岩の一種らしい。

チベッ産、ナミビア産、オーストラリア産の説あり。またはこれらの産地で同じような石が産出するのだろうか。 写真はこちら
シルバーオーラ・アクチノライト
Slver Aura Actinolite
アクチノライトとタルクからなる鉱物……というか、岩石。
くわしくはこちら(海外サイト)

Super RARE Morganite”
スーパーレア・モルガナイト
スーパー・レア・モルガナイトとして売られているうっすらピンクの白濁した石英状の塊。これはモルガナイトではないらしい。白い岩とあるが、大理石だろうか?
→参考サイト(海外)
スケテルダイト

スクテルダイト
スクテルダイト(スクッテルダイト)/スクテルド鉱(Skutterudite)。
和名は方砒コバルト鉱。コバルトと砒素の鉱物。
検索はこちらの名称でどうぞ。
スター・ギャラクシー・ジャスパー カンババ・ジャスパーのこと。
ネビュラ・ストーンに似ているから”ギャラクシー”なのだろうか?
Stellar Ice Calcite
ステラー・アイス・カルサイト
アメリカ・ワシントン州産。
半透明で紫外線によってピンク・マゼンタに蛍光するカルサイト
Strombolite
ストロンボライト
Spurrite(スパー石)の宝石用原石に付けられた名前らしい。
Suleiman
スレイマン
インド産(一説によると南インドのタミル・ナードゥ州)のアゲート。
黒と白の大柄なしま模様のものが多く、ゼブラ・マーブルやチベットのバンデッド・アゲートと間違われることがあるらしい。
多くは白と黒だが、赤や青が入ったものもあるという。
Suleimanの名前の由来は不明。
追加情報募集中!

赤やオレンジ色のSuleiman Agate(海外)
比較的ようすがわかりやすい写真(海外)

上の写真はSuleimanとして売られていたものではないが、インド産で写真をいろいろ見て判断したところではSuleimanと見て間違いないと思われる。
実物を手にとって見るとゼブラ・マーブルやチベットのバンデッドアゲートとは明らかに違う。まず、白と黒の単純な縞模様(チベット・アゲート)ではなく、縞は不規則で、白い部分は、幅が広くなると透明感が出て、その中にも濃淡の模様が見られる。ゼブラ・マーブルは大理石なので、白黒はかなり均一な色で透明感がな区、白い部分に濃淡の縞模様は見られない。

Suleimanと名前が付くと値段が上がるが、区別せずに売っているところがあるので、特徴を覚えて探せば安くゲットできます。

この石については、天珠(dZi)の方面からいろいろ調査中。途中経過として言うと、本来の綴りはSuleimani、由来はソロモン、どうやらオニキス(白い筋の入った黒いオニキス)を指しているらしい。

Suleimani:白い筋が入ったオニキス(黒)または白黒の縞模様の石。
そのほか、
Alaimani:茶色またはグレーの石
Jajemani :茶色またはグレーに縞模様が入った石

も「Suleimani Family」とされている。どうやらインドの宝石療法に登場する石らしい。

ネットで見かける「Suleiman」も白黒の石であることから、「Suleimani」と同じものを意味しているか、インドのタミル・ナードゥの白黒アゲートのためにわざと末尾の「」を落として、名付けているのかもしれない。
詳しくはこちら

セイクリッド・ライト・ストーン
Sacred Light Stone
サウジアラビアのルブアルハリ砂漠(Rub al-Khali)産の、茶色い、ややでこぼこした円筒状に見える石。「スティック状のプロフェシー・ストーンに見える」という説明や見かけからしてリモナイト(褐鉄鉱)ではないかと思われるが、海外サイトを含めても詳細不明。情報募集中!  (参考:海外サイト)
(リモナイトは現在鉱物名としては使われていなくて、鉱物としてはゲーサイトかレピドクロサイトのいずれかになるが、鉄さび状でどちらか判別がつけがたい時はリモナイトといわれる)

もう少しよく見ると、真ん中にちくわのように小さな穴があいているか、あるいは穴に当たる部分の質感がやや違うように見える。
推測だが、この様子は「高師小僧」に似ている。「高師小僧」とは、植物の根の周りに酸化鉄が付着して成長したもの。(参考サイト)

ちなみにルブアルハリ砂漠(Rub al-Khali)は、アラビア半島南部にある。その名前の意味は、アラビア語で「空白地帯」。
海外サイトによると、プロフェシー・ストーンと同じ業者が扱っているようで、2007年のツーソンショーでお目見えしたらしい。

セサミ・ジャスパー

セサミ・ストーン

モス・クォーツ


ロータス・ジャスパー
グレイがかった白、淡い水色、黒がモザイク状に混じった石。グレイ・アゲートの名前が付いていたこともある。ビーズやタンブルで見かける。

これは、ジャスパーでもクォーツでもアゲートでもなく花崗岩(グラナイト)
  Z ストーン
Z stone
例によってヘブン&アース社のプロデュース石。
「北アフリカの砂漠で採れた」とかぼやかしているが、なんとなーく見覚えがあったので、心当たりを検索してみて判明!

エジプト産の、マーカサイトがゲーサイト(ヘマタイトやリモナイト説もあり)に置き換わった仮晶で、
通称「エジプトの星」。
エジプトのあたりがまだ海底だった時代に、海底でできた石だとか。

……Z Stoneなんて手抜きな名前より、「エジプトの星」の方がかっこいいと思うんだけど。
ただ、「Egiptian srar」などで検索してもこの石がヒットして来ない。「エジプトの星」というのは国内のネーミングだろうか。
 
Sedona Vortex Stones
セドナ・ボルテックス・ストーン


Sedona Stone
セドナ・ストーン

Sedona Red Sand Stone
セドナ・レッドサンドストーン

セドナライト
Sedonalite
セドナ産の鉄分で赤く染まった石灰岩(堆積岩)の丸い塊。
空港近くの私有地で採れるらしい。
セドナは、地球内部を渦巻き状に走る地磁気(?)であるボルテックスが地上に噴出する聖地であるとされており、エネルギーの渦巻(Vortex)が数多く あるとされていて、そのエネルギーを秘めている、またはそのVortexの場所の石という意味で名付けられたのだと思われる。単にSedona Stoneとも呼ばれる。

こちら(海外サイト)

:ボルテックスとは、セドナで見られる赤い砂岩の柱状の台地(テーブル・ロック)のことらしい。(日本で言う「磐座(いわくら)」に近いイメージか?)
よってセドナ・ボルテックス・ストーンはボルテックス(岩)の一部、あるいは同じ質の石であるということで、赤い砂岩の塊だと思う。


:2011年ギフトショーにて、セドナ・ボルテックスストーンのブレスレットを目撃。のっぺりした感じの茶色いビーズで、ネイティブアメリカンのものに想を得たらしい図案が刻まれたビーズをメインに使ったもの。
説明書には書かれていないが、「圧縮して樹脂を染みこませている」とのことである。
個人的には「練り(岩を砕いて粉にして樹脂で固めたもの)」ではないかと想像。

2011年7月のイベントにて、この石の鑑別書を確認。樹脂含浸となっていて、練りではない様子。

:セドナライトは、ヘブン&アース社のロバート・シモンズ氏のネーミング。
いちいち違う名前を付けなくたっていいのに……めんどくさい。

セプタリア
セプタリアン・ノジュール

セプタリアとして売られているものの大部分はマダガスカル産
泥灰岩の亀裂にクリーム色のカルサイトが結晶したもの。泥灰岩とカルサイトの間の茶色い部分はアラゴナイトらしい。
ドラゴン・ストーンと呼ばれていることもある。
泥灰岩にはいった亀裂の様子が亀の甲羅のようだというので、亀甲石とも呼ばれる。『亀甲石」はマダガスカルだけでなく、世界各地で産出するようす。

ときどき、グラフィック・グラナイト(フェルスパスという商品名あり)をセプタリアの名前で売っていることがあるので注意。
グラフィック・グラナイトは漢字で書けば「文象花崗岩」。長石と石英からなる色・模様がきれいな花崗岩である。
一方、セプタリアはマダガスカル産のものだと、カルサイトとアラゴナイトと泥岩からなる石。

右の写真は間違われていたのと同じグラフィック・グラナイト。ベージュ色の部分が長石、茶色の部分が石英。

ソーシュライト
Saussurite
スーサライト


独山玉

中国翡翠

ピースストーン(↓)

斜長石などが変成作用を受けて分解され、細かい曹長石、緑簾石、緑泥石などの集合体に変化したもの。(参考サイト※ページ真ん中あたりの翡翠に類似した鉱物や岩石のところ

中国産の柔らかい緑色のものは、「独山玉」と呼ばれたり、フォールスネームで「中国翡翠」の名前で売られていたりする。(右写真)

右のような写真の石がラピスネバダ(ソーシュライト)として売られていた。

ショップ情報によると鑑別結果「ソーシュライト」とのこと。
※同じ石を鑑別結果(ソーティング・メモ)、ネフライト(天然アクチノライトートレモライト)としているところもある。

さらに、白:カルサイト、白(透明)石英、紫:フローライトとのことだったので、では、緑(ウグイス色)のところは何かと聞いてみたら、緑の部分こそがソーシュライトで、この石そのものも中国産とのことである。

……で、疑問。
カルサイトや石英、フローライトが混ざっているということは、ソーシェライト単体ではなく、ソーシュライトを含む岩石と考えた方がよいと思うのだが……。
なのに、鑑別結果ではソーシェライトになってしまうのだろうか?

ラピスネバダの名前が付けられているのを見かけるが、中国産らしい。中国産でネバダ石?
確かにソーシュライトがメインの石かもしれないが、ラピスネバダ(ソーシュライト)では、ラピスネバダ(流通名)=ソーシュライト(鉱物名)と勘違いしてしまわないだろうか。
また、ネバダ産だからラピスネバダなので、中国産のものをネバダ石と呼ぶのは抵抗がある。さらに言えば、色の混ざり方も微妙に違うと思う。

別の名前ではピース・ストーン,、DUMAR STONEと呼ばれているようす。


追記:ピース・ストーンをオーシャン(オーシャンジャスパーのつもり?)として売っていた例あり。

追記:最近、ビーズショップでも鑑別結果を付けるところが増えている。良いことだと思うが、この鑑別結果が異なる場合があるので注意。
ピーストーンの場合もそうで、あるショップでは鑑別の結果ソーシュライト(カルサイト・石英、フローライトが混じる)だったが、別のショップではやはり鑑別結果がネフライト(天然アクチノライト-トレモライト)だった。
ソーシュライトは、斜長石などが変成作用を受けて分解され、細かい曹長石、緑簾石、緑泥石などの集合体に変化したものなので、アクチノライト-トレモライト(石綿系の鉱物)とは同じではない。
ビーズ(岩石系)の判断は、プロでも難しいと言うことか。
ソーラー・クォーツ
Solar Quartz
水晶とアゲートの混合石……とのことだが、写真を見ると緑泥を芯に、周りに半透明の石英が放射状に結晶し、その周りをさらに白いアゲートが包んでいる感じ。
ちょっとオーシャン・ジャスパーの模様を思わせる。
参考写真(海外サイト)

▼長い表なので、調べたい石の頭文字をクリック!


ページが巨大になったので分割しました。探しにくい場合は総合索引をご利用ください。

水晶については、「ニューフェイス水晶!?」に掲載しています。

内容の転載・転用はご遠慮下さい。
※このコーナーで取りあげている水晶の中には、ショップオリジナルのネーミングも含まれています。
  商業的に用いる場合は、充分留意して下さい。

※石の名前には(TM)がついているものもあり、「商標登録」と解釈されていますが、 TMはトレードマークの略であり、TMを用いるにあたっては登録している必要も、登録中である必要もないようです。
 
®(○の中にR)は米国特許商標庁に登録されたという意味を持ちます。一方、(TM)については特に規定もなく、主観的に「これはトレードマークだ」と思えば付けることができるのだそうですが…… 詳しくはこちら

アゼツライトなどヘブン&アース社のカードの記載を見てみると、「アゼツライトはHeaven&Earthのトレードマーク(商品商標)であり、名称や説明(文)についての著作権を主張する」とある。
これを「登録商標」、法律で保護されていると紹介するのはちょっと間違いかも。

お探し名称がない場合、他コーナーに収録されている可能性があります。
「総合索引」で探してみてください。
また、新たな名称(商品名)である可能性もありますので、
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