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しつこいですが繰り返しましょう。「浄化」とは、
石のためではなく、実は自分の心に働きかける精神的儀式である。
……ということは、なんだか石のために良くなさそう……とか、
やってしまってから「しまった〜!!」とか、そんなことでは効果は期待できないでしょう。
「間違った方法で浄化して、ひびが入ってしまったので、新しい石を買います」
などということは、石好き魂に反します!
一般的にこの石ならこの浄化方法は大丈夫と言われていても、形状やコンディションによってはだめなことも。
心のコンディションを整えるためにも、あなたの石をしっかりチェック!
個人的意見満載……というより「そのもの」です。
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チェックポイント。こんな点には要注意! | |
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●ブレスレットなど ……ビーズの穴は意外にヤバい。 パワストと言えばブレスレット……というくらい天然石ブレスレットはおなじみで、ブレスレットを浄化という場合も多いはず。 しかし、ブレスに用いられているビーズには、ゴムやワイヤーなどを通す穴が貫通しているという大きな特徴があります。 水や塩水を用いた場合、穴の中まではふき取ることができないので、そこに水(塩水)が残って石にダメージを与えたり、ゴムを劣化させる原因にもなります。 クラスターや月光による浄化が無難だと思います。 |
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●複数の種類を使ったブレスレット ……ビーズという条件と、一番もろい石にあわせて浄化 いろいろな石を組合わせたブレスレットも多いです。 こんな場合は、穴が貫通したビーズであることに加え、硬度や水や塩日光に対する耐性が異なる石を一緒に浄化することになります。水を避け、一番もろい(耐性が低い)石にあわせた浄化方法が無難でしょう。 中には、いったんバラして石ごとにそれぞれに適した浄化を行うという方法もあるようです。その際は、バラす前に写真を撮るとか、復元できるように準備をお忘れ無く。 |
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●金属や石以外の素材を使ったアクセサリー ……金属部分接着部分を痛めないように 天然石アクセサリーをパワーストーンとして扱う方も多いはず。金属関係には水や塩は避けた方が無難。 浄化もいいですが、アクセサリー(ジュエリー)としてのお手入れもお忘れ無く。 また、ブレスレットやネックレスで金属パーツや木のビーズ、淡水パールを使っている場合には水、塩、塩水、日光は避けた方がいいのではないでしょうか。 汗をかいたりしたら、、乾いた布やぬらして固く絞った布で拭きましょう。 |
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●母岩付、複数の鉱物の共生 ……種類の違い、結晶のすきま、母岩の吸水性など、問題多数 パワーストーンやクリスタルヒーリングでは、原石というとタンブルや単結晶が多いですが、中には鉱物ショップやミネラルショーで母岩付や複数の鉱物が一緒になった石を手にする機会もあります。 このような石の場合には、鉱物ごとに特徴が違う上、結晶のすきまが多く、母岩が意外に水を吸収してしまったりもします。 塩や水を避け、一番もろい鉱物に合わせた方法を選んで下さい。 水晶のみのクラスターの場合も結晶のすきまがあるので、塩水は避けた方がいいと思います。 |
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●他の鉱物の付着 ……母岩付・共生に準ずる扱いを 単結晶であっても、表面に緑泥石などの別の鉱物がくっついていたり、複雑な形状をしていることも多いです。 これはもう、上の項目の複数鉱物の共生の場合と同じ。その鉱物の種類やくっつき方を見極めて、浄化の方法を選びましょう。 |
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●クラック(ひび)や虹 ……水分が染みこむ可能性あり。 単結晶で鉱物の付着のない水晶のみの場合でも、ちょっと待って下さい。 クラック(ひび)や虹はありませんか? クラックが石の表面にまで達している場合(見えなくても表面に達している場合もある)、水(塩水)が染みこむ場合があります。 塩水が染みこんでしまうと、後で洗っても洗い流せません。 虹は、クラックのわずかなすきまで光の干渉が起こって見えるものなので、水分が染みこむと虹が見えなくなることがあります。 |
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●ポリッシュ(磨き) ……内部の傷が表面に達している可能性あり。 先端などの欠けが心配な原石よりも、タンブルなど磨いたものの方が扱いやすそうに思えるけれど、ちょっと注意。 原石の時には内部に留まっていたひびなどが、磨いたことによって表面まで貫通している可能性あり。 水を使った浄化では水分が染みこんで虹が消えたりすることも。 塩水の場合はさらに注意。 表面がきれいに磨かれた石がクラスターの先端などで細かく傷が付くと、艶が落ちてしまうことも多いです。 |
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●コーティング ……天然、アクアオーラ、樹脂コーティングなどがある。 アクアオーラ類は意外に丈夫だと聞きますが、天然で表面が別の鉱物に薄く覆われている場合などは、水やクラスターの先端によって傷つくおそれがあります。 また、ラピスラズリなどの磨きでは、表面が樹脂でコーティングされている場合があります。樹脂は石に比べて軟らかいので、傷が付きやすく、傷が付くと艶が落ちてしまいます。 |
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●練り、樹脂含浸 ……丈夫になったり、軟らかくなったり。 ビーズなどに加工されているターコイズは、ほとんどが樹脂を染みこませているか練りである可能性が大。(加工しないとビーズにはできないかも) 多孔質で水・汚れに弱いターコイズは樹脂加工で強くなりますが、練り水晶は要するにガラスなので、水晶よりも硬度が低くなります。 そのため、練り「水晶」だから、といって水晶としての浄化を行うと、傷が付く場合があります。 練りラピスも柔らかくなると思われます。 |
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●染め ……染料が染みこむなら、水や塩水も染みこむ。 瑪瑙(アゲート)類は染めてあるものが多く見られます。瑪瑙(カルセドニーも含む)は、顕微鏡サイズの小さなすきまがたくさんあるため、大変染めやすい石なのです。このような性質を多孔質といいます。 一般に染めた瑪瑙は色落ちの心配はあまりないようですが、多孔質の石は、水や汚れが染みこみやすいため、水(塩水)を用いた浄化はダメージの危険が高くなります。 セージやお香を用いた場合、匂いやヤニ(スス)が染みついたりする危険があります。 瑪瑙以外でもガーネットビーズなど染めてあるビーズもあり、水で染料が染め出すものもあるそうです。 |
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●フォルス・ネーム、名前間違い ……名前を間違うと方法も間違うかも 「シトリン」と書かれていたのにカルサイトだった……とか、アベンチュリンはインド翡翠だと呼ばれるけれど、翡翠ではない……とか、店で見かける石の名前は、鉱物的に正しく無い場合があります。 というか……ビーズにおける名前は、多くがコマーシャルネーム、あるいは在庫管理のための商品名……と考えた方がいいかも。 それを知らずに浄化をしたら、石を痛めてしまった……という可能性もあるわけです。 やはり、鉱物としての正しい名前もチェックした方が良いのではないでしょうか。 |
さて、いかがでしたでしょうか。 鉱物としての耐性のほかに、形状や名前の間違いなどチェックするべき点は多いのです。 浄化は「精神的な儀式」ですから、やったあとに後悔したりしていては効果も半減でしょう。 「しまった〜」ということにならないためにも、「石にダメージを与えたくない」という方はしっかりチェックして下さい。 鉱物の種類や名前の間違いなど、難しいことはわからないという場合は、塩、水、日光を避けた方がいいでしょう。 このページに挙げた点をチェックすることは、ある意味、石をじっくり見ることでもあります。 |
いかがでしたか? | |
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