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ちょっと専門的な言葉

鉱物としての水晶を追いかけていくと、いろいろな用語に出くわします。
主に鉱物の分野で使われるもので、水晶そのものの用語ではないけれど
いろいろなところで出くわす用語をあつめました。

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用 語 説 明
一次鉱床
primary deposit
宝石や鉱物がそこで形成された鉱脈。
工業的に採掘可能な場合を言うらしい。
仮晶
(かしょう)

pseudomorph
結晶の外形を残して別の鉱物に置き換わったもの。
そのため、本来とはまったく違う形になっていることがあり、見分ける際に間違えやすい。
置き換わる前の鉱物と、置き換わった後の鉱物に、関連がある場合もない場合もある。
火山岩 マグマが急激に冷えて固まった岩石。
火成岩

マグマが冷えてかたまった岩石のこと。
火成岩は大きく分けて、マグマが急激に冷えて固まった火山岩とマグマがゆっくり冷えて固まった深成岩の2つに分類される。

珪岩
quartzite
珪酸質のチャートや砂岩(珪質砂岩)が変成作用を受けてできた岩石。
変成岩の一種ということになる。元の岩に含まれていた珪酸が再結晶して大きくなっているらしい。
深成岩 マグマがゆっくり冷えて固まった岩石。「深いところで成る」と表記するが、固まった場所ではなく、「ゆっくり固まった」というスピードによって、火山岩と区別される。
スカルン
Skarn
石灰岩にマグマ起源の熱水が入り込んで反応すると、石灰岩(炭酸塩鉱物が主体)がまったく別のケイ酸塩鉱物に置き換えられることがある。これをスカルンという。
このとき熱水に含まれていた金属が沈殿して鉱床を作ることがあり、これをスカルン鉱床という。形成温度が低いため、鉄、銅、亜鉛、鉛など工業に用いられる有用な金属を大量に含む鉱石が産出する。

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チャート
Chert
堆積岩の一種。珪酸質の骨格を持つプランクトンの死骸が海底に堆積してできたと言われている。珪酸が主成分でとても硬い。
同質異像
(どうしついぞう)
成分は同じだが、結晶系が異なる鉱物のこと。
カルサイトとアラゴナイト、ルチルとブルッカイトなど
二次鉱床
二次成鉱床
一次鉱床に対して、風化や水などによる浸食など、鉱物の精製とは違う作用でできた鉱床のこと。二次鉱床とも。
二次鉱物  
熱水鉱床 高温のマグマが運んできた高温の水の中から沈殿した鉱床のこと。
この場合の熱水は、マグマの中に含まれていた水の場合もあり、マグマがマが地下深くから上昇する際、周りから集めた水である場合もある。
漂砂鉱床
(ひょうさこうしょう)
鉱脈が河川で浸食されて鉱物が流され、河川のカーブ部分や加工などに堆積してできたもの。比重などの関係で同じような鉱物が集まることがある。
フリント
flint
チャートの一種。古くは火打ち石として用いられた。
変成作用
変成岩
一度形成された岩石が、熱や圧力によって融けないままに鉱物や組織が変化して別の岩石になること。
この作用を変成作用といい、変成作用でできた岩石を変成岩という。
崩積鉱床 鉱物が結晶したそのままの状態である一次鉱床が、地下水や風雪などによって風化・浸食され、一次鉱床のすぐ近くに堆積したもの。
劈開(へきかい) 鉱物の、一定方向に割れやすい性質のこと。
劈開がある鉱物もない鉱物もある。
たとえば、水晶には劈開が無く、割れ方は不規則な感じ。フローライトには劈開があり、それを利用して八面体の形にされることもある。
劈開がある鉱物は、一定方向から力がかかると簡単に割れてしまう。
ペグマタイト
pegmatite
マグマ地下で冷えて固まる際、水や炭酸ガスなどを含む最後に残った成分がゆっくり冷えたために、結晶が大きく成長している粒の粗い大きな結晶となっている火成岩のこと。
しばしば晶洞が発達していて、きれいな結晶形を残した鉱物が見られる。
ペグマタイトに含まれる鉱物をペグマタイト鉱物とよぶことがあり、石英、長石、雲母のほか、フローライトやトパーズ、ベリル類、トルマリンなどがある。

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