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かってにQ&A
その1

ブログや当サイトのアクセス解析で、なぜか「疑問文」がヒットします。
「○○石と××石の違いは?」「水晶はどうやってできたのか?」という具合です。
検索というのは、検索ワードが含まれるページを探し出してくるものであって、
疑問に対する答えを探し出してくれるものじゃないはずなんですけど……。
……ということで、
目についたものをここで勝手にQ&Aしてみます。(KURO的意見コミ)

間違いやリンク切れ、その他情報がありましたら、
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見たい質問をクリック! Q&Aにジャンプします。

 水晶とガラスの違い  水晶とガラスの見分け方
 クリスタル(石)とクリスタルガラスの違い  オブシディアンとモリオンの違い
 オニキスとモリオン 違い  オニキスと黒水晶(モリオン)の見分け方
 ドラゴンアイって加工石?  ルチルクォーツ 偽物 見分け方
 ケープアメジストとストライプアメジストの違い   ファントムアメジストとシェブロンアメジストの違い
 シェブロンアメシストとオーラライトの違い  月光龍紋石とドラゴンアゲートは違うの?
 ルビーインフックサイトの白はなに? 成分  トライゴーニック 偽物 見分け
 高価なルチルにも窪み平らな部分はある?  ムオニオナルスタとギベオンの 特徴・違い
 雷水晶 偽物  ライトニングクォーツ 特徴
 アメジストエレスチャルって本物?  良い水晶クラスターの見分け方

続きはこちら   

水晶とガラスの違い

成分は基本的に同じだけれど水晶(石英)は結晶している。ガラスは結晶していない
水晶(石英)はモース硬度、ガラスは
熱伝導率も違うので、さわった時に水晶(石英)の方が冷たく感じる。氷の上にのせると水晶(石英)の方がはやく溶ける。詳しくはこちら

水晶は、結晶の形になるけど、ガラスはならない。

※比べる時は、双方を室温に慣らしておくこと。店の商品でライトに照らされていたり、身に着けていたブレスレットでは、石が温まっているのでわからない。
※「触った(握り比べた)時」の違いである。ずっと身に着けている水晶がそのときどきで温かく感じたり冷たく感じたりという話ではない。

水晶とガラスの見分け方
まず、。ポイントやクラスターになっていたらガラスではない。
次に内包物。ファントムやミストが入っているのもガラスではない。
直接丸い気泡
が入っていたらガラス。
水入り水晶の場合は気泡の周りに水が入っている隙間がある。
ルチルやガーデンクォーツもガラスはない。
チェリー・クォーツ(右写真上)、ボルケーノチェリー・クォーツ(右写真下)に注意。

丸くて透明なものなら細い線の上に置いて、石越しに線を見る。
水晶(石英)ならば二重にだぶって見える向きがある。(だぶって見えない向きもある)
水晶ならばくるくる回してみてもどこから見ても二重にだぶって見えない。

氷の上にのせると、水晶(石英)ならばすぐに氷が解け始め、5分もするとくっきり石の形に氷が解けて、石も結露する。ガラスではそこまで溶けない。ビーズ一個分程度の小さな石ではわかりにくいのでブレスレット全体程度の量で確認すること。

詳しくはこちらとかこちらをどうぞ。

ガラスなのにチェリークォーツ
ボルケーノチェリークォーツ

クリスタル(石)とクリスタルガラスの違い

クリスタルは水晶、(透明感のある)結晶、クリスタルガラスなど複数の意味で用いられるので注意。
クリスタルガラスは、鉛を混ぜて透明感とキラキラ感を増したガラスのこと。クリスタルと略されるので間違える。

クリスタルはよく「水晶」の意味で使われていますが、こと石の分野ではクリスタル=水晶だけではなくて、クリスタル=結晶(形)の意味で使われていることがあります。

以前も巨大なセレナイトの結晶に覆われた洞窟が、英語では「クリスタルケイブ」と紹介されていて、意味するところは「結晶の洞窟」なのに、「水晶洞窟」と訳されていたことがありました。

: オブシディアンとモリオンの違い

オブシディアンは天然ガラスなので、これはガラスと水晶の違いと同じ。

オブシディアン/黒曜石 モリオン/黒水晶
結晶していない 結晶している
結晶の形にならない。
塊状
結晶の形になる
磁鉄鉱などの有色鉱物が混じったことによる色 アルミニウムイオンと天然放射線によるカラーセンターによる色。人工的に放射線を当てて黒くしたものもある
溶かしても黒 溶かすと色は消える
モース硬度は5〜6 モース硬度は7
ガラスなので触った時水晶の方が冷たい 触った時ガラスより冷たく感じる
水晶より軽い ガラスより重い
 
見分け方ならば、水晶とガラスということになるので、重さ(オブシディアンの方が軽い)・持った時の冷たさ(水晶の方が冷たく感じる)などで区別できる。

オニキスとモリオン 違い

モリオンは水晶が黒くなったもの。(おおざっぱに言えは濃くなりすぎて不透明になったスモーキー)
オニキスは、本来白黒の直線的な縞瑪瑙のこと。ビーズでは真っ黒模様なしのカルセドニーがオニキスと呼ばれ、ほとんどが染めで真っ黒にされている。

どちらも成分は二酸化珪素で同じだけれど、同じように見えるビーズを超拡大してみたとすると、モリオンは大きい結晶のかけらで中身ぎっしり。オニキスはミクロサイズの結晶が集まったつぶつぶ構造をしている。(詳しくはこちら

オニキスと黒水晶(モリオン)の見分け方

前提条件としてビーズのオニキスは真っ黒カルセドニーであることとする。(縞瑪瑙のオニキスなら見分け方を問題にするまでもないので)

オニキス(カルセドニー)とモリオン(水晶)は硬度も同じ、さわった時の感触(冷たさ)も同じなので、これでは見分けられない。

(ビーズの)真っ黒カルセドニーのオニキスはほぼ全部染め。そのために全部同じ不透明黒。
まれに染めでない天然オニキスがあったとしたら、色むらがあるかも知れないが、アゲートになるので、透明部分などにうっすら縞模様が見えるはず。

モリオンは黒い水晶。厳密には透けない真っ黒水晶のこと。
ただし、原石の状態では真っ黒に見えても小さいビーズにしてしまうと透けてしまうものもある。一つの原石からいくつもビーズを作ると、中心部分で作ったビーズは不透明黒でも、先端部分は透けるなど、色むらが出る。
みためあまりに透けてしまうのは選別されるかもしれなないが、本当に不透明黒だけより分けるとそれだけ手間もかかり、量も少なくなってしまうので、見た目真っ黒に見えるのはモリオンとして売られていることが多い。

かなり黒いものを集めたブレスレットでも、ペンライトのような強い光にすかすと、一粒二粒は光を通したりする。
なので、見分け方は強い光に透けるかどうか。透けるものが混じっているならモリオン。

あとは、目安として値段。
値段は決め手にはなりませんが、この場合はオニキスはかなり安い石、モリオンはそれなりに高い石なので、オニキスのような値段で売られているモリオンならば、ちょっと気を付けてみてみようか……と言う目安にはなるかもしれない。

質がやや劣るオニキスだと、クラックが入っていたり、白い筋みたいなのが入る場合が多い。オニキスではそういうことはまずない。

ドラゴンアイって加工石?

右写真のような石のことなら、天然石。

詳しくは
こちら

もしかしたら樹脂含浸があったりするかもしれないけれど、外見を大きく変える加工はされていないと思う。

ルチルクォーツ 偽物 見分け方

ルチルの偽物ってなんでしょう?
本物そっくりで実はガラスという偽物は、おそらくない。

ルチルクォーツというからには、水晶の中にルチル(金紅石)が入っているもののことを指すはずだが、入っているのがトルマリンやアクチノライトであってもブラックルチルやグリーンルチルと呼んでいる場合が多い。
針状の内包物の総称がルチルだと言い切っている本もあったりする。
  なので、どういうものをルチルクォーツとするのか、自分の基準を決めておくのが第一。
ルチル(金紅石)とルチル以外というならば、詳しくはこちら
 

ケープアメジストとストライプアメジスト 名前の違い

ケープアメジストのケープは地名(南アフリカ)。ストライプアメジストは見た目のこと。
だから、紫と白が交互に重なったものならば、ケープアメジストをストライプアメジストと呼んでも間違いではないが、ケープ産以外のものをケープ・アメジストと呼ぶのは間違い。
このようなアメジストは、シェブロン・アメジストとも呼ばれる。
シェブロン・アメジストは南アフリカのほか、マダガスカル、ブラジル、インド、カナダなどでも採れる。
  あるいは、ストライプアメジストとは、ビーズの場合の呼び方と言えるかもしれない。
シェブロンアメジストのシェブロンとは、右写真のように山形(一種のファントム)の模様のこと。しかし、ビーズにしてしまうと、全部の粒にとんがった部分が入らず、見た目縞模様に見える粒の方が多くなる。そのためにストライプと呼ぶのではないだろうか。

ファントムアメジストとシェブロンアメジストの違い

ファントムアメジストの一部がシェブロンアメジストという関係。

ファントムアメジスト(またはアメジストファントム)は、アメジストの濃淡によるファントム、あるいは透明な中にアメジストがファントムになっているとか、アメジストの中にヘマタイトなどのファントムが入っているなど、アメジストが絡むファントム全般のこと。

対してシェブロンアメジストのシェブロンは、紋章などに見られる「山形」のこと。(右図)
水晶では、紫と白の層によるくっきりはっきりとしたファントムを指す。
だから、シェブロンアメジストをファントムアメジストと言っても間違いではないが、ファントムアメジストすべてをシェブロンとは言えない。

シェブロンアメジスト

: シェブロンアメシストとオーラライトの違い

シェブロンアメジストの中でカナダ、オンタリオのサンダーベイ産のものにデイビット・ガイガー氏が名前を付けたものがオーラライトという関係。
オーラライトと名前が付いたものの中には、シェブロンと言えるほど色合いがはっきりしていないものも多いけれど……。
    シェブロンアメジスト オーラライト

月光龍紋石とドラゴンアゲートは違うの?

月光龍紋石を検索してみたら、淡色のカルセドニーにひびだけを入れたもの(ドラゴンアゲート=龍紋瑪瑙は染料を染み込ませてひびを浮かび上がらせている)、あるいはそれをフロスト加工(艶消し加工)したものがヒットした。
つまり、見た目「月光っぽい」ということだろう。

月光龍紋石もドラゴンアゲート(龍紋瑪瑙)も商品名みたいなものなので、淡色・フロスト加工のものを龍紋瑪瑙と言っていても不思議ではない。

ルビーインフックサイトの白はなに? 成分

ルビー・イン・フックサイトの緑の部分はフックサイト……クロムで緑になった白雲母。実はルビーもクロムによって発色していて、そのためにルビーの周りのクロムがルビーに奪われた状態になってしまい、白くなっている。

クロム白雲母からクロムが抜けたので、普通の白雲母(マスコバイト)ということになる。

トライゴーニック 偽物 見分け

 まず、トライゴーニックの本物とは何ぞや、というのがはっきりしない。
……というのもトライゴーニックについて述べている、故ジェーン・アン・ドゥ著の「クリスタルジャーニー」には、「逆三角形は鋭く深く刻まれている」と書かれていて、それを理由に触像ではないとしている意見がある。が、添えられているイラストは明らかに触像である。

一般的には触像によって現れた凹状の逆三角形がトライゴーニックと言われているので、触像ではない、結晶と結晶の合わせ目の埋め残しが逆三角形に見えるものは(右写真下)「トライゴーニックではない」と見るべきでは。

ただし、これも国内外でトライゴーニックと言われていることが多い。

ただし、わざわざ人工的に溶かしたり、削ったりして作った「偽物」はないだろう。そこまで手間をかけて作るほど、トライゴーニックのマーケットは大きくないと思う。
 ↑トライゴーニック

↑トライゴーニックではない、結晶の埋め残し。

高価なルチルにも窪み平らな部分はあるんですか?

一概には言えない。
ビーズは、どうもスライスしてから切り出しているようで、その際スライスした厚さと、作ろうとしたビーズの径が合わないと平らな面ができてしまう様子。
そういうのは、加工がいまいちということにはなるけれど、水晶の透明度やルチルの入り具合が美しければ、高値になる可能性大。
そもそも値段は店の儲けなどで簡単に上下するので、「高価だから……」というのはあまり理由にならないと思う。

ムオニオナルスタとギベオンの特徴・違い

ムオニオナルスタはフィンランドに落下した隕石、ギベオンはナミビア。
ともにアイアンメテオライト(鉄隕石)の中のオクタヘドライトという種類の隕石で、ウィドマンシュテッテン構造がはっきりしているが、ムオニオナルスタの方が模様が細かい印象がある。

  ムオニオナルスタは北の方なので、採取が難しく流通量が少ない。  ギベオン  ムオニナルスタ

雷水晶 偽物

 人工的に作った「偽物」はないだろう。
特徴的な痕跡が果たして本当に落雷によるものかどうか、実験で確かめられたそうなので、人工的に再現可能ではあるが、大掛かりな装置になるであろうこと、そこまで手間をかけて作ってまで大量に売れるものではないと思われることから、人工的に作った偽物はないと思う。(天然のものを「レア」として売った方が高く売れる)
人工的に削って落雷痕を付けても、本物そっくりにはならないだろう。

ただし、表面を削って人工的にひびを入れたクラック水晶や普通の水晶ビーズに見えるのを「ライトニング・クォーツ」として売っていた例はあるが、ライトニング・クォーツの特徴をわざわざ削り落とすとは考えにくいので、元がライトニング・クォーツだったかどうかは疑わしい。

見分けるならば、まず表面を磨いたり削ったりしたものを避ける。
落雷痕の特徴を覚えておくことが必要だと思う。

特徴的なギザギザとした落雷痕

ライトニングクォーツ 特徴

 一にも二にも「落雷痕」が特徴。表面を磨いたり、ビーズにしたものはその特徴をわざわざ消してしまうことになるので、果たして削る前がライトニング・クォーツであったかどうかは疑わしいと言わざるを得ない。
  ただし、ケブラ・リーザと呼ばれる、ちょっと変わった割れ方をした水晶は、実は雷で滑らかに割れたそうである。 ↑ケブラ・リーザ

アメジストエレスチャルって本物?

まず、エレスチャルが何であるかを確認すること。

エレスチャルとは、骸晶というタイプの結晶の仕方をしたごつごつとした水晶のこと。
ビーズではアメジストやスモーキーが混じり、ゲーサイトなどの内包物ありの水晶を、それを理由にエレスチャルと呼んでいるが、これは
間違い
エレスチャルは本来、色も内包物も関係ない、形の名前。
なので、ビーズで「アメジストエレスチャル」と書かれていても、削る前の石がエレスチャルの形をしていたかは不明。

  原石では、アメジストのみの色合いでエレスチャルというのは少ないが、あるにはある。
たいていはスモーキーとアメジストが混じっているものでも、アメジストの色合いが目立てばアメジストエレスチャルと呼んでいることが多い。 

良い水晶クラスターの見分け方

どういう意味の「良い」かで変わってくると思う……。
一番簡単に言えば「気に入ったクラスターが良いクラスター」である。
結晶の太い、細い、透明度の良しあしなどもすべて個人の好み次第。
強いて見た目で判断するならば、
◆全体のバランスが良いこと
◆結晶の折れ、欠けなどが目立たないこと
◆安定が良いこと
(これは、下にクッションなどを敷けば問題ないので、さほど重要ではない)




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