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産地限定の水晶 ![]()
産地や形内包物が限定されている水晶や、「○○水晶」と地名を冠して呼ばれたり、
地名が水晶の名詞的に扱われていたりしているものを集めました。
(地名には●をつけました)
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下線のついたリンク部分をクリックすると、関連ページが別窓で開きます。 名称がアルファベットのみのものは、日本では聞いたことが無く、海外サイトで見かけた用語です。 |
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| ●アーカンソー Arkansas ![]() ワシタ・クォーツ |
アメリカ、アーカンソー州。透明度が高い水晶の産地として有名。 「最も美しい水晶」と称されることもある。 つづりは「Arkansas」だが、読み方はアーカンソーとすることが、1881年の会議で決められたらしい。 ※初期の頃は透明な水晶が多く出回っていたが、最近では酸化鉄の皮膜で覆われたものや、白濁したものも見かける。アーカンソー産がすべて透明とは限らない(念のため) 州立公園になっているOuachita(ワシタ)湖の東西にわたって水晶の産地があり、約4億年前の古生代の海底の砂が固まった砂岩を母岩にした水晶が採掘される。水晶は、砂岩形成後に成長したものだが、水晶の成長も古生代の約3億年前と考えられているらしい。 ワシタ湖のにつながるワシタ山脈は、火山活動とは無縁の造山運動によって形成されたといわれ、このことは、アーカンソー水晶が、ペグマタイトではなく、熱水鉱床によって形成されたものであることを示していると思われる。 ワシタ産地からワシタ湖、ホットスプリング(市)にかけてはネイティブアメリカンの聖地、あるいは大地のパワーが強いパワー・ポイントとされていたことから、スピリチュアルな分野では、「ワシタ(Ouachita)」の名前を冠して特別視することもある。 |
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| アホーアイト入り水晶 Ajoite in Quartz ※アホアイト、アジョイテ 、アジョイト、アホ石…… ![]() |
水晶の中に青緑色のアホーアイトが内包された水晶。世界で唯一南アフリカのメッシーナ鉱山でのみ産出。すでに鉱山が閉鎖されているため、コレクター垂涎の的。 パパゴアイトが一緒に内包されたものもあり、こちらはさらにレア。 アクセサリーなどに使われるカットされた石(均一な半透明ミントグリーン)は、水晶ではなくカルセドニー。 丸玉加工されたもので、アホーアイト入りとして売られていたが、その後の鑑別でアホーアイトではなかった例もある。 「塊状の石英のひびにアホーアイトが染みこんだもの」として売られているのは、アホーアイトではなくてクリソコラだそうである。→参考サイト(海外) とってもほんのりアホーアイト入り |
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| これが本当のアホーアイト。ファントム状に薄く内包されており、拡大すると繊維状の結晶が見える。 ファントムで繊維状という特徴を覚えておくと、他の「アホーアイト」の不自然さがわかる。(写真の石は友人提供) |
石英のクラックに緑色の「アホーアイト」が染みこんだような感じ。 メッシーナ産だということだが、左のアホーアイトに比べると緑がきつく、アホーアイトらしい結晶も見えない。上記の参考海外サイトではクリソコラであるとしている。 |
これは、クリソプレース(アップルグリーンのカルセドニー。染めの場合もある)このような透明のアホーアイト色カルセドニーが、アクセサリーに加工され、「アホーアイト」として高値で売られていることがある。ファントム状のアホーアイトがこのように均一に内包されるとは考えにくい。 |
| 追記:ナミビア産でアホーアイト入りカルセドニーがあるようす。原石の標本を見る限り、全体的に青緑のアホーアイトが内包され、磨けば上記のクリソプレースに似た感じになるように思われる。 果たして「アホーアイト」として売られていたのは、アホーアイト単体でないのは確かだとしても、アホーアイト入り水晶ではなく、アホーアイト入りカルセドニーだったのか? アホーアイト入りカルセドニーがどの程度産出しているか、本当にアホーアイトによる色なのか、まだ不明な点があるので判断は保留。 |
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| アルプス水晶 アルパイン・クォーツ Alpine Quartz |
フランス、スイス、オーストリア、イタリアにまたがるアルプス山脈で産出する水晶。 透明度が高いクリア水晶、スモーキー、結晶が板状に積み重なってねじれたようなグウィンデルなどが有名。 スモーキーは、標高の高いところで採れるものは色が濃く、低いところのものは色が淡いそうである。 アルプス水晶 |
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| カラーラ・ダイヤモンド Carrara Diamond |
イタリア北部のカラーラ地方で産出する・ハーキマー・タイプの水晶。母岩が純白の大理石なので、その美しさはひとしお。 母岩込みなら、ハーキマー・ダイヤモンドよりも美しいと思う |
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| ●カンゴーム Cairngorm (カーンゴーム) |
スコットランドのカンゴーム山脈産のスモーキー・クォーツのこと。 スモーキー・またはモリオンの別名として、産地に関わりなく使われていることもある。 |
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| ●コリント Corinto |
ブラジル・ミナスジェライス州にある都市。 水晶の集積地でもある。コリント近郊でも水晶は採れるが、周辺の地域で採れてコリントに運び込まれた水晶がまとめてコリント水晶、コリント産水晶と呼ばれることもある。 |
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| ●シャスタ山 マウント・シャスタ Mt.Shasta |
アメリカ、カリフォルニア州北部のカスケード山脈にある火山。標高4317m。北米先住部族の聖地の一つであり、「グレートスピリット(大いなる精霊)により、この世界に最初に作られた山」という伝承があるらしい。 |
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| ●セドナ Sedona |
セドナはグランドキャニオンの南部にある町で、ハワイ・バリ・ペルーのマチュピチュなどと並ぶパワースポットで、ニューエイジのメッカと言われているらしい。 「地球の内部を渦状に走る地磁気(?)」である「ヴォルテックス」が地上に噴出する聖地としてられており、多くのヒーラーや占星術師、チャネリスト、コンタクティーなど、「スピリチュアルな人々」が移住する、アメリカきってのヒーリング・スポットとして有名。 また、セドナから同じくアリゾナ州フェニックスにかけての約200キロのエリアはアメリカ有数のUFO目撃多発地帯として知られている。 セドナはその神秘的な風景によって聖地と言われているが、もともとは、西部劇によって有名になった観光地であり、ネイティブ・アメリカンの伝承があるシャスタ山などの方が聖地と言うにふさわしいとする説もある。 |
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| ●ダルネゴルスク Dalnegorsk |
ロシア沿海州にある鉱山地帯。赤い水晶やヘデンベルガイト入りの緑水晶など、色や形が非常に個性的な水晶を産出する。 ヘデンベルガイト入り水晶 まるでアスパラガス |
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| ●ディアマンティーナ Diamantina |
ブラジルのミナスジェライス州にある地域。ライトニングクォーツなどの水晶やさまざまな宝石を産出する。 | |
| ハーキマー・ダイヤモンド Herkimer Diamond |
アメリカのニューヨーク州、ハーキマー鉱山で産出する、透明度、照りに優れた水晶。(ハーキマー鉱山以外のものは、外見はそっくりでもハーキマー・ダイヤモンドではない) 柱面が短く、ほとんどが両錐であるのが特徴。 大きい結晶になるとエレスチャル/スケルタル(骸晶)化し、透明なものは少ない。 植物由来のタール分がインクルージョンされていることが多い。 ドリーム・クリスタルと呼ばれることもあるらしい。 普通の水晶よりもかなり高温・高圧の環境下で成長したものと説明するサイトと、母岩の状態から見て、常温に近い状態でできたものだと説明するサイトがある。 水晶に内包されたり、母岩に付着しているというタール分の存在から考えると、低温で結晶したという説が正しいように思われる。くわしくはこちら 母岩付きのものや、クラスターになっているものは、時に接着されたもの(リペア)があるので注意。また、ハーキマー・ダイヤ・タイプとして透明な水晶を削ったものも売られている。(ハーキマー・ダイヤモンドとは無関係) |
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| パパゴアイト入り水晶 Papagioite in Quartz ![]() |
水晶の中に青色のパパゴアイトが内包された水晶。 世界で唯一南アフリカのメッシーナ鉱山でのみ産出。 すでに鉱山が閉鎖されているため、コレクター垂涎の的。 アホーアイトが一緒に内包されているものがあり、こちらはさらにレア。 パパゴアイトは綴りからパパゴイトとも表記される。 パパゴナイトと書かれているのを見かけたが、それは明らかに間違い。 |
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| ヒマラヤ水晶 Himalayan Quartz |
その名の通り、ヒマラヤ山脈で採掘された水晶のこと。 大きく分けてネパール産とインド産がある。最近ではパキスタン産などもヒマラヤ水晶と称される。 ネパール産は鋭い輝きや緑泥石が内包されたワイルドな形が特徴。 インド産は形が素直で、淡いピンク色に色づいているものも多い。 ちなみに、ヒマラヤ山脈は最も新しい造山期に誕生したもので約6500万年〜4500万年前くらいから隆起を始めたという。よって「世界最古の地層から採れたヒマラヤ水晶……」という説明は間違いであるといえる。 他の産地の水晶に比べて高額で取り引きされることが多いので、インドの別の産地の水晶に「ヒマラヤ水晶」と名前を付けて売っていることもある。最近、ヒマラヤン・エレスチャルなる石を見かけるが、あれはどう見ても南インド産でヒマラヤではない。 インドのオリッサ(Orissa)、アンドラ・プラデッシュ(Andhara Pradesh)は、南インドでヒマラヤからは遠く離れているので、注意。 中国四川省産の水晶を「ヒマラヤ水晶としていることもあるが、実はかなり離れている。四川省とヒマラヤ山脈の位置関係はこちら さらに、中国やブラジルの水晶を持ち込み、ネパール国内で加工して販売していることもあるらしい。ビーズなどは特に危険。 「ネパール」と「インド」の項をどうぞ 産地のくわしい情報はこちら |
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| ●ブランドバーグ Brandbearg ![]() |
ナミビアの東部、南アフリカ共和国に近いあたりにある山。長柱状で透明度が高いアメシストが有名。 ブランドバーグ、といえば透明度の高いこの地のアメシストを指すことも……。 このほかに、照りの強いスモーキーやエレスチャル(骸晶)もある。 ブランドバーグのアメシストはスモーキーがまざったり、気泡や水が入っているものも多い。 「アフリカ」の項にブランドバーグ産があります。 |
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| ペコス・ダイヤモンド Pecos Diamond |
アメリカ・ニューメキシコ州ロズウェルのペコス(ペーコス)川流域で採れる小粒でDTの赤水晶のこと。 キューブ状の珍しい結晶も見られる。 |
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| ●ベラクルス Vera Cruz ベラクルス・アメシスト |
メキシコ、ベラクルス州。 長柱状のアメシストを産出する。ベラクルス・アメシストは世界で最も美しいアメシストと言われる。 |
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| マラバ・アメシスト Maraba Amethyst |
ブラジルの、アマゾン川下流にあるマラバ(地名)で採れるアメシストのこと。大きい結晶が多いが、錐面が磨かれているものも多い。 | |
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