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幾重にも重なる瑪瑙の色合いは、「瞑想」という言葉をイメージさせる、静かで奥深い神秘。 もちろん、天然色合いか、少なくとも自然に見える色合いであることが条件です。 今回惹かれたのは、中心部はややクリーム色。周辺部は黒に近い茶色。 昨今アクセサリになっているオニキスと言えば、ほとんどが着色です。 しかるに、この瑪瑙は「天然色」と明記してあったので、思わず手に取りました。 もっときれいな色合いの瑪瑙もありましたが、このとき心を惹きつけたのは、幾重にも重なる夜の色。これは天然のオニキス……と言ってもよいものか。 そこにレンズを向けてみると…… |
それは、まるで豊かに深い大地の色、重なり広がる大地の響き。
単純なのに目が離せない美しさ。
頭に浮かんだのは「太母(たいぼ)」という言葉。
「母なるもの」のイメージ。
黒い瑪瑙を「オニキス」と呼ぶことがあり、
「こわい」だの「悪いことが起こる」などと言う人がいる。
誰か言い出したのかわからない、そんな意見に影響される人もいる。
自然が生み出したものの、どこが恐いというのだろう。
この美しさのどこに、恐ろしさがあるのか
恐ろしさは、むしろ人が生み出したものだ。
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