水晶の色について考える(説明) : 黄色水晶と紫水晶  煙水晶と黒水晶  紅水晶  緑水晶  青水晶  赤水晶
 写真: 黄水晶 1   紫水晶 ・3・・・  煙水晶   黒水晶   紅水晶   緑水晶   青水晶   赤水晶
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いろいろなアメシスト
アメシストも、産地によってさまざまな色あいがあります。色も形も個性豊かなアメシストを集めてみました。


インド産

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インド
     
色鮮やかなドゥルージー。色味のない結晶の先端部分を二次的に覆っているので、カクタス・クォーツではない。 ちょっとゆがんだ小さな結晶がくっついたクラスター。内部にはゲーサイトが見える 母岩の上にぽってりとした感じの結晶。表面のようすから溶けている触像水晶であることがわかる。
 
フラワー・アメシストは、ブラジルの一部でしか産出しないと言われていたが、立派にフラワーなこのアメシストは南インド産。
色も濃く、一部の結晶はセプターでゲーサイト入り。欠けもなくカンペキ♪
■南インド産
ドゥルージー状の水晶に覆われた雲母を母岩に小さなアメシストがつぶつぶと。
 
南インドのタミル・ナードゥ州のカルール産の短柱状アメシスト。だたし、結晶の先端がくぼんで、杯や花のような感じになっている。とても不思議な水晶。
このようにいくつも同じような水晶があるということは、一つだけがたまたまへんてこりんに結晶したのではなく、何かの理由があってこのような形になったということ。
上段左上の水晶のように、くぼんだ上に同心円上になって花のように見えるものもある。
左の茶色がかったものは、鉄分の付着によるものであるようす。

思わず付けたあだ名が
「虫歯アメジスト」
     
 ←下段二つは「虫歯」に見えないかもしれないが、よく見ると特徴を備えている。
右側の石は全部がもこもこしたセプターになっていて、それがややあいまいな「虫歯」状。
◇角出せ槍だせ
何ともへんてこな形の小さな小さなアメジスト。南インドのタミルナードゥ州カルール産。
写真に映しているのが正しい上下方向とは限らない。もしかしたら逆かもしれないし、この形でなんとDT(両錐)かもしれない。いったいどうやって成長したんだろう。
■南インド産
内部にくっきりアメシストのファントム。
放射状にゲーサイトが内包されていている。
カルール産。
内部にレピドクロサイトが乗ったファントムがはいっている。
 
     
アメジストとレプドクロサイトが混じる、エレスチャルっぽい結晶。これも多分カルール産ではないかと思う。 「ヒマラヤ・エレスチャル」として売られていたが、どう見ても南インド。ぎっしり針状結晶が入っている。  
     
     
クラックや天然アクアオーラによる虹ではなく内部にファントム状に虹が出る(時には天然アクアオーラと間違うくらい表層に)いわゆるアジャンタのレインボー水晶。これは虹はごくわずかだがアメジストの色合いが残っている。裏側(左写真)が表情豊かで面白い。 アメジストの色合いは全くないが形がアメジストっぽい。ほんのわずか緑がかっているので、アメジストの色合いが熱で消えたものかも。
     
小さいアメジストだけれど赤い斑点がアクセント。 長柱状でくっきりファントム。柱面もうっすらファントムになっている インドのシェブロンアメジスト。やや透ける色合いで、ファントムであることがわかる。
    これもカルール産。見事に層状になったスケルタルで、土が食い込んで茶色く見えているが、水晶そのものの色合いは透明にアメジスト。
スケルタルは色が付くとしたらスモーキーの場合が多くて、透明にアメジストというのは少ないと思う。左の石は真ん中にまっすぐ紫の筋が入っているのが美しい。


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