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見て、比べて、考える。
その5
スティルバイト と ヒューランダイト と エピスティルバイト

いずれも沸石の仲間であるこの石たちは、やはり似通っていて、時には鉱物ショップでも間違えてます。
私も、完璧に見分ける自信はありませんが、それぞれの特徴と「間違っていることもある」ことを覚えておけば、
何かの時に役立つかも

スティルバイト(束沸石)
典型的な結晶の集合体。
束沸石の名前の通り、結晶が集合すると「束ねたよう」な形になる。
麦の穂を束ねたような、とも言われる。
ヒューランダイト(輝沸石)
緑泥を内包した緑や、鉄分でオレンジになったものもある。オレンジや写真のピンクのタイプは、時々スティルバイトと間違われることがある。
エピスティルバイト(剥沸石)
和名は剥沸石(はくふっせき)。やや希産とのことだが、ミネラルショーでは時々見かける。グースクリーク沸石と見分けが付けにくいらしい。
スティルバイトと間違えられる
ことがある。


見分け方のコツ?
とりあえず、自分で見分ける際の手がかりにしているポイント。
スティルバイト
基本パターンは、こんな感じの頭とんがり型
上のような「束ねた形」のものも、よく見ると頭とんがりが束になっている感じ。
ヒューランダイト
横から見ると菱形。たくさん重なるとちょっとうねった感じにもなる、スティルバイトと比べるととんがりの角度が違うのでわかる。
エピスティルバイト
単体の写真がないので図で。こんな感じの「封筒のような」結晶。上頭が平らな結晶なので、塊も表面がそろっている。スティルバイトがこんもり半球になっても、頭がとんがって凸凹しているはずなので見分けがつく。

とりあえず、特徴(と思われるもの)を挙げてみましたが、沸石類は個性豊かで、
いろいろ一緒くたに結晶しているので、なかなか見分けがつかないです。
お店の表示でも、時に間違いがある……ということだけでも頭の隅に置いておくといいかも。


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