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水晶の成長
ローズクォーツの場合は?
(注:KURO理解)
地下深くの岩の隙間が、水晶の成分を含む熱水で満たされていて、
温度が下がるとともにとけ込んでいられなくなった成分が周りの岩に結晶して、だんだん大きくなる。
隙間が広いところでは、水晶が成長を終えても隙間が残り、結晶の形を残しますが、
狭いところでは結晶でぎっしり埋まってしまい、塊状になってしまう。
鉱物としてはQuartz(石英)ですが、習慣的に
結晶形を残したものを水晶
、
結晶形が見えなくなっている塊状のものを石英
と呼ぶことが多いです。
(透明度が高いと、塊状でも水晶と呼んだりします)
……そういわれてます。
では、ローズクォーツは?
ローズ・クォーツはほとんどが塊状で産出します。
なので、紅水晶ではなくて、厳密には紅石英。
結晶の形をしたものもあるにはありますが、全体の割合からすれば微々たるものです。
これってどうなんだろう?
KUROの疑問をまとめてみます。
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ローズクォーツの場合は、なぜか成長した岩の隙間をぎっしり埋め尽くしてしまうらしく、ほとんどが、結晶の形が見えない、塊状で産出します。
塊状のロースクォーツも、普通の水晶のように小さな結晶から徐々に成長し、結果として隙間を埋め尽くしてしまったのなら、たとえばかつての結晶の形をとどめる
ファントム入り
のものがあったり、少しくらいは隙間を残し、結晶の形があるものが存在してもいいはずなのに、
そういうものは見かけたことがありません
。
稀に結晶形のローズ・クォーツがありますが、それはスモーキーなどの上に結晶したり、母岩の上に直接ちょっぴり結晶したもので、塊状ローズクォーツとは別の環境で結晶していると思われます。
もしかして容器に満たしたゼリーが固まるように、隙間丸ごと結晶したのではないか……とか、別の仕組みを考えたくなります。
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