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分身四つ身!? もともと、ルーマニア産水晶と尾太水晶はそっくりだと思ってましたが、 その他にもそっくりさんが……。マダガスカルにもありそうだなあ。 写真を撮ったときの環境の違いにより、色が異なって見えていますが、 実物はどれも同じような白い水晶です。 |
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ルーマニア産 同じようなタイプでスモーキーやモリオンがあるが放射線照射説があるので注意。ドロマイトやパイライトが共生することがある。 |
日本産(青森県尾太鉱山) 見るからにそっくり〜。この産地もパイライトの共生が見られる。ロードクロサイトも見られることがある。 |
ロシア産 同じクラスターの中には、カクタス・クォーツに見えるものもある。 |
中国産 中国でこんな結晶が出ようとは! 実はルーマニア産、マダガスカル産といわれても驚きません。 |
ブルガリアと日本 | |
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ブルガリア産アメジスト ころころした感じの淡いアメジストが群れているクラスター。 |
日本産(青森県尾太鉱山) こっちは白濁した色味なし水晶だけれど、結晶の形がそっくりさん。 |
中国と日本 シトリンではなくて、角閃石入りといわれる黄色水晶でそっくりさんが |
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中国産 色むらありの卵イエロー。表面の凸凹も含めて、日本産にそっくり。 ただし、大きさは段違いに大きい。 |
日本産(奈良県五代松鉱山) 角閃石によるものといわれている黄色い水晶。表面には凸凹があり、内部に芯のようなものが見える結晶もある。 |
中国とネパール どこからどこまでがヒマラヤか |
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中国 四川省産 「中国産クラスター」としてよく見かける、透明で細い結晶が無数に生えているクラスター。 結晶が細く、太さがだいたい同じ、結晶が同じ方向に揃って生えている、母岩が付いていることがなく、底面まで白い石英……などの特徴がある。 ときどきこのタイプが「ヒマラヤクラスター」として売られているのを見かけるが、いったい四川省はヒマラヤ山脈の範囲にはいるのだろうか? |
ネパール カンチェンジュンガ産 ネパールの東端、世界第三位の高さを誇るカンチェンジュンガの山域で取れているらしい。 透明で細い結晶のクラスターという点は、四川省産と似ているが、 四川省産と比べると結晶が短い、太さにばらつきがある。石英の層が薄く、母岩が付いていることが多い、結晶がバラバラな方向を向いている……というような違いがあると思う。 |
チベット カイラス産? カイラス産と言われたが、その点はちょっと保留。ただし、過去に見たカイラス産の特徴は備えている。 こちらは太さにばらつきがあり、緑泥などで色づいた部分もある。レムリアンシードのように成長線(柱面の横筋)がはっきりしているのも特徴。 |
ネパール カンチェンジュンガ産 カンチェンジュンガ産には、結晶の太いタイプもある。太いタイプは白濁した濁りが入ることが多い。 DT(両錐)の結晶がくっついたタイプも多いように思う。 四川省産では太いタイプのクラスター(内包物なしのもの)はあまり見かけない。 |
アメリカとパキスタンと中国とイタリア 恐るべきダジャレ・ネーミングを生み出す石。 |
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アメリカ(ハーキマー・ダイアモンド) 有名なハーキマー・ダイアモンド。ご存じ「まるでダイアモンドのようにきれいな水晶」。アーカンソー州にもそっくりな水晶があり、アーキマー・ダイアモンドと言うそうな。 |
パキスタン(ダイアモンド・クォーツ) 見分け、つきますか? 透明度も輝きも本家そっくり。ダイアモンド・クォーツという名前で決まりかと思っていたら、「パキマー」という、気の抜けるような名前を見かけた。 |
中国産 パキスタン産に比べると、似ていない。ちょっとほっそりしていて柱面が長め、表面の照りは弱い感じ。 |
イタリア(カラーラ・ダイアモンド) 真っ白な母岩の上に、きらり、ダイアモンドのような輝き。母岩込みなら、ハーキマーより美しいと思う! |
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