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見て、比べて、考える。
その18
名前に一言もの申す!
その2


石の名前は、実はいろいろ変化します。
専門的なところでは、石の分類を見直したために、使われなくなった鉱物名もあります。
そのほか、パワーストーンとしての「商品名」になると、一つの石にヒーラーが別々の名前を付けたり、
ヒーラーが付けた名前がいい加減に利用され、もとの石とは似ても似つかない石につけられたり。

名前がいい加減に適用されるのは、個人的に
イヤです。反対です! 問題だと思います。
それが広がって「当たり前」になってしまうのは、もっとイヤです
そこで一言もの申す!



ブラックサードオニキス!?

カーネリアンとサードオニキスがごちゃごちゃにされているのもどうかと思いますが(詳しくはこちら)、
今度はサードオニキスがブラックですと!? 何ですか、それは。


同じような話をブログでもしています。こちら
「ブラックサードオニキス」と聞いて、目が点になりました。
ナンデスカ、それは。
私にとってサードと言えばオレンジ〜赤茶色のカルセドニー、サードオニキスと言えばサードに白い縞模様が入ったアゲート。
つまりサードオニキスとは色はオレンジ〜赤茶色系、模様は直線的縞模様……と、色と模様がばっちり示された名前なのです。

それが「ブラック」とは何ごとでしょうか。

さっそく検索してそのビーズを見て、今度は口あんぐりです。
これ……オニキスでしょう。穴の向きによっては天眼石とかチベットアゲートとかバンデットアゲートと呼ばれてるはずです。(詳しくはこちら
つまり、チベット産と言われる黒、灰色、白、ちょっぴり茶色のモノトーン系アゲートです。


繰り返しになりますが、もともとオニキスとは黒地にすっきり細い縞模様入りのアゲートのことでした。(オニキスとは「爪」の意味。縞模様を詰めの白い部分に例えたのでしょうか)

今ではビーズの分野では真っ黒カルセドニーがオニキスと呼ばれて久しいですが、オニキスとは「縞模様」を指していたのです。その縞模様がサード(オレンジ赤茶色系カルセドニー)に加わると、サード+オニキスでサードオニキス(サードオニックス)になるわけです。


ゆえに、漢字で表せば「赤縞瑪瑙」。 つまりオニキスの赤バージョンという意味です。
ブラックサードオニキスになると、
「本来黒い石の赤バージョンの黒いの」
ということになってしまうわけで、これがとても変な名前だとおわかりいただけるでしょう。

中には茶色と白の縞模様に黒い色が混じった瑪瑙をサードオニキス・ブラックとしているところもあって、「黒が混じったサードオニキス」「黒っぽいサードオニキス」と解釈すれば、まあ、なんとか……なんですが、これもただ「アゲート」とした方がすっきりすると思います。

あるショップがいい加減な名前を用いると、それを買った人はその名前で呼び、この石で作った……とブログや掲示板で発言し、その名前が広がっていく。
そんな間違い拡大再生産がおこらぬよう、
ショップサイドで名前には気を遣っていただきたいものです。

これがサードオニキス


……これと同じ石がブラックサードオニキスと言われていたんですけど……



これが本来の「オニキス」


黒っぽいサードオニキスでブラックサードオニキス? 普通にアゲートでしょう。



色名+オニキス

これもどうかと思います。
せめて、
「変かもしれない」と言うことだけは覚えておいて下さい。

性懲りもなく繰り返しましょう。

もともとオニキスとは黒地にすっきり細い縞模様入りのアゲートのことでした。

今ではビーズの分野では真っ黒カルセドニーがオニキスと呼ばれてしまっています。
大きな塊では黒地に縞模様(縞の部分少なめ)でもビーズのように小さく削ってしまえば縞模様が入らない粒もある(そちらの方が多い)わけで、それでもオニキスから作られたビーズだから縞模様なしもオニキスと呼ばれ、真っ黒という特徴的な色だけに真っ黒=オニキスが定着してしまった……と考えられなくもありません。
(ビーズで出回っている真っ黒オニキスは、ほとんど「染め」です)

ところが、真っ黒オニキスに比べれば最近、真っ白や、染めであることがバレバレの青など、
はっきりした単色のカルセドニーが「ホワイトオニキス」「ブルー・オニキス」など「○○(色名)オニキス」と呼ばれはじめています。

オニキスという名前は、「爪」という意味なので名前の由来を考えるとおかしいです。……おかしい、と言うことだけでも知っておきたい。

ちなみに、不透明真っ白のホワイトオニキスには、どうもガラスが混じっているようです。
ほかの石やサイズ違いのホワイトオニキスと握り比べて、明らかにおかしいものを実際に見たことがあります。

それで通じるからいいじゃない……。
そんな声もありますが、そうもいっていられません。たとえば、オニキス(本来の白黒縞模様)は、キューピッドが眠っているヴィーナスの爪を切ったところ、それが川に落ちてオニキスになった……という伝説があるようですが、同じ「オニキス」だからといって真っ青や真っ白の「○○オニキス」にまでこの伝説がくっつけられて、それでいいでしょうか?



これが本来の「オニキス」


ビーズでは真っ黒縞ナシが「オニキス」


これをブルー・オニキスと呼ぶのは変だ!

ヘミモルファイト

パワーストーンとしてはマイナーだけれど、すでに名前がおかしくなりかけてます。危険です。
ヘミモルファイト(異極鉱)という鉱物があります。
鉱物標本としては右のような透明なタイプも(メキシコ産)出回りますが、パワーストーンとしては銅を含んで青くなった原石やビーズが人気です。見た目きれいですからね。
(※ビーズの場合は、アラゴナイトを青く染めたものがヘミモルファイトとして売られていたりするので注意)

最近見てしまいました。メキシコ産の透明タイプのヘミモルファイトを「ホワイト・ヘミモルファイト」と呼んでいるところを。


ヘミモルファイトは、
本来透明。
改めて言いますと、ヘミモルファイトの純粋なものの色は透明(白)。青いヘミモの方が銅を含んだ特別タイプなのです。しかも透明タイプの方が異極鉱という和名の通り、結晶の両端の形が違うという特徴をよくあらわしてしています。

つまりヘミモルファイトという鉱物としては透明な方がスタンダード。
色名を付けて呼ぶなら、
青い方を「ブルー・ヘミモルファイト」と呼びましょうよ。

青いものは銅によって青くなっている


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