対談 1 ・ 2  3  4 ・ 追記
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対談
「メテオラ」伝説を検証する。
その1

「隕石が墜ちたクレーターの底から発見された」という
「伝説」が語られる、コロラド産の不思議な水晶とは……?




第18回東京国際ミネラルフェア
今回(2005年)の新宿ショーで印象に残ったことと言えば、まず、あの人出。
肝心の品揃えについては、あちこちで「イマイチ」「目玉がない」と言われております。
……とかなんとか言いながら、個人的には満足のいく戦果だったと思っていますが……。

今回は、ちょっと趣向を変えて、ひそかに今回のショーの「隠れた目玉」だったかもと思っている石について、いつも石のことでお世話になっている桃猫さんとの対談形式で迫ってみたいと思います。
(以下は、桃猫さんとお話したことを再構成しています)
石はもちろん、それ以外にも濃い話題が続々登場の桃猫さんのブログはこちら



新宿ショーの隠れた目玉?
KURO




今回のショーは、いまいち目玉に欠けるラインナップだった……という意見が多いですが、個人的には、隠れた「目玉」があったかもと思っているんですけど。
実はこの石 (↑写真) を見つけちゃったんです。

見つけたとたん
「メテオラ水晶かも!?」と思って買っちゃいました。
桃猫 ショーではどうもお疲れ様でした。
私も、けっきょく同じ店で、メテオラ風のチビ水晶を購入しちゃいましたよ。
今回は、まっさきに隕石(メテオライト)屋さんのブースに行ってたんで、
どうもメテオラづいてますよね(笑)
KURO あ、あの初日だけ来ていた隕石屋さん! 私も同類です。
話を水晶に戻しますけど、聞くところによると、他にも何人か買われたんですよね、メテオラ風水晶。
メテオラ(風)・クラブ発足なるか!(笑)



メテオラ水晶って……?
KURO




メテオラ水晶というと、一般には
◇コロラド産
◇表面が白〜半透明白の羽毛状の結晶で覆われている
◇「隕石のクレーターの底で発見された」という伝説を持つ

と言われている水晶ですよね。
「メテオラ水晶」の名前で出てくる水晶はとても少なくて、しかも高い……(涙)。
以前、とってもちびなメテオラを手に入れたんですけど「バーガーキング・ポケット」だと言うことでした。

今回の水晶の採集場所は「メテオ・ポケット」となっているんですけど、メテオラ水晶と言われる水晶が採れる場所は、いくつかあるんでしょうか……。
場所が「メテオ」ですから、メテオラだといいなあ……。
桃猫 これは、メテオラです。私が自信を持ってお墨付きです。
こないだ某所に入荷していた2本のうち、一本に酷似してますよ。
KURO 見たかったんですけど、ショー直前なのでガマンしたんですよね、あれ。
桃猫 メテオラのポケットは、たしかひとつではないということは、初めから言われてましたね。
思うに、コロラドの水晶がこのようなテクスチャーで生成するものだとして、あとは樹木でも古木が年輪を重ねるに連れて大きく変化するように、竜のうろこ状になっていくのだと思います。
私のも小さいけれど、メテオラと同じバイブレーションでした。
KURO 桃猫さんが感じるところのメテオラクォーツとは、どんなものですか?
桃猫 今回買ったメテオラを持った感じですが、少し同調させて、チューニングしてくると、熱くなってきて、手のひらに火箸をもったようになります。
感じ方としては、手の中に握っているのに、手の甲の側へと突き抜けていくような感覚に襲われます。強いです。
KURO やはりただモノではない……?(興味津々)
そういえば、私がメテオラ水晶のことを知ったのは1年半から2年前で、それこそ「隕石クレーターの底から発見された」というふれこみ付きでした。
石好きのSF好きなので、その「伝説」だけでクラクラきちゃったわけなんですけど、桃猫さんがこの水晶を知ったのはいつごろですか?
桃猫 2年くらい前から、まわりの石好きさんが、何人もメテオラを所有していて、何なんだろう、何が違うんだろうかと異様に気になっていたところで。
でも原石派ではないので、遠巻きにしていた静観派だったんですが、今回、KUROさんとの出会いで一気に知りたいムードになったというわけで。
KURO 私も知りたいモードですよ! 
最初は「バーガーキング・ポケット」しかわからなくて、そのままにしていたんですけど、今回「メテオ・ポケット」という産地が新たにわかったので、ネットで見てみたら、役に立ちそうな英語サイトを見つけたんですよね。
でも、私は英語が天敵なので、のそのそしていたら、桃猫さんが素早く調べて下さって。

その2へつづく

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