対談 1 ・ 2 ・ 3  4 ・ 追記
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対談
「メテオラ」伝説を検証する。
その2




メテオラ水晶の詳細に迫る!
桃猫 KUROさんに教えてもらった、メテオラの記事を抜粋で訳してブログに載せました。
隕石とかUFOとか関係なくて、石灰岩質の地層とその変性過程で、できあがったもののようですね。 (※くわしく読みたい方はこちら
KURO
私もあやしく拾い読みしましたよ。
1997年にコロラド上空に流星があらわれ、それが地面に落ちたように思われたので、そのあたりを探したら、隕石は見つからなかったが、変わった水晶を見つけた……というようなことのようでしたね。
メテオラの羽毛状のテクスチャについては、 「アリゲーター・スキン」だと表現されています。
それにしても、1997年とは、意外に新しい……。
桃猫さんは、メテオラ水晶はコロラド州ユーレイ郡産水晶だと見ますか?
それともその中でいくつかのポケットに絞られると見ますか?
桃猫 メテオラ水晶は、狭義的な意味合いではユーレイ郡の3つのポケットで産出した水晶で、それもある程度大きめに成長したタイプのみが、それに該当すると思います。
あのサイトを見るかぎりでは、他のユーレイ郡にあるいくつかのポケットにも、それなりに特徴的な水晶は産出しているようですが。
ワニ鱗(アリゲーター・スキン)の水晶は、3つのポケットからだけみたいですね。
量的な規模からいえば、
バーガーキングがもっともティピカルなメテオラということになると思います。
もっとも、広義な意味合いでは、コロラド州のリードビル石灰岩に関係している、すべての地層のミルキー・クォーツがメテオラだと思います。

わたしの買ったものは、ユーレイ郡のとなりのサンジュアン郡のものです。
でも郡は行政上のカテゴリーですから、たぶん石灰岩層は地続きなので、サンジュアン産のものもメテオラだと思います。

メテオラ・プロトタイプとしては、ユーレイ郡のメテオバーガーキングオハイオの3つのポケットみ。
メテオラに準じるものとして、KD,ラフィング・トム、ラーニング・ツリー、ミネラル・ファームなんてポケットが有力視されそうですね。
実際に、その産出鉱物を見てみないとわかりませんが。
KURO 説明を見る限り、それっぽいかんじですね。
あ、でも、同じコロラドのユーレイ郡で、お話のポケット以外にもメテオラ水晶っぽいのを見かけたような。
桃猫 そうそう。クリスタル・キャバンというポケットがありましたよね。
これも、メテオラ・ポケットに入れなくちゃ。
このポケットでは、カルサイトの覆いがかぶさったやつか、その覆いが抜けた仮晶が出ると言われてますね。
KURO ああ、ゴジラの抜け殻みたいなヤツですね(笑)。
桃猫 クリスタル・ケイブっていうポケットの記述もありますね。
ということは、けっこうたくさんあるなぁ〜。メテオラ産出ポケット。
コロラドのあのサイトを通じてメテオラ情報が明らかになり、産地が特定できたので、あとは、ことあるごとにコロラドのラベルめくりを徹底させるしかありません。


メテオラのビック・ポイントについては、赤茶色の粘土質に単体で埋まっているような感じで採れたとなっています。
まさにレムリア風ですね。
もうひとつ、外側にセメント状のカバーみたいなものが付いたのもあって、それをはがして綺麗にしたとも画かれていました。
おもしろい成り立ちを経ている水晶だということは分かりました。
 (※桃猫さんがコンパクトにまとめられたメテオラ水晶についての走り書きはこちら
KURO どこにも載っていないコアな情報ですよね、これは!
かたや石灰岩地帯でメテオラになり、かたやカルサイトとなると、ロシアのインターフェレンスになっちゃう。
まさに水晶に刻み込まれた大地の刻印。
桃猫 やっぱりこの、白ゴジラとでもいいましょうか、てろっとした、ぬるっとした、ぬめっとした、いやらしいテロテロ感が特徴でしょうね。
息づいてるような、白ゴジラ。
そうそう、何と表現したらよいかというと、このぬめっと感は、氷が融けかかったときのツルツル感っていうんでしょうか。そんな感じですよね。
厚みがあるんだけれども、スケルトンみたいな。
白ゴジラのくずきり。
あの、くずきりの透明でいて、濁った質感。それがこのメテオラでしょうか。
KURO し、白ゴジラ! くずきり!(笑!)
私は、あの、光が当たったときに浮かび上がる鱗めいた輝きにノックアウトですよ。
羽毛のような、鱗のようなテクスチャ……美しいのに、写せない〜! ジレンマです。



その3へつづく

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