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対談
「メテオラ」伝説を検証する。
その3

石を楽しむということ
KURO いやあ……調べるほどに奥が深い、おもしろい!
やはり、あるていど情報は必要だ! ……と思います。
私がメテオラを手に入れられたのは、メテオラの特徴とコロラドという産地、そして「メテオ・ポケット」という採取場所 (単にメテオラじゃないけど近いぞ、という感じで)でした。
それだけのことでもあんな破格のお値段でメテオラがゲットできたのですから。

しかも、その後いろいろ調べていくと……というか、桃猫さんに調べていただだくことができて、どこの産地がメテオラの範疇であり、隕石とは関係ないにしろ、見た目だけでなくさらにその成長にも不思議なことがあるとわかってきたのですから、ますます興味津々です。
これは、「これがメテオラ水晶です」とラベルが貼られた石を追っかけているだけではわからないことですよね。
石を楽しむということは、多分に精神的な行為かもしれませんが、私は「知る」ことでより面白くなると思います。
桃猫 石を楽しむことは、精神的な事柄だけにとどまりませんね。
やはり、どこか科学的なバックボーンを参照していかないと、ほんとうの楽しさが広がりを見せないと思うんですよ。
お茶も、温泉も、石も、それを目の前にしてとりあえず和んで、ゆったりのんびりで終わってしまう気がするんですよね。
そこから、科学的な見方も、少しは加味していくと、見え方が次回からは、違ってくるのではないでしょうか。
KURO
私はどちらかというと、桃猫さんに賛成です。
知ることによって見え方が違ってくるというのは、確かにありますね。
私は、桃猫さんほど深くまではなかなか調べたり理解したりできていませんが、とりあえずは少しずつでもやっていこうかと思います。
感覚的なことと科学的なことは、車の両輪の関係だと思うのです。
桃猫 石の数だけ、そのひとの思い入れや、思い込みがあってもいいんじゃないかと思いますね、他人に迷惑がかからない程度に。
KUROさんは、まず形態で見て、自分の好きそうなタイプの水晶だな、とか、見初めてから、手にとって初めてラベルで産地云々をめくるタイプですよね?
KURO ……そうかも。
「これ、変!」と喜んで手にとってラベルを見たら 「やっぱり、ダルネゴルスク」って感じですね。
でも、産地の特徴がわかってきて、ガネーシュヒマールが好き、ダルネゴルスク産が好き……と言えるようになって、産地で探すこともできるようになりました。
桃猫 いろんな水晶が並んであっても、どれも同じには見えませんか? 
……というより、どうやったら、自分の好きなものだけが、目に飛び込んでくるのか? 
そのへんは野生の勘ですか(笑)それとも何?
KURO それこそ「KUROフィルター」。変な水晶しか目に入りません(笑)。
野生の勘と言われたらそれに近いかも……?
でも、一瞬で発見!……ではなくてけっこうスミからスミまでなめるように見てますよ。
あとは、お店の人とか、他の石好きさんに自分の好みを言いまくって、さりげなく布石を。
今回もそのおかげで、お店の人にすてきな石を勧めていただくことができましたし。
 (たとえばこういうの↓)


その4へつづく

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