対談 1  2  3 ・ 4 ・ 追記 
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対談
「メテオラ」伝説を検証する。
その4

石を楽しむということ
桃猫 チョイスするときに、KUROさんのカラーを優先させすぎると、それが出すぎて、自分が絶対に選ばないタイプのやつとか、ときにはほしいなぁ〜と冒険心を逆に揺さぶられるときはないんでしょうか?
KURO ありますよ。けっこう頻繁に(笑)。
確かに私は原石派、しかもゴツめのへんてこりんねらいですけど、それは絶対的なものじゃなくて、たとえば桃猫さんにきれいな丸玉とかを見せていただくと、次の機会に思わず丸玉やエッグに目がいっちゃったり。
でも、基本は原石ということにしておかないと、収集がつかなくなりそうで……。
一口に原石と言っても、ものすごい幅というか数がありますからね。
桃猫 やっぱり、多くのものから、自分にフィットするものだけを漉しとっていくわけですから、はじめに自分なりの網目というか、フィルターがハッキリ定まってたほうが有利ということでしょうね。クロさんの場合は、水晶の七変化(笑)狙いとか。
KURO
いやもう、水晶に絞っておかないとけっこうやばいです……。
水晶だけでも何変化してるんだか。
カルサイトやトルマリンに手を出さないのは、無意識にセーブしてるからかも。
桃猫 他人から見て、面白い石や珍しい石を所有されているかたは、やはり、どこか目の付け所が違うと思うんですよね。
そのへんの心がけでいうと、KUROさんはどうですか?
KURO うーん。ちょっとカッコつけて言っちゃうと「変な水晶」って、限られた環境が作り上げた、
地球と水晶との一期一会
他にはないかも……というのが魅力ですね。
まあ、「限定」とか「珍しい」に弱いというのもあるかもしれませんが。

桃猫 中国には盆石の伝統があって、見立て、というのがありますね。
何かに見えるという。KUROさんのチョイスする石にも何か、そういうようなニュアンスというか、面白い形をしていて、ひきつけけられるわ、きっと何かに見えそう、みたいな選び方がありますよね
KURO そう言っていただけると、なんだか高尚な趣味みたい……(笑)。
目の付け所……見方というのについては、ショーの会場で他の石好きさんとお話する機会があったんですけど、私の視点はかなり近目だと思います。
石の写真を撮るというのも影響が大きいかな。
そもそも石の写真はマクロ写真からはじめましたし、今でも写真を撮るがために石を、石だけを、その表情を集中して見ちゃう。
石のパワーとか、石を飾って楽しむとかではなくて、周囲から切り離した石だけをにらむように見つめるとなると、さまざまな表情を持つ「変な水晶」の魅力は大きいです。
そのへんてこりんぶりをつぶさに見て、さらにいくつもいろんな石が集まってくると、どうしてこうなったんだろう、どうしてこの産地はこういう石が多いんだろう……と興味は一気に地球規模(笑)。
今回のメテオラ……というかコロラド産水晶も、まさにそういう興味の発展の王道パターンです。
これからも面白い石情報をよろしくお願いしますね!

……と試験的にチャレンジしてみました、「桃猫温泉三昧」と「虚空座標」共同の特別企画。
いかがでしたでしょうか。
KURO 今回はどうもありがとうございました。桃猫さん。
桃猫 ブログもいろいろな切り口で語っていくことも面白いんですが、トラックバック以外で、何にか面白いことができないかと考えたときに、そうだ相互乗り入れできませんかねぇ? という発想だったんですよね。
いまどき地下鉄でも、黙って乗ってていれば、神奈川から東京すりぬけて千葉までいったりしますからねぇ。乗り入れで(笑)
KURO 今度は私の方が乗り入れましょうか。なんかネタありますかねえ……?
桃猫 そうですね、東京に無くて伊勢にある食べ物の話とかどうですか? 伊勢は名古屋圏なのか? とか。
KURO あ、面白そう! では今度。

メテオラ・クォーツについての追記へつづく

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