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石の沈黙を解読せよ
〜(2) 情報整理〜






ロシレムの条件?

前置きが長くなりましたが、要は、恒例の「重箱の隅つつきロシレム編」。
隅から隅までつつき回して、「きりきり吐かんかい!」と、ロシレムと自らの理解力を締め上げてみたいと思います。
まず、頭の整理もかねて、ロシアン・レムリアン・クォーツ(以下ロシレム)とは、どういう石なのか、まとめてみます。

ロシレムは、一言で言ってしまえば、

「ロシアのウラル山脈で見つかったレムリアン・シード」ということになります。

レムリアンシードとは、かつて存在したとされるレムリア大陸とつながりを持ち、レムリア人の意識や記憶が宿るといわれる水晶なのだそうです。
この、レムリアン・シード・クリスタルは、まずブラジルのミナスジェライス州で採掘され、その後ロシアで発見された水晶の一部がレムリアにつながる情報を持つ水晶であるとリーディングされたことから、ブラジルのものと区別する意味で、ロシアン・レムリアン・クォーツと呼ばれるようになりました。
一言で言えば上記の通りなのですが、ロシレムはさらに細かい規定があります。
ネットを徘徊して、目に付いた記述を箇条書きにしてみました。
※たくさんあるので、まずは、ざっと量を眺めてみて下さい。

産地についての条件

・ロシアのウラル山脈で産出する水晶である。
ブルーエンジェルと呼ばれる女神が守護する一帯で産出する。
・または、ブルーエンジェル鉱山で産出する。
・または一つの鉱脈から産出する水晶である。
・ロシレムが産出する一帯には「ブルー・エンジェルの伝説」が残されている。
・現在では閉山しているらしい。(最近、ショップの在庫が出てきたという話もあり)

形状における特徴

・内部が透明だが、表面は曇りガラスのようになっているものが多い。
 (初期の産出では、透明感があり形もきれいなものが多いらしい)
・錐面にレコード(成長丘)がたくさん見られる
・柱面に横筋(レムリアン・リッジ)がたくさん刻まれている。
・手ざわりは軟らかい感じがする。
・ダメージを受けている場合も多く、見た目はきれいではない
・ダメージは、晶洞が同じ方向に4回転したためものものである。


石に宿るパワー&メッセージ

・レムリア人の記憶が宿る。
・レムリア人とつながりがある人のもとに行き、メッセージをもたらす。
ウラル山脈の女神が宿っている。
 彼女は、ロシアンレムリアンを持つ全ての人々を教え導き、愛と栄誉を与える
・ロシアンレムリアンは、互いに密接に結びつきながらグリッドを形成し、世界中に愛と平和のメッセージを送っている。
・古代のレムリア人にプログラムされたオリジナルシード。
・ロシアンレムリアンは、人々や他のクリスタルを教え導くマスターティーチャーである。
・ヒーリングストーンではなく、石の持つ多様な情報につながるためのコミュニケーションツールである。
・セイクリッド・スクライブス(聖なる書記)と呼ばれることもあるが、
 「ロシレム=セイクリッド・スクライブス」とする説と、
 「ロシレムの一部がセイクリッド・スクライブス」とする説がある。


の水晶との区別

・アメリカの「Crystal Cave社」によって商標登録されている。
 つまり、厳密には、Crystal Cave社によって採掘される 一つの鉱脈から産出する水晶のみが、ロシレムである。
・日本では、Crystal Cave社と直接取り引きをしている卸しのショップがあり、 そこから各ショップに卸されている。
 このルートをたどったロシレムには、管理ナンバーが記された白いシールが貼られている。
・リーディングでも「他のロシアンクォーツとは区別されなければならない」とされている。


ロシレムに似た「アスターフィエフ・チェリャビンスカヤ」産水晶

・ロシレムと大変よく似た形状をしている。
・ロシレムの晶洞の近くらしい。
・購入した人からは、ロシレムと同じような力を感じるという感想が多い。


…………つ、つつく隅が多すぎる……じゃなくて。
ロシレムについては、取り扱っておられるショップの多くが、Crystal Cave社の出したリーディングの文章を掲載しているので、それをお読みいただいた方がおわかりいただけるかもしれませんが、まとめるとこんな感じ
……というか、まとめられません。
まあ、読むより眺めていただいて、
ロシレムというのは、このようにいろいろ言われている石なのだということ
だけ
ご理解下さい。

話を続けましょう。

「その1」に書いたように、私とロシレムの間には長らく沈黙が横たわっていたのですが、何と言ってもロシアの水晶です。私が大好きな産地の水晶なのです。
しかも、なにやらすごそうな水晶なのです。
清水ダイブで買うぞ! ……というまでには至らないものの、興味は尽きず、いろいろなサイトを巡り、ロシレムについての記述を読んでいました。
そして……ふたたび、沈黙。
しかも、今度は、とても居心地の悪い沈黙でした。

何だろう。読んでも読んでも、ちっとも頭に入ってこない。心の中で落ち着かない。
言うなれば、とてもすばらしい絵柄だよ、と言われたバラバラのパズル
1ピース、1ピースを見ると、なるほど、きれいな色が塗られている。
しかし、ひとつひとつ見ていっても、全く全体像が思い浮かばない。
手にしたピースが、端っこに位置するのか、真ん中なのかもわからない。

「ま、私には宝の持ち腐れな石なのね」
……と、きらびやかな情報のピースを前にしたまま、組み立てることもできずに放置していたのです。
ところが、情報を整理し、わずかに得た情報のしっぽから芋蔓式にたどっていくと……、(私が理解できる)絵柄を完成させるために、足りないピースと余計なピースがあるような気がしてきました。


その3へつづく


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