ヒマラヤのインターフェレンス、さらに! なんだかシリーズ化しちゃっているインターフェレンス・クォーツです。 探し求めて集めているわけではないのですが、その迫力ある造形に惹かれてふとよく見ればインターフェレンスというパターンがままあるわけです。 さて、今回の石もガネーシュヒマール産ヒマラヤ水晶です。 1の方は横方向に階段状に削られていましたが、今回の石は縦方向に削られています。 こちらの方が、ロシアのインターフェレンスに近いでしょうか。 石の大きさは4センチほど。 ベースはごくわずかクリーム色がかって見えるクリアな水晶に緑泥付き。 インターフェレンスであることを示す干渉痕以外はノーダメージの……ペンダントヘッドです。 ペンダントトップにしては大きい部類です。 白状します。 これはもう、アクセサリーというよりは石として買いました。 何度かつけてみましたが、これだけ大きさがあると、はっきりと首筋に重さを感じます。 よく言えば存在感がある。悪く言えばゴツくてデカい。 個人的にはアクセサリーとしても嫌いではありませんが、傍目から見ると変でしょうね(笑)。 ペンダントヘッドに加工したのをわざわざ買わなくても……と思われるかもしれません。 ところが、これにはちょっとした理由があります。 ブラジル産にくらべて、やはり数が限られてしまうヒマラヤ水晶は、どうしてもグラムあたりの単価が高いです。 それに置き場所のことを考えると、あまり大きいものには手が出しづらいです。 では、小さいものを……と見たとき、ペンダントヘッドに加工された石は、全体的に質が高いように思われます。 欠けや傷があるものをわざわざ加工するわけがないですから、これはあたりまえといえばあたりまえですが、チベットで加工されるシルバーのペンダントトップは思ったよりも安く、原石のままの石と十分競える価格帯なのがうれしいです。 (2005年3月6日、ブログ掲載) |
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