若葉の季節になると 毎年桜の季節になると取り出して眺めてみたくなる石にご登場願いましょう。 ファイロモルファイト(パイロモルファイト/フィロモルファイト)です。 英語名のカタカナ表記にかなりばらつきがあるうえ、長くなってしまうので、「緑鉛鉱」とした方がわかりやすいので、以後は緑鉛鉱とします。 名前の通り、鉛を含んだ緑色の石です。 ただし、必ずしも緑色とは限らず、白・淡紫・灰・黄・透明などさまざまな色があるそうです。 多くの産地で緑系の色合いで産出しますが、その色合いもさまざまで、もっと渋い色合いのものも見たことがあります。 そんななかで写真の緑鉛鉱は、ご覧の通りの「若葉色」。 春は花の色が目を引きますが、若葉が光に透けた色は、花の色にも負けないくらい美しいです。 これはちょうどそんな色。 結晶の先端が淡くなっているバイカラーなあたりも植物の若芽を思わせます。 ただし、鉛を含んでいるので、見かけの割にずっしり重いです。 (2005年4月7日、ブログ掲載) |
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