ロシア産 シトリン

歓喜の色




懲りてません。

好きな石は、持っていてもさらに欲しくなる……。
こんな状況に覚えのある石好きさんも多いはず。
私の場合、(心の中の)「欲しい石リスト」に載っていた石が運良く手に入ったとしても、「欲しい石リスト」に居残り続けることが多いです。
曰く、
「もうちょっと形がきれいだったら……」「もうちょっと色が……」
(以下略)……まったく懲りてません(笑)。

今日の石は、まさしくその状況の王道をいく石。
欲しくても高くて買えないと思っていたものが、運良く手に入った!
でも、もうちょっと大きかったらなあ……。
……なんて、懲りないことを考えているせいでしょうか。
以来、目にすることはあったのに、いざそのときになると、それ以上に欲しい石に出会ってしまい、縁がない石になってしまっています。

ロシアのニュアンス・グリーン

その石は、こんな石……ロシアはウラル産のシトリンです。
ただし、この石にはラベルがなくお店の人に聞いただけということと、最近カザフスタン産でも見かけるように思うので、ウラル産には一応「たぶん」と付け加えておきましょう。
(追記:ウラルさんだったみたいです)
この石の最大の特徴は、緑がかっていること
写真では緑と言うよりも茶色……に見えるかもしれませんが、実物はもう少し緑のニュアンスがあります。
ちょっと時間をおいてしまい、淹れたての色が変わってしまった煎茶、渋くて鈍い色だけれども「緑」……そんな感じの色と思っていただければ近いと思います。

ただし……シトリンにはつきものですが、加熱処理である可能性はぬぐい切れません
天然のシトリンは大変数が少なく、アメシストやスモーキーを加熱してつくられる場合が多いです。
その色合いはさまざまで、中でもブラジル,バイア州のMontezma鉱山のアメシストは、650度で加熱処理することで緑がかったシトリンに変化することで知られており、この緑がかったシトリンはプラシオライトという商標名で呼ばれることがあるそうです。
そのほかにもアメジストやアフリカやウラル山脈のアメシストも緑がかったシトリンに変色するのだとか……。
また、私がミネラルショーで聞いたところでは、中国産にも緑がかったシトリンがありますが、これも加熱処理の可能性ありです。

追記:緑がかった「シトリン」は、スモーキーの加熱、あるいは白水晶に放射線照射したのちに加熱している可能性があるようです。

シトリンのリスク

ウラル産のシトリンすべてが緑がかっているかというと、そうではないようです。
また、「ブラジルかロシアか中国産で、これは加熱」とはっきりおっしゃっていたお店の石は、ウルグアイ産のアメシストのような短柱状ではなく、ちゃんと柱面がある水晶でしたが、根本は白っぽくなっていました。
ただ、放射線処理の「黒水晶」や、短柱状のアメシストを加熱処理したもののように、不自然な白さではありません。
そしてこの写真の石は途中で斜めに切れていて、残っている部分には白いところはほとんど見あたらないのです。

買ったお店では「天然の色」と言っていましたが、なんとも判断は微妙なところです。
しかし、この色は美しい……!
大きさが3センチほどのミニサイズなので、やはり、もうちょっと大きめの石が欲しいです。
ショーで見かけたら、今度こそ。ついでに天然の色かどうかの確認もしっかりとります!

(2005年4月24日、ブログ掲載)

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