ボージーストーン追加情報




ボージーストーンについて、石屋さんからおもしろい話を聞くことができたので、書き留めておきたいと思います。
その新たな情報とは……ちょっと趣向を変えてQ&Aっぽくどうぞ。



Q1 先カンブリア時代の生物の化石?

A1
生物の化石というより、マンガンノジュールみたいなもの。
マンガンノジュールが海底にころころしているような感じで太古の海底にあった物が、地殻変動でその海底が陸上になり、上に被さっていた地層が風化してなくなって出てきたと考えられる。そのため、誰かが並べたような状態で発見される。

マンガンノジュール
マンガン団塊とも呼ばれる。    
マンガンや鉄などの酸化物と水酸化物の混合物で、水深約4000mの海底に広く分布している。
ほとんどはジャガイモくらいの大きさだが、大きい物はサッカーボールほどにもなる。
切断すると、同心円状に成長した痕が見られ、中心部にはサメの歯や別の岩石のかけらが核となっている。
どのように成長したのかは、まだ謎に包まれているが、数10万年から100万年程度の時間をかけて成長したと考えられている。 



Q2 インディアンの聖地で発見されるとか。
   しかし、ワイディゴ族というのが調べてもわからないのですが……。

A2  決まった場所ではなく、いろいろな地域で(広範囲で?)出ると聞いている。
ワイディゴ族については知らないが、ホピやナバホなど、いろいろな種族が瞑想などの儀式に用いていたのは確か


Q3採ったばかりのボージーストーンはどんなかんじ?

A3  ボージーストーンは、黒っぽい砂(粉)にまみれた状態で売られている。
そのままでは手が汚れてしまうし、見た目もよくないのできれいにして売っている。
透明なラッカーでコーティングする業者もいる。
きれいにしたとき、チャルコパイライトなどが入っていれば虹色が出る。
※上の写真は、処理していないボージーストーンです。
  左下の手のひらにのせた写真で、指の付け根が黒く汚れているのがわかるでしょうか。
  こんな風にすすのような黒く細かい粉が着いています。


Q4 現地(アメリカ)での人気は?

A4  「ボージーストーン」は登録商標されているので、ボージーストーンとしては売ることができない。
採取されるとき、地面に並んだような感じで見つかり、しかも、ボージーの下の地面は、ボージーのために風化されずに残り、ボージーがキノコのようにポコポコ生えて見えることがあるので、
「POP ROCK(ポップロック)」という名前で売られている。

一人の方から伺った話なので、ボージーストーンすべてにあてはまるとは言えませんが、現地のお話を聞くのは初めてなので、貴重な情報です。(ありがとうございました!)

※補足
 おそらく、一般にボージーストーンと呼ばれるこの石は、一カ所ではなくあちこちで産出するものの、厳密な意味では『ワイディゴ族の聖地』とされる場所から採取され、カレン・ギルスビー女史によってペアリングと活性化(?)を施された石のみが「ボージーストーン」であり、それ以外が「ポップロック」と言うことになるのだと思います。
 国内ではこの名前は聞きませんが、なんだか楽しくなるネーミングです。

さらに追加情報あります。

(2004年9月23日ブログ掲載)
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