コロラド産 メテオラ・クォーツ

宇宙(そら)にはばたく想像の種





SF好きにはたまらない石

SFが好き……で隕石&テクタイト、というのは、なんとなく気分がわかっていただけるのではないかと思うのですが、こんな石はいかがでしょうか。
メテオラ・クォーツです。
メテオラとは、ギリシア語で「空にあるもの」という意味だそうです。当然、メテオライトもそこから名付けられました。
では、メテオラ・クォーツとは?
ご存じない方も多いかと思います。これは、アメリカはコロラド産の水晶で、
「隕石のクレーターの中から発見された水晶」なのだといわれています。

あ、ここでちょっと注意していただきたいことがあります。写真のメテオラ・クォーツは、メテオラ・クォーツのスタンダードな形ではありません。
そもそもさほどたくさん採掘されていないようなので、スタンダードというのはどうかと思いますが、とにかく「これぞメテオラ」と言えるのは (私が、個人的にそうだと思っているのは) 「ちょっとずんぐりした先細り型で、白く不透明で、表面が透明〜半透明の羽毛状の結晶に覆われているもの」です。

羽毛状の結晶というのは、下の写真のようなかんじです。
私の持っているこの石は、さしわたしが4センチほどのメテオラとしては超ミニサイズ。
大きいものでは高さが30〜40センチのものもあります。(高くて、超ミニサイズでもなければ買えません)

クレーターはどこだ!?

こんな雑記でエラそうに書いてはいますが、私の石に関する知識は、穴だらけの付け焼き刃というのが正しいところです。
この石を買った時には、「えっ、クレーターの中から? 宇宙っぽくてステキ〜!」というのが正直な理由のひとつだったりします。
ところが……この雑記を書き始め、水晶の成り立ちを調べ、さらに昨日隕石について調べてみて………疑問がいっぱいです。

まず、最大の疑問は、
「メテオラクォーツが発見されたクレーターってどこ?」ということ。
世界のクレーターの一覧を見てみたのですが、コロラドのクレーターが……見つからない。
アリゾナならあるんですが……。
そして第2の疑問。
墜落した隕石の大きさにもよりますが、クレーターの底部はある程度の深さまで岩盤が粉砕されているそうです。そんな中で大きな水晶が残りえるのか……ということ。

水晶の成り立ちを考えれば、隕石衝突の熱によって水晶が誕生することはあり得ません。
溶けた珪酸分は結晶を形成する前に冷え、非晶質のテクタイトか、インパクトガラスになってしまうでしょう。※インパクトガラスとは、クレーターの火口部分で見つかる天然ガラスだそうです。
もし、水晶が形成されていた上に隕石が落ち、なおかつ砕けずに残っていて、しかもその水晶が、前述したように、羽毛のような結晶に覆われた独特の水晶だと言うのなら……ライトニング・クォーツもメじゃない、ものすごい確率の水晶ってことになるのですが

……とまあ、こんな風に石にまつわるいろんなことを疑う……というか、改めてたどっていくと、謎の迷宮に迷い込みます。
そんな中から新たに見えてくるものもあり、さらなる謎にはまることもあり。
なんともわかりにくいことだらけのメテオラクォーツの謎ですが、これは、私の想像を宇宙へ導いてくれる種のようなもの。
仮に隕石クレーターと関係がないにしても、なぜクレーターの底から発見されたと言われているのか、こんな表面をしているのか、そんな謎は残るのです。
ちなみに、「金は星が作る」という言い伝えがあるのだそうです。
中国の俗説では、流星が地に落ちたとき、その光が地に染みて金脈になると言われています。
光のない地の中に、光り輝く石がある。その不思議の訳を、人は夜空に求めようとしたのでしょうか。

追加情報
メテオラ・クォーツが採掘された鉱山は「Burgerking」と言うそうです。検索したら、ハンバーガーが山ほどヒットしました。

追加情報2
「メテオラ・クォーツが隕石クレーターの中から発見された」というのはデンバーショーの「都市伝説」みたいなものだという話を聞きました。
本当だとすればちょっとがっかり。こういうロマンのある水晶というのもいいと思うのですが……。誰が言い出したのでしょうね。
(2004年9月5日、ブログ掲載)

※メテオラ水晶について、改めて考察しました。
こちらをどうぞ!





 

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