ナミビア産 クローライト入りアメシスト

土の中の小さな花





小さいけれど花がある

長さはたったの2cm、産地はアフリカ南部のナミビア。美しいアメシストで知られるブランドバーグ産の石です。
ナミビアは、アフリカ大陸の南端からやや西に回り込んだところにある国です。
そのなかでもブランドバーグは、内陸のボツワナに近いあたりにあります。
地質学上は、アフリカ大陸の中では比較的新しい時代の水晶といわれているそうですが、確かにアフリカ地域の水晶に比べて透明度が高く、エッジの状態も良いものが多いようです。
中でもアメシストは、長柱状で、クリアの中にアメシストやスモーキーがファントムのように入り、内部に多く見られる空洞に光が反射してきらめき、他の産地にはない美しさを醸し出しています。
きれいな石も好きな私は、「いつかきっとブランドバーグ」とねらっていたのですが、きらめきのブランドバーグではなくこんなのを買ってしまいました。

紫と緑の妙

この石は言葉で説明するならば「クローライト入り先っちょだけアメシスト」です。ありそうで案外ないんですよ、この組み合わせ。
水晶は地中のできた空洞の中にできます。これを晶洞といい、一番わかりやすいのがアメシストのカペラです。
この晶洞を「ガマ」ということがあるのですが、このクローライト&アメシストは、小さなガマの、さらにその一部からしか採れなかったそうです。
ほかの石も見せていただいたのですが、クローライトが入っていなくて、先端だけがアメシストでした。
先端だけアメシストというとよく知られているのがセプター形……または松茸水晶といわれるものですが、これはそうではなく、全くの一体型です。
しかも結晶の角の部分が濃くなっています。
骸晶と同じメカニズムで、角の部分の方が結晶しやすかったのでしょう。
おそらく、ある程度結晶が成長した段階で熱水の成分が変わり、アメシストになったのだと思います。

ナミビアのアメシストは、比較的小ぶりなものがほとんどで、このクローライト入りも最大の結晶でも5cmほどでしたが、大きい結晶ではクローライトの色も鮮やかで、水晶とは思えないような色合いでした。
でも、とてもとてもそんなすばらしいのは買えないので財布と相談した結果が写真の石です。
本当にちっちゃな石なのですが、クローライトはファントムですし、紫色もきれい。
加えてきれいに写真に写ってくれるとなれば、言うことなしです。

(2004年10月12日、ブログ掲載))

 

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