ナゾ! タイトルの「筋金入り」とはどういうことか……。 今回の場合は、「水晶に筋が入っている」という意味です。 筋が入っていると言えば「ファーデン水晶」。 ご存じ、筋を中心にその両側に板状の結晶が発達した水晶です。 ファーデンの成長メカニズムについての考察は、以前に述べたとおりですが、写真の石は、ちょっと違います。 なんたって、「筋金入り」の上に「ひねり」も加わっています。 いちおう説明しましょう。 ちょうど鉛筆ほどのレーザー型水晶が「入」の字のようにくっついています。 そしてそれそれの結晶の中に、白い筋が入っています。 右側が、そのアップですが、みごとに「筋」です。 それだけじゃありません。 この筋、真ん中に入っているかと思いきや、先端の方へ行くと、中心からずれちゃってます(真ん中)。 この石と一緒にお店に並んだ石は、背骨みたいに細くてまっすぐな不透明ファントムが入っていました。それでも十分不思議ですが、コレの場合は、途中で中心からズレるという「ひねり技」。 これは少なくともファントムではないでしょう。こんなファントムは、ありえない(はず)。 だとしたら、一体、何? このごろ、水晶は「普通の」ファントムが物語るように、たけのこ状に大きくなっていく場合と、ある程度の大きさの結晶が一気に形作られる場合があるんじゃないかと思えてきました。 それでも、この水晶の説明は付かないですけども。 (2004年11月23日、ブログ掲載) ※スタンダードからははずれていますが、今になって考えると、これもファーデンの一種ではないかと思われます。(2010年9月、追記) |
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