薔薇色のバリエーション 薔薇にもいろいろな名前、色があります。 「ブラック・ティー」という茶色(茶色っぽい赤)の薔薇。 「ブルー・ムーン」という紫色の薔薇。 ビロードのような深い深紅の「黒真珠」。 白にピンクの縁取りがお菓子みたいな「ニコル」。 ショッキングピンク! な「マリア・カラス」…… しかし、薔薇色と言えば華やかで深みのあるピンク色。 個人的なイメージでは先日のアフガン・ローズの色がまさに薔薇色! なのです。 石にもピンク色をしているために「ローズ」の名前を持つ石がいくつかあります。 有名な(?)ところではローズ・クォーツ、ロードナイト、ロードクロサイトなどでしょう。 まだいろいろありますが、私自身実物を見たことがないので、ボロを出さないように控えておきます(笑)。 あこがれの薔薇色石 上に上げた3種類の石の中で、一番薔薇色な石に会える確率が高いのはロードクロサイトではないでしょうか。 ロードクロサイトにもいろいろありますが、ビーズなどで見かける色が濃くて透明感のあるこの石の色は、心躍る薔薇色です。 しかし……薔薇色の石の結晶というのは、総じてお高いのは何故でしょう? ローズ・クォーツの結晶はご存じの通り稀少で高い。 ロードナイトはよくみかけるのは不透明なピンクで、透明感のある結晶はこれまたあまり見かけません。 ……そして、ロードクロサイトの結晶も……。 ピンキリといえばそうなのですが、きれいなものはやはり高い。 でも結晶が欲しい〜! と探していた私は、2004年5月の新宿ショーで見つけました。 「本日のセール品」のコーナーにあったのです。 薔薇色石……??? ラベルは確かに「ロードクロサイト」なんですけど…… 「これ、ロードクロサイトですよね?」 と、お店の人に念を押してしまいました。 ガボン産のロードクロサイトです。 まるでカルサイトのような犬牙状の結晶の形。 (実際の大きさは2ミリほどで、根性でマクロ撮影しました) そのうえ色はローズというより「ヅケのマグロ色」。 確かにピンクというより深紅の結晶を見たことがあるのですが、 深紅というよりも茶色がかっていて、おしゃれに言えば「ワインレッド」 いや……やっぱり「ヅケのマグロ色」。 けなしているようですが、実は「こちらの方が珍しいかも〜♪」ということでうちにやってきました。 初のロードクロサイト結晶です。 それにしても「ロードクロサイト」に対して和名は「菱マンガン鉱」。 「蛍石」や「銀星石」「藍晶石」「空晶石」「天青石」など美しい和名はたくさんあるのに、 薔薇色のこの美しい鉱物に対してなんと色気のない名前を付けるんでしょうか!? (2005年1月9日、ブログ掲載) |
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