コロンビア産 アクチノライト入り水晶

ほんのり月光色





 しばらくして気が付いた

何度目かの繰り返しになってしまいますが、私は黒水晶と青い水晶を集めています。
前者は、何とも言えない存在感と、煙水晶とのあやうい境界を見極め、これならば黒水晶だろうと(自分勝手に)「判別」する緊張感が魅力です。
対して青水晶は、絶対的な数の少なさと、美しさ、水晶の中に青い色を宿らせるインクルージョンのみごとさが魅力です。
なので、ミネラルショーと言えば、ロシアやヒマラヤの石にも目を配り、マダガスカルのへんてこりんさにも目を見張りながら、青や黒も探しています。

写真の石は、ぐるぐる会場を何周も歩き回り、ラベルまで眺め、お店の人とも話をしながら石探しをしていたのに、「あ、きれい」……で買ってしまって家に帰り、しばらくしてラベルを見直して目を点にした石です。

ラベルにはこう書いてありました。……「Blue Quartz」

 
……え?

なんと……青水晶だったのです。
ラベルでは。
思わぬ掘り出し物ならいざ知らず、青水晶を探していながら、しかも買っておいてしばらく青水晶と気が付かなかったとは
不覚!

……でも、ちょっと言い訳させて下さい。
ラベルでは青なんですが、実物はどちらかというとあわ〜い
グレー・グリーン。
半透明で、なんとなくぼんやりと光を放っているような、ムーン・ストーンではなくムーン・クォーツというのがあるとしたら、きっとこういう石だろうと思わせる柔らかな雰囲気の石なのです。

発色の原因はアクチノライトのインクルージョンによるもので、ブラジル国境に近いコロンビア産ということです。

さて、アクチノライトといえばアンフィボール(角閃石)の一種で、和名では「緑閃石」といいます。
かのパキスタンの青水晶もアクチノライトによる色ではないかと言われたので、実際に青く発色して見えることもあるのでしょう。
でも、この石はほんのり緑ですけれど。

インクルージョンの様子は、中に何かが内包されているとは思えないほど柔らかい感じで、ミルキークォーツのように、半透明な水晶に見えます。
透明感という点では確かに劣るはずなのに、透明な水晶よりも「光」を感じさせる……。

そんな雰囲気を持った石だったりします


(2005年2月12日、ブログ掲載)
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