緑泥が美しい! アルプス水晶です。 ご存じ、アルプス山脈はアルプス−ヒマラヤ造山帯に属し、中生代の後期(約2億年前〜6500万年前ごろ)にヒマラヤ山脈と同じ時期に形成されました。 中生代は恐竜が繁栄、絶滅した時代です。 ヨーロッパ中央部を東西に横切る山脈で、東の端はオーストリア。 スロベニア、イタリア、リヒテンシュタイン、ドイツを経由してフランスへと続きます。 最高峰のモンブランは標高4810mで、ヒマラヤの6000メートル級、7000メートル級の山々には及びませんが、モンブランの他にも、マッターホルン、ユングフラウなどの有名な山々が峰を連ねています。 アルプス水晶と言えば、まさに氷のように透明なものや、美しいスモーキー、DTが板状に積み重なって、しかもねじれているグウィンデルがよく知られていますが、スイス産のこの石は、スモーキーでも色は薄く、形も素直です。 しかし、ノーダメージのDTでしっかりした母岩付き。 水晶にちょっと岩がついている程度のものは見かけても、がっちり母岩付きというのはすくないのではないでしょうか。 そのうえ、ファセットを覆い尽くした銀緑色の緑泥の美しいこと! この緑泥のおかげで、色が付いているのかついていないのか微妙なほどに淡くて、スモーキーとしてはやや中途半端な気がする色合いさえもが凛とした雰囲気を醸し出しているようです。 (2005年2月17日、ブログ掲載) |
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