インド産 モス・アゲート

宇宙の森




 おまけを侮るなかれ

石を買ったらおまけにいただいたモスアゲートです。
500円硬貨くらいの大きさで、薄っぺらくて穴が空いている、一応ペンダントヘッドのようなもの……です。

申し訳ないことに、モス・アゲートは、「なんだか緑色のものが内包された瑪瑙」くらいのイメージしかなくて、長らくほったらかしだったのですが、ふと思い出して引っ張り出し、カメラを向けてみたら……。

面白い!

クローライトが内包されているとのことですが、その様子はまさに植物!
おもしろさのあまりマクロで撮影してみました。



 無重力!

2〜3ミリの熱さなのに、しっかり立体的に、
奔放に枝葉を伸ばす様子は、地球の重力に捕らわれない無重力感覚。
読んだはずなのにちっとも内容を覚えていない、ラニー・ニーヴンのSF小説「インテグラル・ツリー」をイメージしてしまいます。
たしか、衛星軌道上に繁茂する超巨大な植物……だったはずなんですけど。

モス・アゲートってこんなに面白くて、奇妙なヤツだったのか。
これくらいの透明感と「無重力模様」の丸玉があったらいいかも……。
しかし、あまり丸玉や大きめタンブルでは見かけないような気もします。

おまけに「モスアゲート」やで画像検索しても、意外に同じような石がヒットしない石でもあります。
実は珍しいのか、それとも人気がないのか……ちょっと不思議。

2006年10月25日、ブログ掲載
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