母岩は水晶 IMAGE2006の戦利品。ものは、中国産のフローライト付水晶。 中国で、フローライト付ということは、おそらく湖南省のヤオガンシャン産であろうと思われます。 同じ時にそばに並んでいた石からも間違いはありません。 「……付水晶」とはいっても、肝心の水晶は柱面の一部はあってもトップなく、母岩に徹しています。 そこにうす紫色のフローライトがぽこぽこぽこ。 青のりのようにエピドートが降りかかっていたりします。 ヤオガンシャンという産地は中国の中でも注目株で、フローライト付といいながら、実はフローライトが内包されていたり、フローライトの中にインクルージョンがあったり、意外にいろいろな色のフローライトが産出したり、輝安鉱などの金属鉱物も産出したりと多芸多才。 水晶好き〜、インクルージョン好き〜の私は、ヤオガンシャンの水晶&フローライトの組み合わせを見ると、ついつい「お店の人は気が付いていないけど、フローライトが入っていたりして」と探してしまいます。 マダガスカル産のフローライト入りと違って、ヤオガンシャン産のフローライト入りは透明なものが多いのですが、中には細かな紫色のフローライト入りもあったりします。 写真の石は、残念ながら、フローライト「入り」ではありませんが、同じくらい魅力的。 なぜなら。 フローライトの中に紫色のまあるい模様♪ もしかして、このフローライトは、四角く結晶する前は、紫色の球状フローライトだったのでしょうか。 青のりのようなエピドートと相まって、ちょっとたこ焼きっぽいです……。 2006年11月9日、ブログ掲載 |
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