マダガスカル産 アメジスト

色というあたたかさ




 素直な紫

晩秋。
木々は色づき、日の光は黄金色。
これらの色がだんだん鮮やかさを失ってくると、冬本番です。
そして世界が若葉や花びらの色を取り戻り戻す季節が、春。
色とはあたたかさでもあるのだなあ……と感じます。

そのせいか、肌寒さ、つまり色のない季節を感じるようになると、逆に色のある石が恋しくなります。
そんなわけでこの石。

マダガスカル産のアメシストです。
300円均一の「洗面器」の中からホクホクと掘りだしたかわいい石です♪
米粒と小豆粒の間くらいの大きさの、何ともかわいいすみれ色の結晶がギッシリ、こんもり。
種々雑多な石がごそっと放り込まれた(傷が付きそうで怖い)容器の中でもひときわ目立ってかわいい色でした。

アメシストと言えば紫色ですが、色が濃すぎれば黒く見え、透明度が高すぎれば背景を透してその色を見るのが難しくなります。
写真に撮れば撮ったで、色の写りがやや微妙……。
しかし、この石は小さな結晶が集まっていることが幸いして、ひとつひとつはちゃんと透明感があるのに、全体として鮮やかに色を見せ、写真にもちゃんと写ってくれます。
見た目通りの素直ないい子で助かります♪

2006年11月12日、ブログ掲載
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