ブラジル産 シトリン

シャンパン・ゴールド




 輝く淡い金

シトリン・カテドラル……として売られていた石です。
なので、画像はシトリン・カテドラルとしましたが、KURO的わがまま規定に照らせば、この形状は、カテドラルと言うにはやや役者不足。
もうちょっと複雑な形状で、縦方向のラインが際立つボリュームあるフォルムが欲しいところです。

しかし、天然のシトリンで、トップに若干のダメージがあるものの、ご覧の通りの透明感は、やはり美しいです。
透明感のおかげで背景の色がばっちり見えてしまい、淡い金色の色合いがなかなか写せなかったので、日が傾きかけた黄色い光の力をちょっぴり借りて写しました。
黄色っぽい光の元で撮った写真ではありますが、見た目はこんな色合いです。

このように、透明感が高く淡い金色の色合いのシトリンを「シャンパン・シトリン」と呼ぶ場合もあるようです。なるほど、そういわれればそんな色合いです。
黄色と言うには淡いけれど、確かに輝きを感じる淡い金色……。

 
天然と見る理由

シトリンといえば「アメシストを加熱したものが多い」と言われていますが、写真の石を「天然」とする理由はふたつ。
理由のひとつめは、「天然のシトリンは少なく、ほとんどがアメシストを加熱したもの」と言われますが、ブラジル産で、この形状でアメシストは見たことがありません。
アメシストでこれだけの大きさ、透明感があれば、それだけで価値があります。
加熱によってクラックや破損などの危険を冒すことはないと思われます。

逆に形状からいえば、スモーキーを加熱して作られたシトリンである可能性もありますが、クラックさえない透明感からするとその可能性も低そうです。
何より、この石を買った石屋さんは、ご自身でいろいろと石のことを調べ、(鉱物学的なことも、スピリチュアルなことも)直接ブラジルに赴き、時には鉱山から直接買い付けされて、自分の扱う石の出所をしっかり把握されているので、加工物を扱うことはまずなく、もし加工処理があれば、それをはっきりと教えて下さることでしょう。
これが理由のふたつめです。

 
お店の格とスタンス

このような石屋さんは、私にとってとてもありがたく、いつもいろいろなことを教えていただくなど、お世話になっています。
この石をいただいた石屋さんのように直接鉱山から買い付けられる方は少ないと思います。
しかし、仕入れ形態を別にして、そのお店を判断する個人的基準があります。
それは、お店の「格」あるいは「スタンス」とでも言うべきもの。

どのような種類の石を仕入れるかは、お店の個性ですが、石のグレードを見抜く「目」のあるなしは、お店の「格」ではないかと思います。
また、仕入れた石についてどれだけ把握しているかということ、常に石について確実な情報を得ようとする姿勢であることが、お店の「スタンス」です。

 
石ライフ・コミュニケーション

「天然だと思って仕入れたのに、実は処理してあったんだよ」
「仕入れ先は○○だと言っていたけど、違うところで見たら▽▽という名前だった。調べてみたら▽▽の方が正しいみたいなんだよね」
「仕入れ先は天然だと言っているけど、ちょっと心配かもしれない」
そういう話をして下さる石屋さんは、KURO的には高ポイントの石屋さんです。

私は、やはり「天然未処理歓迎派」ですが、同時に「処理ものなら処理ものと表示して欲しい派」でもあります。
ちゃんと処理ものであるとわかっていれば、その美しさによっては買っちゃいます。
「天然と言ってるけど、ちょっと心配だと思う」……と言って下さるお店なら、
ちゃんと納得して買うことができます。

自分で100%見分けられれば、何の不安もないのでしょうが、それは私には逆立ちしたって無理というもの。そんな不足を補うべく、頼れるお店に頼りつつ、コミュニケーションに励んでいます。
それも私の石ライフの一部なのかもしれません。

2006年11月25日、ブログ掲載
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