モンゴル産 アクチノライト入り石英

幸せの星




 すっかり定着

ちょっと変わった産地、モンゴル産のアクチノライト入り石英です。
見かけたものすべてがペンダントヘッドに加工されていたので原石はないのかと聞いたら、塊状で産出して、結晶形のものはないのだと言われました。
ですから、「水晶」ではなくて「石英」と言うことで。

2005年10月のIMAGE2005で初めて目にした石で、最初はグリーン・トルマリン入りと言われましたが、後にアクチノライトだとわかったようです。
そういわれれば、トルマリンより角閃石っぽい繊維状の感じがするこの内包物は、きれいに放射状のものから小さなウニのように球状で、そこから長い結晶が飛び出ているものなど、表情もさまざまです。

このような放射状の内包物は、俗に「星」と表現されることが多いようで、時に「星入り水晶」と呼ばれていたりして、同じく「星入り水晶」の異名を持つマダガスカル産のホランダイト入り水晶と混同され、
スタールチル入りという間違いまで背負い込んでいることもあります。

いい加減、水晶(石英)中の針状結晶を全部ひっくるめてルチルとするのはやめた方がいいと思うのですが。
石を見かけだけで楽しむだけなら、ルチルでもすむかもしれませんが、(個人的には、それでも嫌ですが)「トルマリン入り水晶が」「ルチル入り水晶が」……と、内包物によって分けてパワーの解説をするのが一般的になっている昨今では、余計な混乱の素です。

さて、ホランダイト入りと、アクチノライト入りの違いは産地の他にもいくつかあります。
まず、ホランダイト入りには結晶形の原石があるのに、アクチノライト入りは加工されたものしかありません。
近頃はホランダイト入り水晶のビーズなんてのもあるようで、さらに勘違いの機会を増やしているようですが、実は、アクチノライト入り石英のビーズは見かけていません。
そのうち作られそうですが、じっくり見れば見分けは付きます。


補乱打委と入りは、このように細くて小さいものですが、アクチノライト入りは、大きいものもあり、小さくてもはっきりしています。
また、ホランダイトは黒ですが、アクチノライトは緑がかっています。

そういえば、アクチノライト入り石英に「幸せの星入り水晶」という名前を付けていたところがありました。言った者勝ちというか、どこらへんが「幸せ」なんでしょう。

2006年11月29日、ブログ掲載
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