実は立体 ボツワナ・アゲートです。 ルースのつもりで買ったものではないのですが、この形ではルースということになるんでしょうか。 真実ボツワナでこういうアゲートが採れるのか、このようなデリケートな色合いで縞模様のアゲートを慣習的にボツワナ・アゲートと呼ぶのか、ちょっとわかりません。 このようなみかけのものは、ビーズでもルースでもボツワナ・アゲートと呼ばれているので、ボツワナ産だろうと思うのですが、このアゲートの他にボツワナ産の石が思い浮かばないので「なぜ、この石だけ?」とちょっと不思議に思っています。 とにもかくにも、ボツワナ・アゲートというのは、淡めの茶色〜ベージュ、ピンクベージュの色合いで、繊細な縞模様が入っているアゲートを指しています。 そういえば、ビーズやルースは見かけますが、手頃な大きさの原石はあまり見かけないかも……。 そんなわけで、原石派石好きたる私としては、ちょっと距離がある石で、これまではボツワナ・アゲート=繊細な縞模様石というイメージだったのですが、この度マクロレンズで大アップにしてみて、改めて発見。 アゲートの成り立ちを考えれば、当たり前といえば当たり前なのですが、この模様は「立体構造」なのです。 写真の石は、不透明な層と半透明の層が規則正しく繰り返されているために、その立体具合がよくわかります。まるで筒状に巻いた紙のよう……。 母岩である石のすきまを年輪のように層を作って埋めていった様子が思い浮かびます。 でも、アゲートには年輪模様のものもあり、途中から水平模様に変わっていたりと、謎な模様も多々。 どうやってこんな模様ができたのか、想像するのも楽しいです。 2006年12月1日、ブログ掲載 |
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