チベット産 カイラスクォーツ

イメージと石




 今度は透明

カイラス水晶です。
DTのシンギングタイプにつづくカイラス2号でもあります。
カイラス1号を買ってから、カイラスらしい透明なタイプも欲しいと思って手頃な大きさの2号をゲット。

結晶が一本折れたダメージがあるものの、さすがの透明感で、エッジもシャープです。
全体的なイメージは、ネパール・ヒマラヤ水晶を見慣れた目には、ヒマラヤ山脈の範疇内で産出した水晶にしてはやさしく、なにやら楚々とした清楚な雰囲気。
見た目も、雰囲気も、ネパールよりはインド・ヒマラヤ水晶に近いようです。
その透明さは、清冽というよりも「さわやか」。
背筋が伸びるような、というよりは木漏れ日のような明るさ。
同じように透明なカイラス水晶をいくつも見せていただいたことがあるのですが、何故でしょう、透明感の低い1号の方が、私にとっては「カイラス水晶」なのです。

もう一度、ここに1号に登場願いましょう。



透明度や輝きなど、石としてのグレードというなら2号が上、形や写真写りで判断しても今回登場の2号が上でしょう。
しかし、最初に手にした石だから手というわけでもないと思うのですが、どちらかの石が興味を惹きつけるかというと1号に軍配を上げます。

いつになく歯切れが悪いですが、「何故か」「何となく」……言葉では説明しきれない、イメージの奥底で区別されてしまう石。
いつか、私の中でこの感覚が落ち着きどころを見つけるまで、カイラス水晶を新たに買うことはないのではないかと思っています。

いつもは鉱物的なことをつっつく私でもたまにはイメージ的なことで小首をかしげていることもあるということで。

2006年12月24日、ブログ掲載
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