ネパール産 緑泥・角閃石入り水晶

龍脈




 2007年事始め

年末(2006年)の新聞で目にとまった「ローツェ南壁攻略」の文字。
中身も読まずに、即、「ネパール、ヒマラヤ!」と反応してしまったヒマラヤ(水晶)好きがここに約一名。かなり、キてます。(笑)

……というわけで、年の初め(2007年)はヒマラヤ水晶でいきたいと思います。
ここで、ローツェ産の水晶が出てきたりするとかっこいいのですが、ローツェは、エベレスト、K2、カンチェンジュンガに次ぐ、世界第4位の山。
高さは8516メートル、世界屈指の難ルート、標高差3300メートルの南壁を擁するかなり険しい山であるようです。

もしかしたら、アンナプルナ産水晶のように、知らない間に他の産地の水晶にまざっていたりするかもしれませんが、いまのところ、ローツェ産は聞いたことがないので、登場するのは、おなじみガネーシュ産。
産地はおなじみですが、形はとても個性的。
「ガネーシュらしい」というより、「なんじゃこりゃあ」と言いたい形です。
説明するにもしようがないので、写真をもう一枚。



 やがて手が出る足が出る。

同じ石を真横から見たものです。
むりやり説明しますと、角閃石と緑泥を内包した太めの結晶が、折れた……というか、曲がっていて、曲がったところから細い結晶が飛び出すように生えています。
太い結晶の両端にはどちらにも錐面はありませんが、折れているわけではなく、母岩に接していたようです。

これは、2006年夏の「石探横町」の最後に買った石で、居合わせた知り合いの石好きさんたちに
「魚っぽい」
「いや、虫かも」
「やがて手が出る足が出る」
と言われてしまいました。
その評だけを聞いた別の石好きさんは、
「何か、ものすごい形を想像しちゃうんだけど……」
と、首をひねっていましたが、たぶん、期待(?)通りの変な形ではないでしょうか。

しかしながら、
「散財しちゃったあとなのに、どうしよう〜」
といいつつ、この石を買ってしまったのは、単に「変」というだけではありません。
変なことは変なのですが、私には意味のある「変」に思えたのです。

 
龍の形

この石を見て、強烈にイメージしたのは「龍」です。
長大な体をくねらせて空を馳せ、ヒマラヤの雲海の中から一瞬見せた、その姿。
途中から生えている細い結晶は、龍の手足、あるいは鱗。さらには、押さえきれずにあふれ出す大地の力。

衛星写真で見るヒマラヤ山脈は、まるで大地に横たわる龍のようです。
大地をここまでたわませたその力の大きさを思うと、「世界の屋根」「最大の龍脈」という言葉や他の場所であれば、「そのイメージの根拠は」とつっこみたくなる「パワー・スポット」という言葉までも、すんなり頷いてしまいたくなります。

この石は、ヒマラヤ山脈に重ねた「龍」のイメージを、強く刺激する石なのです。

2007年1月4日、ブログ掲載
写真および文章の無断転載・転用はご遠慮下さい。推測・個人的意見が混じっています。


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