紅水晶と紅石英 紅水晶です。 クォーツというと結晶の形をしていても、塊状でも「クォーツ」ですが、「水晶」は、結晶の形をしているもののこと。 つまり、ローズクォーツの中でも、結晶の形をしているものが「紅水晶」 塊状で産出し、磨いていろいろな形に加工されるものが「紅石英」です。 (塊状で産出するタイプのことを「結晶していない」というのは正しくありません。あれでもちゃんと結晶しています) ……ま、厳密にはそう言うことになっています。 ローズクォーツの中で結晶の形をしているものはとても少ないです。 これまでは、ブラジルで僅かに産出するだけだと言われていましたが、最近では、アフガニスタンやアメリカなどでもわずかに産出していることがわかってきました。 さて、今回の写真は、ブラジル産です。私がはじめて買った紅水晶です。 やけに立派なクラスターに見えますが、実は、ちょっと寝そべり加減で厚みの薄めなものをミネラルタック立てて撮影しています。 さらに、全面がピンク色ではなくて、先端部分は色がほとんど無く、さらに先端はちょっとスモーキーがかったりもしています。 組み合わせの不思議 そういえば、こちらのへんてこローズや今回のローズクォーツのように、ローズクォーツとスモーキーが一緒になっているものはあります。 スモーキーシトリンと言われるように、スモーキーとシトリンも仲が良いです。 エレスチャルに見られるようにスモーキーとアメシストもまざります。 しかし……よーく思い出してみても、ローズクォーツとアメシスト、ローズクォーツとシトリンがまざっている石は……ないような。 たまたまそういう条件がそろわなかったのか、アメシストやシトリンの発色の原因である鉄イオンが何か関係してるのか。 もしかして、世界のどこかにはアメシスト+ローズ、シトリン+ローズという水晶があったりするのでしょうか。 2007年1月19日、ブログ掲載 |
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