名前は自分で付けるもの 水晶には、いろいろな形があります。 形にはいろいろな名前が付けられていたりもします。 私は、その名前が意図するパワーとか意味をあまり気にかけません。しかし、形に意味を見いだし、名前を付けるという行為には興味を覚えます。 たいてい、私は「鉱物好き」として見られますが、自分としては「すきま系石好き」だと思っています。 すきま系石好きであるということは、鉱物、スピリチュアルのどっちつかずで、どっちもあり。 鉱物系ショップでレムリアンシードを買ってホクホクしていたりもしょっちゅうです。 だいたい、パワーストーンはパワーストーン屋で買うべし、などとはこれっぽっちも思っていません。 自分が納得した石であれば、パワーストーン屋であろうと、鉱物屋であろうと、雑貨屋、ホームセンター、100円ショップももちろんあり。 こういうスタンスは、「きれいな石が好き!」というのであれば、特に問題もないのですが、鉱物とスピリチュアルの両方に足を突っ込んでいると、ラベルのない石を「これは何であるか」と推理せねばならず、「この形の名前はこうだろう」と自分で判断しなければなりません。 大変なことは大変ですが、そのために見えてくることがあったりで、とても楽しいです。 鉱物ショップで水晶を買う。 当然「ダウ」だの「カテドラル」だのという名前は付いていないので、石を眺めつつ自分で判断します。 それを繰り返していると、こちらの店では「○○」という名前で売られていたけど、別の店では「△△」」という名前が付いていた。 さて……なんて事態にもびくともしなくなります(笑)。 似ていても微妙に違う? たとえばキャンドルクォーツと呼ばれる水晶があります。 こんな感じの、結晶の側面に小さな結晶がろうそくの溶けた蝋のようにくっついた水晶です。 主となる結晶のまわりに小さな結晶がくっついた……というなら、 こういう、カクタス・クォーツ(スピリット・クォーツ)もあります。 KURO的には、芯になっている結晶と、側面の小結晶の向きがそろっているのが、キャンドル・クォーツ、芯となる結晶の側面から、外に向かって小さな結晶が生えているようなものが、カクタスクォーツ。 カクタスクォーツとよくまざっているフェアリー・クォーツは、カクタスクォーツの先端が大きな錐面になっているのに対し、すでに結晶した水晶の表面全体を、微細な結晶が覆い尽くした「つぶつぶコーティング」水晶がフェアリー・クォーツだと区別しています。 ネパールにもあるのか! さて、前置きがずいぶんなりましたが、では、私はこの石をどう判断したかということで今回の石。 ヒマラヤ水晶です。ガネーシュ・ヒマールです。 おなじみの形とは、ずいぶん印象が違います。 どっちかというと先細りの結晶の側面が、つぶつぶの結晶で覆われています。 ただし先端だけは覆われていなくて、錐面が出ています。 つぶつぶ結晶に覆われたようすは、フェアリー・クォーツ、しかし、あとでつぶつぶが結晶を覆ったのではなく、錐面が出ていることを思えば、むしろ、これはカクタス・クォーツ。 ……ということは、カクタスクォーツも出るのか、ガネーシュ! ファーデン・クォーツに続く驚きです。 2007年2月15日、ブログ掲載 |
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