産地に疑問 ちょっと産地が「?」なクラスターです。 画像にはパキスタンとアフガニスタンの文字を入れましたが、どちらにも「?」がついています。 なぜなら、買ったのはアフガニスタン・パキスタンの鉱物を売っているお店なのですが、この石を買ったときの仕入れでは、「絶対中国産!」と断言できる石が混じっていたのです。 この石については、「中国産!」と即断することはできませんが、今までアフガニスタン・パキスタンで見かけたことがないタイプです。 したがって、産地に疑問。 石そのものは、柱面が発達していない「つくつくタイプ」のクラスター。 色合いは、やや茶色がかったシトリン色。 ただし、シトリンなのか、リモナイト(褐鉄鉱)などが内包されているための色なのか、これもやや自信が持てません。 最大の特徴は、おそらくヘマタイトであろうと思われる、つぶつぶまたは放射状の黒い「星」が、メタリックにちかちか。 「黒い星をちりばめた」クラスターというと、とてもロマンチックなんですが、ある人からは「ウミウシに似ている」と言われたことも……。 そう言われると見えてくるから不思議です。 わからないのも魅力の一つ それにしても、産地がはっきりしていないのは残念。 柱面が発達してないかんじが中国っぽい。けれど、中国でもこれの兄弟石を見たことがない……。 パキスタンだとヒマラヤ水晶の範疇にはいるけど、中国だとそうはいかないかもしれない……というのではなくて、産地からいろいろ推理してイメージを広げていくことが多いので、産地がはっきりしていないと言うのは、ちょっと悲しいのです。 そういうときは、黒いチカチカをルーペで眺めたりしながら一体どこから来たんだろうねえ……と推理。 それも石の楽しみ方のひとつです。 2007年3月11日、ブログ掲載 |
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