パキスタンのどこ? パキスタン産の水晶です。 例によって集積地である「ギルギット」と言われ、くわしい産地がわからなかったのですが、ミネラルショーで見るからにそっくりな水晶を発見。そのラベルから、Dassuであろうと思っている石です。 まあ、多少ずれたところで、パキスタン北部であることは確か。 大きさは高さ10センチほど。 色合いは、スモーキーと言うほど濃くはないけれど、透明ではない、やや濃いめクリーム色。 透明度はあまりありません。 その水晶を斜めに貫くのは、写真でおわかりの通りのかなり太いショール。 水晶を貫いた……というより、ショールを芯に水晶が結晶したと言うべきでしょうが、こうやってみる限りはショールが水晶を貫いた……という方がぴったり。 むりやり光に透かすと、ショールが完全に貫通しているようすが、かろうじて見て取れます。 おー、豪快! ……と思っていたら、さらにびっくりすることが。 この石だけがこんな豪快に変なことになっているのではなくて、「串刺しもの」がちょくちょく産出するようなのです。 この石の他にもショール串刺し石を持っていますし、知り合いの石好きさんの所にも、同じ産地でショールに串刺しにされた水晶が……。 そのほか、串刺しには見えなくても、裏返すとショールが芯になっていたり。 ショールがかなり太いのも特徴です。 そのおかげで、何とも堂々たる雰囲気、存在感。 特にどこが整っているというわけではないけれど、細かいことには動じない、肝っ玉の太さ……いや、芯の太さ。これはもう、文字通り「芯」である太いショールの力でしょうか。 一緒にお店にいた石好きさんからも、「これはもう、KUROさんの石だよ〜」と即、太鼓判を押された石でもあります。 2007年3月20日、ブログ掲載 |
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