パキスタン産 スケルタル・クォーツ

透ける樽(誤変換)




 エネルギッシュ・クリスタル

パキスタン産のスケルタルです。
エレスチャルとも言われる形ですが、私はあえてスケルタルと呼びましょう。

スケルタルとは「骸晶」のこと。
具体的に言うと、角の部分が特に成長して、面の真ん中あたりがへこんだ結晶のことを指す、実はちゃんとした用語なのです。
写真の石も、よく見ると面の真ん中あたりがへこんでいます。
向かって左側の面にはちょっと黄色っぽい泥のようなものが三角形になって内包されていますが、これはへこんだところが層状になり、層の間に泥が内包されてできた模様です。

大きさは、高さも幅も2.5センチ。
面がへこんだり、層状のところに内包物があったりするのに、全体としては透明度が高く、形もころんとまとまっています。
ほかにもいろいろ個性的な石が並んでいたのに、棚の隅っこでひときわアピールしてきた石でした。

家に連れ帰ってよくよくみると、欠けて簿願からはずれたと思っていた断面も、破断面ではなく複雑に結晶した完全結晶。
しかも、一番芯はスモーキーだったらしく、ぼんやりかつての結晶の姿が見えたりします。
いろいろな方向から眺めていると次々に虹が見つかったりもして、小さいながらに技ありの石。

スケルタルには……という意味(力)があります、というよりも、こういう結晶をする環境、つまり、水晶の材料となる二酸化珪素が豊富に混ざった熱水の中で、水晶が急激に、エネルギッシュに成長する環境があったんだなあ……というそんなイメージが頭に浮かびます。

2007年4月12日、ブログ掲載
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