ネパール産 ヒマラヤ水晶

鋼色




 スタンダード・ガネーシュ

前回のエレスチャルとは一転、ガネーシュ・ヒマール産らしいヒマラヤ水晶です。
先端に向けてなだらかに細くなるライン、表面の表情は野性味たっぷりなのに、内部はみずみずしくも鋭い透明感。 普通の水晶よりも「密度が高く」感じる、堂々たる姿。
これぞ、透明ずんぐり系ガネーシュの王道!

スタンダードのど真ん中を行くようなヒマラヤ水晶ですが、スタンダードにはスタンダードの、揺るがない魅力があります。
照りや透明感、水晶らしい形の端正さという点では、ブラジル産やアーカンソー産の水晶こそ、スタンダードかもしれませんが、大地に冠たるヒマラヤ山脈という地が鍛え上げ、結晶させた、これこそがガネーシュ・ヒマール産水晶(透明ずんぐり系)のスタンダード。

角度を変えると、錐面にクローライトがまぶされて、ちょっと竜の鱗を思わせる風情。
他の産地であれば確実にアラとなるであろう点も、この石では迫力となります。

そして、さらに。 写真には写っていない、……写せない魅力があります。

それは、色。

 
凄味の色

この石は、分類するならクリア・クォーツです。
しかし、ブラジル産やアーカンソー産と比べたときに、いや、ガネーシュ産の他の石と並べてみても、わずかに、そして決定的に色が違う。
黒い、のです。

黒いといっても、スモーキーがかっているわけではありません。そういう石は、たくさんあります。
スモーキーとまでは言えないけれど、スモーキーがかっている場合、色は、淡い茶色みを帯びます。ちょっと黄色っぽくなる場合もありえます。
この石は、違います。
色味のない、モノトーンのかげり。 灰色と言ってしまうとニュアンスが違う、あくまでも透明なのに、他の石と比べると明らかに「黒い」、深みのある……あるいは、凄みのある、透明。
そう、まさしく凄み。 この凄みの色を、ひそかに
「鋼(はがね)色」と呼んでいます。

ガネーシュ・ヒマール産でも、この色は多くはありません。 (私が見てきた限りでは) ガネーシュ・ヒマールの(ずんぐり透明系の)スタンダードに この色が組み合わさると、それはもう、有無を言わせぬ迫力。 逆らえるはずがありません(笑)。

2007年4月25日、ブログ掲載
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↑↓ピンク色に見えるのは外光の反射です



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