「たぶん」の正体は? インド産のスコレス沸石とアポフィライトです。たぶん。 この「たぶん」は、アポフィライトに対しての「たぶん」です。 写真の石は10センチほどの。スティック状(細い板状)の半透明白の鉱物が束になった上に、透明で薄い、鱗のような結晶がざくざくこんもり。 ベースのスティック状の鉱物は、見るからにスコレス沸石であろうと思われます。 では、ざくざくこんもりの結晶の方は。 ひとつひとつを見ると、四角の角を落としたような形。先に挙げたように、色は透明。 これだけでは、私ごときの付け焼き刃知識では、何とも判断できません。 たぶん、確実であろうと思われるスコレス沸石と、産地のインドを手がかりにひたすら検索。 海外サイトにまで足をのばして、そっくりさんを見つけました。 fluorapophylliteとなっていますが、これは和名で言うとフッ素魚眼石。 用は通常見かけるアポフィライト(魚眼石)のことです。 アポフィライトには、他にハイドロキシアポフィライトやナトロアポフィライトというのがありますが、フローアポフィライト(フッ素魚眼石)が一番よく見かけます。 めでたく正体がわかったこの石ですが、参考にさせていただいた画像よりもざくざくこんもり具合では 上を行っているぞと、ちょっとにんまりしてしまいました。 2007年5月29日、ブログ掲載 |
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