ロシア産 チャロアイト

誰が呼んだか




 混ざってます

お久しぶりのロシア石。 チャロアイトです。

シベリアのチャロ川流域で発見された、比較的新しい石です。
最近では、ビーズでもかなり見かけるようになってきましたが、ここでちょっとご注意を。
チャロアイトは、チャロアイトだけではなく、いろいろな石とまざって産出します。
黒っぽい部分はエジリン、オレンジ〜茶色のチナクサイト、やや透明感のあるクリーム色〜灰色の部分が長石です。
チャロアイトビーズとして売っていても、紫色のチャロアイトが、かなり少ないものもあったり、長石部分(たぶん)が多くて、透けて見えるものもあります。

色の濃い薄いや長石が多い少ないは、石の表情として好み次第ですが、チャロアイトビーズといいながら、チャロアイトが少ないのはちょっと悲しいかも。

 
三大ヒーリングストーン

さて、このチャロアイト、誰が言い出したのかはわかりませんが、「三大ヒーリングストーン」と呼ばれております。
「三大○○」というのは、なかなかいい加減なものが多くて、説によっては三つのラインナップがいろいろなものがあるのですが、「三大ヒーリングストーン」については、「ラリマー、スギライト、チャロアイト」のラインナップは不動です。
ならばなおのこと、誰が言い出したのかわかっても言いと思うのですが……。

さて、写真の石は、チャロアイトがビーズとして出回る前に買ったもの。
今重うと、ちょっと高く買っちゃったかなあ……という値段でしたが、色合いと、チャロアイト特有の絹糸のようなマーブル模様はっきりしています。
パステルトーンの優しいチャロアイトもかわいいけれど、チャロアイトと言ったら、このマーブル・薄巻き模様でしょう!

……という具合なので、私には、どうもチャロアイトがヒーリングストーン:癒しの石に思えません。
少なくともこの写真のチャロアイトは、「癒し」という優しい雰囲気ではありません。
マーブル・渦巻き模様は、荒々しいほど。

きっとどの石も、水晶だから、チャロアイトだからというような種類ではくくれない個性と、そこから生まれる個性的なパワーを持っている。
そのように思えてなりません。

2007年6月19日、ブログ掲載
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