ルチル改め角閃石 ヒマラヤ水晶です。ガネーシュ・ヒマール産です。 大きさは5センチくらい。
透明度が劣って見えますが、それは内包物のため。 よく見ると、針状または太い繊維状のものが根本から螺旋を描くように内包されています。 実は、先端にもぎっしり内包されていて、そのために先っぽがちょっと欠けたように見えてしまっています。 ヒマラヤ水晶初心者だった頃にこれを見たら「ルチル」と言っていたことでしょう。 今では、「ルチル改めたぶん角閃石」。 「ホントにそうなの!?」と詰め寄られたら、 「たぶん……おそらく……」 ……とちょっと弱腰加減ではありますが、 「でもルチルには見えないなー……と」 と一応主張。 ルチルに見えない理由は、 ○しなやかさに欠けること (ススキ入りというのがふさわしいような、ぼそぼそした感じに見えます) ○光沢がないこと (真珠のような光沢が見られるものがありますが、ルチルとはちょっと違うような) ○厚みがないこと (ルチルは細いものでは糸のようですが、太くなるとまさしく針。 それなりの厚みをもつようになりますが、ガネーシュ・ヒマール産水晶の内包物は、幅があっても厚みがなかったりします。 ○ルチル特有の内包のされ方が見られないこと。 (籠目のようになったり、1点から潮吹き状に生えるとか) とにかく、なんだか違うのです。 もしも、実物を見る機会があれば、じっくり見比べて見てください。 2007年6月27日、ブログ掲載 |
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