パキスタン産 雲母/ ガーネット(スペサルティン)

”石の相性?”




 雲母の間に深い赤

パキスタン産の雲母とガーネットです。
パキスタン産でよく見かけるようにざくざくはなびらのように結晶した雲母のすきまにガーネットが結晶しています。

なにぶん、雲母のすきまなので、透明で萌えるような赤……には見えませんが、それでも慎重に透かせば、赤。ビーズで見かけるワインレッドではなく、ちょっとオレンジを帯びた赤です。
これは、ガーネットの骸晶……ということになるのでしょうか。
結晶が成長した痕跡が、細かな段々畑のような凸凹になって現れています。

 
自然の姿と、後付の相性

さて、パキスタン北部のあたりでは、水晶と長石、アクアマリン、ガーネット、トルマリン、トパーズ、フローライトなどいろいろな鉱物が一緒になって産出します。
それは、このあたりがペグマタイトだから。(スカルンの場合もあり)
ペグマタイトというのは、地下からあがってきたマグマが冷えて固まっていく課程で、結晶しやすいところ、成分からどんどん結晶し、最後に水分やガスを含む成分が、ゆっくり冷えて粒の大きな結晶を作った岩のことです。
ガスが含まれているので、それが気泡となって空洞をつくり、そこをまだ結晶できる成分を溶かし込んだ熱水が見たし、さまざまな美しい結晶が見られる晶洞を作ることがあります。

まさにペグマタイトは、結晶鉱物の宝庫。
雲母とガーネットもペグマタイトっぽい組み合わせです。
いろいろな鉱物が一緒に結晶した石は、見ているだけで楽しい!
自然界が生み出した、いろいろあれこれ趣向を凝らしたかのような組み合わせを見ていると、パワーストーンの分野で言われる、「石の相性」は、ちょっと「?」ですね。

2007年7月7日、ブログ掲載
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