サハラ砂漠産 プロフェシー・ストーン

”砂漠に眠る水の幻想”




 予言石?

この石は何でしょう?
産地はサハラ砂漠(リビア砂漠とも言われます)。
発見されたのは、1997年。
ぐにゃぐにゃした、隕石のようにも見える形。
見かけよりも重いずっしり感。
見るからにしぶ〜い
変な石
しかし、名前は気合いたっぷり「プロフェシー・ストーン」というそうです。
直訳すれば「予言石」
発見者が瞑想に用いたところ、未来につながるイメージにつながったとか、上のチャクラを開いてソウル・スター(?)へのリンクが形成されたとか、マヤン・エイジの最終章にある人類が精神的に成長するのに重要な石だとか、なんだかすごそうな理由でプロフェシー・ストーンと名付けられたのだとか。

 
砂漠の水が作る

しかし。
わたしにとって、この石は
「水」のイメージなのです。

砂漠の石に水。

これには理由があります。
最初にこの石はサハラ砂漠で見つかったと書きました。
さらに、成分はマンガンと水酸化鉄……ゲーサイトであり、沈殿してできた形だと言うことでした。

砂漠で生まれた酸化鉄の塊。

このキーワードは、もう一つの石に結びつきます。
シャーマン・ストーン(モキ・マーブル)です。
モキ・マーブルは、砂岩の周りにヘマタイトがくっついた丸い石で、ナバホ砂漠が石化したあと、地下を水が流れ、砂漠の岩の中から酸化鉄をはぎとり、それがあつまったものだと考えられています。

さらに、同じように酸化鉄がころころ丸くなったもの(ブルーベリーと呼ばれています)が火星で見つかり、このことが火星に水があった証拠ではないかと考えられているのだそうです。

 
心を動かすイメージ

これは、プロフェシーストーンにも通じるものではないでしょうか。
プロフェシー・ストーンの形成過程は、どこにも説明されていませんでしたが、モキ・マーブルや火星の「ブルーベリー」と同じように、今は水の気配のない大地に、かつては水があったことを物語るもののように思われてなりません。

私にとっては、瞑想だとか、ソウル・スターだとか、マヤだとかそういうなんだかわからないものよりも、確かにそうであったのではないかと思われる水の幻想の方が、心を動かします。

2007年7月9日、ブログ掲載
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